人権擁護活動家=高智晟さん、身の危険(ASA17-45-2007)
参考:高智晟氏と夫人、息子の写真
http://blog.livedoor.jp/qxbbs/archives/50597127.html
『大紀元日本』より
人権弁護士の高智晟(こうちせい、Gao Zhisheng。43歳)は、[2007年]9月22日以降行方がわからなくなっている。彼がどこにいるのか、家族は確認することができない。
高は、国家安全部により拘禁されている可能性があるが、中国当局は、彼の拘禁について公式の声明を出していない。
アムネスティは、高智晟の[身の]安全が深刻な危機にさらされている、と懸念している。
北京の人権活動家、斉志勇[齊志勇、せいしゆう、Qi Zhiyong]によると、9月22日、約10人の私服警官と数台の警察車両が高智晟の自宅に来た。
高智晟に近い他の一人、胡佳[こか、Hu Jia]によると、高は、国家安全部、または北京市公安局の国内安全保衛総隊[略称[「国保総隊」]のいずれかの警官によって、連行された恐れがあるとのことである。しかしながら、彼が連行されるのを目撃した人はいない。
[胡佳は、]高智晟の妻、耿和[こうわ、Geng He]に、何度も連絡を取ろうとしたが取れないことから、彼女が今、自由に受話器も取れない[軟禁]状態にあることが推測される。
国安の人員が高智晟の自宅を訪ねたのは、高が9月13日、米国議会あてに公開書簡を発表して、[中国の]人権状況が悪化していることを喚起するとともに、こうした状況では、2008年に国家が開催するオリンピックを支持することはできないと述べたことと、関係していると思われる。
9月16日、一群の北京市公安局国保総隊の警官が、高智晟の自宅を急襲し、家宅捜査を行なった。その時、公安局の警官で構成される「監督と緩和」委員会が、高智晟の案件に対応するため、組織された。
【背景情報】
高智晟は、2006年2月に北京で、他の人権活動家数人が人権侵害により窮地に立たされていることに注意を喚起するため、ハンガー・ストライキによる抗議活動を呼びかけたことや、宗教の自由、法輪功に対する暴力的迫害の中止を求めた公開書簡を発表したことなどにより、2006年12月、[国家政権]転覆煽動罪で有罪の判決を受けた。
2005年暮れに、政府当局は、彼の弁護士事務所「晟智律師事務所」の活動を停止させ、彼の弁護士免許を剥奪した。
裁判所は、懲役3年の刑については、通常と異なり、5年間の執行猶予をつけた。これは、その期間中に犯罪を行なわなければ、刑は執行されないことを意味する。
より詳しい情報については、UA 14/06 (ASA 17/001/2006, 2006年1月19日)、および一連の後追い文書を参照。
[和訳:
UA 14/06(第1号)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=208
UA 14/06(第3号)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=795
(アムネスティ緊急行動文書、UA252/07、ASA17/045/2007、2007年9月28日『身の安全の懸念/隔離拘禁の懸念:高智晟』
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGASA170452007?open&of=ENG-CHN
より翻訳)
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<嘆願書例文・和文>
総理、公安部長、北京市公安局長
請 願 書
年 月 日
高智晟氏が何処に居るのか教えてください。
高智晟氏が、拘禁中に拷問や虐待を受けることの無いように保障すると共に、
弁護士(律師)や家族との面会や必要な治療が受けられるようにお願い申上げます。
高智晟の家族が警察の厳しい監視の下にいることに憂慮するとともに、彼らの
自由な活動への制限を解除するようにお願い申上げます。
人権擁護活動家(維權人士)に対して、恣意的な逮捕、拷問や虐待、其の他の
人權侵害が無く、彼らの非暴力的で合法的な活動が行なえるよう保障してください。
敬白
署名[簽名]:
Your Excellency
I call on you to reveal the whereabouts of GAO ZHISHENG.
I call on you to guarantee that GAO ZHISHENG will not be tortured or ill-treated
while
he is in custody, and that he has access to lawyers, members of his family
and any necessary
medical treatment.
I express
concern that GAO ZHISHENG’s family members are under tight police surveillance
and calling for all restrictions on their freedom of movement to be lifted.
I urge you to ensure that human rights defenders can carry out their peaceful and legitimate
activities without fear of arbitrary detention, torture or ill-treatment, or other human rights violations.
Sincerely
yours,
<宛先>
(葉書:国外=70円、日本国内=50円)
(首相)
中国 100017
北京市 西城区 府右街2
国務院
温家宝 総理 收
ファックス:
+86 10 6596 1109 (c/o 外交部)
または、 2260
(c/o 交通部)
gazette@mail.gov.cn
(公安相)
中国 100741
北京市 東長安街14
公安部
周永康 部長 收
ファックス: +86 10 63099216
(北京市公安局長)
中国 100740
北京市 東城区前門東大街9
北京市公安局
馬振川 局長 收
ファックス: +86 10 8522 2320
<写しの宛先>
(駐日中國大使)
106-0046
東京都港区元麻布3-4-33
中国大使館 特命全権大使
王毅 閣下
手紙書きの期限:2007年11月9日
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アムネスティ日本
『情報定期便』2007[平成19]年11月號
「中国」