新疆ウイグル 17歳の少年が拷問の危険

Man seeks help of Chinese, Pakistani leaders for release of son

@Crowed Powered Media


17歳のヌール・ウルイスラム・シェルバズが新疆ウイグル自治区のウルムチにおいて、2009727日以来隔離拘禁されている。彼はウルムチのシセン刑務所に拘禁されている。拷問や虐待を受ける危険があり、家族は彼の生命を心配している。


ヌール・ウルイスラム・シェルバズはウルムチのナンメン市場で警察によって逮捕された。警察は家族に対し、75日の自治区内でおきたデモに参加した容疑で拘束していると伝えた。警察は、ヌール・ウルイスラム・シェルバズが群集に投石した疑いがあると言った。誰も彼に面会することを許されていない。最近シセン刑務所から釈放された人々は、寒さ、飢え、病気によって死亡する受刑者のことなど、同刑務所の劣悪な環境について語っている。収容者は1日中、房に閉じ込められたままだと伝えられている。

【背景情報】
新疆ウイグル自治区で起きた暴動の後、当局は数千人を拘束し、数十人を裁判にかけたと伝えられており、また、暴動に関与した者に厳しい刑を宣告すると脅している。9人が処刑され、その他に8人が75日の暴動への関与で死刑判決を言い渡された。アムネスティが受け取った7月の出来事に関する目撃証言は、政府のそれとは食い違っており、当初平和的であった抗議行動の参加者に対して当局側が過剰な武力を行使したことをうかがわせる。それによって、おそらく数百人の死傷者を出すこととなった。

新疆ウイグル自治区において当局は、通常、ウイグルの文化活動、宗教的実践、政府批判の表明を「テロ、分離主義、宗教過激主義」の「3大悪」と結びつける。多くのウイグル人は、政治囚あるいは良心の囚人として恣意的に拘禁されている。

9
27日、同自治区の人民代表大会常務委員会は、「国家の治安を脅かし」、「民族分離主義を扇動する」ためのインターネットの使用を明確に禁止する規則を公布した。すでに中国の刑法には、「国家の治安を脅かす」犯罪に関する章がある。「国家の治安を脅かす」ことには、とりわけ、「国家権力の転覆」、「分離主義」、「国家機密の漏洩」が含まれている。ここ数年、中国政府はこれらの曖昧な規定を、平和的な活動家を沈黙させ、表現の自由を抑圧するために頻繁に使うようになっている。


中国当局は今回の暴力事件に対し独立した調査を行うことを一切認めていない。
インターネットの接続、国際電話、その他の新疆ウイグル自治区での通信手段は75日夜に遮断され今もそのままであり、7月の事件とその後に関する情報を得ることは非常に困難となっている。

<嘆願書例文>

請 願 書

年   月   日

新疆維吾爾自治區のShisen 監獄に投獄されている、ヌール・ウルイスラム・シェルバズ(Noor-Ul-Islam Sherbaz)の所在と拘束の理由を直ちに明らかにしてください。(請立刻明確)
が国際的に理解されている刑事犯罪で起訴されない限り、彼を即時かつ無条件に釈放するよう請求します。
彼が拘束中に拷問その他の虐待を受けないことを保証するよう、請求します。
彼が自ら選んだ弁護士(律師)や家族に会うことができ、希望する醫療措施を受けられることを保証するよう、請求します。

                         敬白

 署名[簽名]:       



<宛先>

(葉書:国外=70円、国内=50円)

(首相)

中国100017
北京市 西城区 府右街2
国務院
温家宝 総理 收

(新疆ウイグル自治区人民政府主席)

中国830041
烏魯木斉市 
2
 中山路 新疆維吾爾自治区
新疆維吾爾自治区人民政府
努爾・白克力 主席 收


(新疆ウイグル自治区公安庁庁長)
中国 830001
烏魯木斉市 黄河路
新疆維吾爾自治区公安廳
朱昌傑 廳長 收

<写しの宛先>

(駐日中国大使)

106-0046
東京都港区元麻布3-4-33

中国大使館 特命全権大使

崔天凱 閣下

info@china-embassy.or.jp

手紙書きの期限:身柄拘束から釈放されるまで


++++++++++++++++

関連アムネスティ文書

アムネスティ緊急行動文書、UA ナンバー:336/09 国際事務局発信日:20091215
AI Index
ASA 17/071/2009

++++++++++++++++

アムネスティ日本『情報定期便』2010[平成22]年2月號 「中国」