人權擁護活動家、孔佑平さんに15年の刑

アムネスティは、これまで中国における良心の囚人の投獄について、数多くの報告書を發行してきたが、本報告は、初めて、特に中国の人権擁護活動家に焦点を当てたものである。

[その事例の一つ]
元労働組合活動家で、禁圧された「中国民主党」のメンバーでもあった孔佑平[こうゆうへい、Kong Youping]、は、インターネット上で、1989年の弾圧[=天安門事件]の再評価と、[当局者の]腐敗一掃を求める記事や詩を発表したため、2004年9月、懲役15年の判決を受けた。

(アムネスティ公開文書 PEOPLE'S REPUBLIC OF CHINA;Human rights defenders at risk,
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGASA170452004?open&of=ENG-CHN
より抄訳)

 孔佑平氏は、他にも、
ASA 17/018/2005『天安門の悲劇はまだ終わっていない』(和文あり:
http://www.hidecnet.ne.jp/~abeusr/newpage34.htm)や、
ASA 17/005/2004『中国:インターネットでの活動が活発化するにつれ、管理統制が強化』(和文あり:
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2004/0401280.htm)等、複数のアムネスティ文書に登場します。
あわせてご覧ください。
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<関連情報>
孔佑平さん、関わりの無い殺人事件の裁判で判決を下される
(「中国人権」2004.09.23より抄訳)

 中国国内の情報筋は、ニューヨークにある人権団体「中國人權」に、以下のように語った。
民主活動家−孔佑平と寧先華(ねいせんせんか、Ning Xianhua)は、関わりの無い殺人事件に関連したとされて投獄された。

 この事件の被告人は、遼寧省海城市牛荘鎮の住人、范振文(はんしんぶん、Fan Zhenwen)と呂正涛(りょせいとう、Lu Zhengtao)であり、二人は、2004年9月16日、瀋陽市中級法院[地裁]より、殺人罪で死刑の判決を下された。
寧先華と孔佑平は、瀋陽市検察院より、もともと別の関係のない事件で起訴されていた。寧が范と面識があった、というだけで、孔も寧も殺人事件とは関係なかった。しかし、のちに、孔と寧の件は、范たちの事件と統合されてしまい、9月16日の裁判で、瀋陽市中級法院は、孔と寧にそれぞれ15年、12年の有期刑を下したのである。

 孔佑平は、1952年に遼寧省で生まれ、もともと省営企業の労働組合の議長として活動したが、レイオフされた労働者の抗議を支援し、政府の腐敗と抑圧を厳しく批判したところ、社員と組合議長の両方の地位を解雇されてしまった。
 1990年代の末に、孔佑平を含む反体制派たちは、遼寧省に「中国民主党」支部を創設するために活動をしていた。孔は、1999年、「中國民主党」員、王澤臣、王文江、劉世遵とともに拘束され、「国家政權転覆罪」で1年間投獄された。
1962年に瀋陽市で生まれた寧先華は、「中国民主党」遼寧省支部の副議長を務め、似たような罪で告発されている。
(英語原文)
http://www.hrichina.org/public/contents/press?revision%5fid=10617&item%5fid=9813
(全文和訳)
http://watch.blogtribe.org/entry-4c14ecea2bc280fa5092b3ea3bc6f443.html
(中国語原文)
http://big5.hrichina.org/big5/news_item.adp?news_id=1886
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(社)アムネスティ・インターナショナル日本
「中国調整グループ」
『情報定期便』 2005(平成17)年9月號