仙丈ケ岳(3033m)&甲斐駒ケ岳(2967m)

   仙丈ケ岳      8月3日(金)


駐車場位置

前夜発 日立中央IC(3:50) = 常磐道・中央道 = 諏訪IC(7:40) = 仙流荘(8:45)

動画 藪沢カールと仙丈小屋 

仙流荘バス停(9:45発)

大平山荘(10:35− 10:40発)

昼食(11:30−12:00)

馬の背ヒュッテ(13:40)

仙丈小屋(14:30着)

  北沢峠行のバスは、団体の予約があったため9:45発臨時便に乗れた。大平山荘前で、下車し(下車のみ可)藪沢コースで仙丈小屋を目指して出発する。
 途中、倒木の陰に翌日のビール等をデポした。

 樹林帯を抜けると視界が開け、沢沿いの登りになりと雪渓も現れてきた。やがて薄日が差すようになり雲にかかった甲斐駒ヶ岳が見えてきた。

 馬の背ヒュッテを通り過ぎ、わずかに登ると「馬の背」にでるここを過ぎるとダケカンバの林を抜け稜線にでる。

甲斐駒ケ岳

馬の背ヒュッテ
 稜線にでると風が出てきたが、藪沢カールの中に目指す「仙丈小屋」が見えてきて、その上に仙丈ヶ岳山頂も望めた。また、振り返ると、甲斐駒ヶ岳や鋸岳がどっしりと構えていた。
 小屋に着く頃は、ガスの中でだいぶ気温か下がってきた。 仙丈小屋では、3階の外階段から入る監視カメラ付の部屋を割り当てられて他グループと一緒であったが快適に過ごすことが出来た。
 夜中は、風雨強くサラウンド状態の雨音でした。トイレは、いったん外に出なければ行けない。

 8月4日(土)

 仙丈小屋(8:10発)

仙丈ヶ岳(8:30−8:35)

仙丈小屋(8:50−9:15)

小仙丈岳(10:00−10:15)

大滝の頭(10:55)

昼食地点 (12:10−12:40)

  大平山荘(13:15着)
 
 
藪沢カールと仙丈小屋

大滝の頭
 4時起床の予定だが相変わらずガスが引かず、寝床でゴロゴロしていると朝食の誘いで起きた。
 朝食後また部屋でゴロゴロしていると部屋の掃除が始まったので、とりあえず、手ぶらで山頂に向かい、ガスの中記念写真を撮って直ぐに下山した。天候の回復が望めないため、小仙丈岳経由で北沢峠を目指して下山を開始した。 大滝の頭付近では、一瞬ガスが晴れ北沢峠のキャンプ場が見えた
 大平山荘で宿泊の受付を済ませ、団体扱いになったようで2階の部屋(発電機の音がうるさい)を割り当てられた。
 部屋で飲食が出来ないため、外でデポしておいたビールで宴会開始。
 午後4時過ぎに夕食が始まり1テーブル当り5人着席。後になりこのスペースが1階の宿泊客の寝床のスペースであった、つまり畳2畳で交互に5人で、従業員が布団を敷いている間は、全員屋外退避。2階は、1人当たり毛布半折りのスペースでだいぶ条件が良かった。
 消灯は、午後7時。朝食は、弁当渡し(食事場所がないため)

大平山荘

仙水峠からの地蔵岳

甲斐駒ケ岳
8月5日(日)

大平山荘(3:45発)

北沢峠(4:00−4:30)

  駒仙小屋(4:40)

仙水小屋(5:15)

仙水峠 (6:00−6:15)

駒津峰 (7:30−7:45)

甲斐駒ヶ岳(8:55−9:15)

駒津峰(10:20−10:40)

双児山(11:10)

北沢峠(12:25着−12:30発)=仙流荘(13:25着)

 3時に起床して、ヘッドランプを着け北沢峠に向かった。
 北沢峠では、余分な衣類やゴミをツェルトの中にデポし、バス待合所のテントの中で朝食を摂る。
 広河原方向へ林道を少し下ると左手に仙水峠への登山道がある。テントサイトの横を通りぬけると駒仙小屋の前にでる、ここから本格的な登山道になり北沢沿いに歩を進める。ところどころに鋼鉄製の砂防ダムが見受けられた。直線だった登山道がジグザグ道になると小さな「仙水小屋」に着く。
 
仙水峠からの仙丈ヶ岳
 
栗沢ノ頭とアサヨ峰
 ここで水を補給したが小屋前に立ち入り禁止のロープが張ってありトイレを使わせないようだ。どうやら長衛小屋を朝立ちした登山者が小屋上部のテントサイトで朝食弁当を摂るようで小屋の立入を規制しているようだ。
 樹林帯の道が開けてくるとゴーロの上を歩くようになり、視界が広がり振り返ると朝日を浴びた仙丈ヶ岳を見ることが出来た。
 仙水峠からは、北側に摩利支天がそびえたっている、南側の早川尾根の奥には、鳳凰三山・地蔵岳のオベリスクを望めた。
 駒津峰へは、樹林帯を登るが高度を上げていくと栗沢ノ頭の奥のアサヨ峰が見え出し右側には、うっすらと北岳が姿を現してきた。また、双児山コースの登山者の姿も視認できる。
 駒津峰の着くと頂上がガスに隠れてはいたが甲斐駒ヶ岳の岩峰に感動した、ここにザックをデポして頂上を目指した。
 いったん下り少し登ると直登コース(残雪期)と巻道コース2つのルートの分岐点で「六方石」と呼ばれる奇岩のある地点であるが気づかずに通過してしまう。他の登山者の流れに乗って直登コースを登っているとやがて渋滞し始めた。
 
直登コース(奥は、駒津峰
 
駒津峰からの甲斐駒ヶ岳
 頂上では、最初視界が悪くのんびりする必要もなく、予定より早く出発したぶん時間に余裕があり午後1時発バスに乗れそうなので巻道コースで下山を開始した。
 すれ違う登山者が少ないのは、殆んどの人が直答コース登っているようである。
 駒津峰で晴れ上がった駒ヶ岳を見ながら昼食を摂り、双児山経由で北沢峠に下る。北沢峠に着くとバス待ちの登山者が多く12時30分に臨時便が出ることになっていて、あわただしくこのバスに乗ることができた。
 帰りの入浴は、混んでいそうな仙流荘を避け「さくらの湯」で入浴した。

動画 山頂からの摩利支天

  仙流荘(13:45発) = さくらの湯(14:00-14:40) = 諏訪IC(15:40 )= 八王子料金所
(19:55) = 日立中央IC(22:40着)


摩利支天

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