法務大臣 森山真弓 殿
法務省東京入国管理局主任審査官 殿
MAQSOOD ANJUMさんの在留特別許可に関する嘆願
貴省におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、私は、現在 日本国政府の退去強制令書の執行停止行政訴訟中のパキスタン人マクス−ド(MAQSOOD ANJUM)さんについて、以下の事情を斟酌頂き、在留特別許可を認めていただくことを強くお願いするものです。
(1)マクス−ドさんは難民性が高いと考えます。
マクス−ドさんとご家族は、アフマディ教徒です。彼らは伝統的イスラム教徒からは異端だと見なされ、些細なことでも宗教犯罪として起訴されるケ−スが頻発しています。マクス−ドさんたちはそのような迫害から逃れるために日本へ来られたという事です。彼自身も現地警察の監視下にあったとのことで、もし退去強制させられた場合は、逮捕の怖れがあります。ご家族の苦境を考え合わせますと、彼らは難民条約・難民議定書に示されている難民の定義に当てはまると考えます。
(2)ご家族へも人道的にご配慮が必要と考えます。
もし国外追放になった場合は、ご家族も帰国せざるを得ず、特に日本での生活しか知らないお子さん達はアフマディ教徒ということもあって、差別、いじめに合う事は十分に予想され人権面から大変に懸念されます。マクス−ドさんは、今回の行動を反省し、在留権を確保の上、小学校に通われている二人のお子さんのためにも以前と同様に平和的に生活することを決意しています。
なにとぞ、貴省におかれましては、公正なご判断の下にマクス−ドさんに対する退去強制執行令書の発布を取り消し、在留特別許可を認めていただきます様、心よりお願い申し上げます。
敬具
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