人権弁護士=高智晟さん、
繰り返される失踪、長期の秘密監禁、虐待に耐える日々
参考:高智晟さん一家の画像『大紀元日本』より
人権弁護士の高智晟(こうちせい、Gao Zhisheng。44歳)が行方不明になっている。高智晟は2月4日未明、陝西省の親族宅にいたところ、治安部隊と思われる乱入した十数人の集団に強制的に連れ去られた。今回の事態を受ける形で、高智晟が「2007年秋に当局から激しい拷問を受けた」とする記録文が関係者により公開された。
国家転覆煽動罪の執行猶予判決を受けて以来、家族も含めて警察による長期間の
監視下にあった高智晟は、1月19日から行方不明になっていたが、2週間後、陝西省の親族宅に帰されていた。
【背景情報】
高智晟は、2006年2月に北京で、他の人権活動家数人が人権侵害により窮地に立たされていることに注意を喚起するため、ハンガー・ストライキによる抗議活動を呼びかけたことや、宗教の自由、法輪功に対する暴力的迫害の中止を求めた公開書簡を発表したことなどにより、2006年12月、[国家政権]転覆煽動罪で有罪の判決を受けた。
2005年暮れに、政府当局は、彼の弁護士事務所「晟智律師事務所」の活動を停止させ、彼の弁護士免許を剥奪した。
裁判所は、懲役3年の刑については、通常と異なり、5年間の執行猶予をつけた。これは、その期間中に犯罪を行なわなければ、刑は執行されないことを意味する。
高智晟は、中国の人権状況を公然と非難し、彼自身と家族が治安部隊から受けた取り扱いを詳細に記した公開書簡を米国連邦議会に送った直後の2007年9 月、数週間にわたって拘禁された。
高智晟は、2007年に不当に拘禁されたこと、また激しく殴打され、性器への電気ショックを繰り返され、火のついたタバコを目に長時間近づけられ、その後数日間にわたって部分的に目が見えない状態となったことなど、治安部隊による長期間にわたるひどい拷問について詳細に記している。彼の釈放後、知人は、高智晟が「身体的にも精神的にも破壊されていた」と語った。
また、信頼できる情報筋によると、高智晟は自宅監禁中に警察により外部との連絡を絶たれていた。高智晟は、自宅に入り込んだ警察により電気警棒で打たれて、やむを得ず彼の子供の正面で地面の上に投げられた食物を食べていたと言う。 高智晟の子供は学校に通うのを阻まれている。
<以下、参考資料=他メディア情報>
北京市近郊に秘密監禁、拷問
今回の情報提供者によると、高智晟氏一家を秘密監禁している場所は北京市近郊の大興地区にある。同情報提供者は、「監禁中の高智晟氏は殴る蹴るの暴力を常に受けているほか、全身裸にされ、地面に伏せたままで高圧の電気警棒に打たれ続けたり、長時間にわたって睡眠が剥奪されたりしており、このような虐待が日常茶飯事に行われている」と説明し、拷問の目的は、同氏に罪を認めさせ、法輪功を誹謗中傷し、共産党を讃える発言を強要するためである。高智晟氏はそれらを固く拒否しているという。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/10/html/d77444.html
【2008年10月12日 大紀元日本】
<嘆願書例文>
請 願 書
年 月 日
2009年2月4日に陝西省の家から連れ去られた高智晟氏が何処に居るのか教えてください。
高智晟氏が、拘禁中に拷問や虐待を受けることの無いように保障すると共に、弁護士(律師)や家族との面会や必要な治療が受けられるようにお願い申上げます。
高智晟の家族が警察の厳しい監視の下にいることに憂慮(??)するとともに、彼らの自由な活動への制限を解除するようにお願い申上げます。
人権擁護活動家(維權人士)に対して、恣意的な逮捕、拷問や虐待、其の他の人權侵害が無く、彼らの非暴力的で合法的な活動が行なえるよう保障してください。
敬白
Your Excellency
I call on you to reveal the whereabouts of GAO ZHISHENG who was taken away from his home in Shaanxi Province on 4 February 2009.
I call on you to guarantee that GAO ZHISHENG will not be tortured or ill-treated while he is in custody, and that he has access to lawyers, members of his family and any necessary medical treatment.
I express concern that GAO ZHISHENG’s family are under tight police surveillance and calling for all restrictions on their freedom of movement to be lifted.
I urge you to ensure that human rights defenders can carry out their peaceful and legitimate activities without fear of arbitrary detention, torture or ill-treatment, or other human rights violations.
Sincerely yours,
署名[簽名]:
<宛先>
(葉書:国外=70円、国内=50円)
(首相)
中国100017
北京市 西城区 府右街2
国務院
温家宝 総理 收
(公安相)
中国 100741
北京市 東長安街14
公安部
孟建柱 部長 收
<写しの宛先>
(Chairperson)
Working Group on Arbitrary Detention
c/o Office at the High Commissioner for Human Rights, United Nations Office at Geneva 8-14, avenue de la Paix 1211 Geneva 10
Switzerland
Email: wgad@ohchr.org
(駐日中国大使)
106-0046
東京都港区元麻布3-4-33
中国大使館 特命全権大使
崔天凱 閣下
手紙書きの期限:監禁から釈放されるまで
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高智晟氏関連アムネスティ文書
アムネスティ緊急行動文書、UA24/09、ASA17/004/2009、2009年2月2日
及び追加情報[2009年2月6日]
『恣意的拘禁/拷問及び虐待の懸念
:高智晟』
アムネスティ緊急行動文書、UA252/07、ASA17/045/2007、2007年9月28日
『身の安全の懸念/隔離拘禁の懸念:
高智晟』
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アムネスティ日本『情報定期便』2009[平成21]年3月號 「中国」