苗場山 10月12日(土)

駐車場位置
日立中央IC(3:35)=大泉JCT=赤城高原SA(6:20−6:55)=湯沢IC(7:22)=
かぐらスキー場駐車場(8:00着)
かぐらスキー場駐車場(8:20発) ⇒ 和田小屋(8:35−8:40)⇒ 下 ノ 芝 下(9:25−9:35)⇒
中 ノ 芝(10:05)⇒上 ノ 芝(10:20)⇒ 神楽ヶ峰(10:40−10:55)⇒
苗場山頂(11:50−13:25)⇒ 神楽ヶ峰(14:20)⇒上 ノ 芝(14:35) ⇒
和田小屋(15:40着 車回送 16:25発)=湯沢町土樽(泊)
苗場山山頂
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和田小屋とゲレンデ |
登山者用駐車スペースは一杯であるため、少し先のゲレンデ内の草原平地に駐車する。
登山支度を整えて出発する。ゲレンデ内の舗装道を和田小屋まで歩く。スキー場のゴンドラやリフトのケーブルをくぐりながら、車道終点の和田小屋まで緩やかに登って行く。
小屋の前には水場があり、水筒を満たして行く。(ここに普通に駐車できそうでした)
ゲレンデを右方に進み、間もなく紅葉が美しい広葉樹林の中へ入る。
雨上がりのぬかるみで、歩きにくい道を進む。転石や木の根が多く滑りやすい道である。所々、木道が整備されている。 |
スキー場の上部に差し掛かり、勾配も緩やかになる。間もなく草原状の湿地帯である下ノ芝を木道で通過する。
樹林の出入りを繰り返し、徐々に高度を稼いで行く。かぐらスキー場の最高地点となるリフト降り場を過ぎれば、人の手が入らない原生林の中へ進む。相変わらず、ぬかるみと転石と木の根が多い樹林帯の道を少し登ると、見晴らしの良い中ノ芝に到着する。ここで小休止する。
中ノ芝から少し登れば、続いて上ノ芝に到る。
登山道右側の草原に三角岩があり、昭和初期、積雪期に初めて入山した先人2名のブロンズ製顕彰レリーフがある。 |

登山口の紅葉 |

神楽ヶ峰からの苗場山 |
これを過ぎると、すぐに小松原湿原からの道が合流する小松原分岐に到着し、南北に長い神楽ヶ峰山頂の一角となる。 登山道はここから平坦になり、南方向へ進路を変える。鈴木牧之の顕彰碑を過ぎると、すぐに小さな岩場の「股ズリ岩」を下る。さらに進むと田代分岐に到る。
田代スキー場を経て登り来る道に合流する。その後間もなく神楽ヶ峰の山頂に到着する。
神楽ヶ峰山頂からは、すぐ南西の苗場山本峰のほか、南東の谷川連峰を始めとする上越国境、東の尾瀬・日光方面、武尊・赤城など、多くの山々の雄姿が素晴らしく望める。 |
直近の苗場山は北面と東面の断崖がはっきりと望め、また、昨夜の降雨と冷気によって霧氷ができ、苗場山北東面の樹林を真っ白に染めている。
神楽ヶ峰から鞍部まで標高差で約150m急下降する。鞍部の少し上に湧き出した雷清水で喉を潤す。冷たくおいしい水である。意外に水量も豊富である。 雲尾坂は、苗場山北東面のヤセ尾根を直登するなかなかの急登である。転石が多い樋状の道を登って行けば、ぐんぐんと高度を稼げる。 |

霧氷の雲尾坂 |

苗場山の湿原 |
時を経ずに神楽ヶ峰の高さを越え、足元の高度感が高まって行く。
長い木段を通過して大きな岩のギャップを数回越えると、やがて不意に山頂の一角となる草原の端に飛び出す。
湿原には一面の草紅葉が広がり、アクセントのように所々池塘が散在する。なおも続く木道を進み行くと木道のY字路に出るが、右手の1段高い台地の方へ進んで行く。間もなく低い椴松(トドマツ)が囲む遊仙閣の玄関前に出て、左から裏手に廻り込むように行くと、すぐに三角点がある最高地点の苗場山山頂に到着する。 |
道を少し戻って、Y字路手前の小高い丘の木製テラスに座り、お湯を沸かして昼食を取る。
神楽ヶ峰から望む東方の眺望に加え、槍・穂高連峰や立山、白馬連峰、妙高・火打、岩菅山など、素晴らしい眺望が広がる。気温約3度と風は冷たいが、曇った空の中にも時折陽が差すまずまずの天候である。
しばらく休憩した後、苗場山頂で写真を撮る。その後、西側のもう1つの山小屋「長野県栄村自然体験交流センター」の前を通り湿原の中を散策し下山する。 |

苗場山の湿原 |

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浅間隠山 10月13日(月)

駐車場位置
湯沢町土樽(8:05発)=湯沢IC(8:20)=月夜野IC(8:40)=中之条町伊勢町(9:05)=
高崎市倉渕町権田=浅間隠山登山口(10:10着)浅間隠山登山口(10:20発)⇒
浅間隠山(11:25−12:30)⇒ 浅間隠山登山口(13:10着)
浅間隠山山頂
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登山口 |
月夜野ICから国道17号を三国峠方面へ向かう。
みなかみ町下津の名胡桃(なくるみ)城址交差点を左折し、赤根トンネルを越えて高山村へ抜ける。さらに国道145号を西へ進み、中之条町を経由して、県道28・58号から国道406号を走行して榛名山の北麓から西麓へ廻り、高崎市倉渕町権田へ進む。
ここを右折し県道54号を北軽井沢方面へ向かえば浅間隠山登山口に到着する。
登山口から二度上峠方向へ少し進み、すぐ先の左路側にある駐車場に停める。トイレもある。登山の準備をして出発する。 |
登山口から広葉樹林の中を沢沿いに登る。沢はすぐに涸れて、火山礫質のやや乾燥した黒土の道を登って行く。
昨日の苗場山と異なり、登山道は乾燥している。やや急な斜面をジグザグに登る。樹林帯の中を道が何本も交差するが、下山時の近道である。
約10分登ると尾根に出て左へ廻る。その先で峠を越して、右手の稜線に入る。
岩淵山と浅間隠山の鞍部に広がる平地を進む。 やがて1538m標高点に出る。 |

浅間隠山南峰 |

浅間山 |
ここから頂上へ向けて本格的に登り始める。なかなかの急登である。広葉樹林の中の樋状の道であり、木の根が多いものの、それほど登りにくい道ではない。
頑張って登れば、浅間隠山南峰に出る。道からの視界は全く利かない。
南峰から東方の「わらび平キャンプ場」へ向けて北東方向へ道が分岐するが、笹に覆われていて踏み跡程度のものであり明確ではない。南峰から進路が北西方向へ変わる。
広葉樹林や笹原の中を徐々に登って行くと、間もなく広く展望が開ける山頂に到着する。
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山頂はそれほど広くは無いが、約20名程度の登山者が散らばって昼食や休憩を取っている。
時折雲が流れるものの、良い天気である。展望も素晴らしいものがある。西に噴煙を上げる大きな浅間山、さらに東西の篭ノ登山、湯ノ丸山、四阿山、北には草津白根山から横手山、岩菅山、白砂山へと続く連嶺群、北東に谷川連峰や上州武尊山、東には榛名山と赤城山、南に鼻曲山や妙義山、南西には蓼科山から南方へ八ヶ岳連峰など、上信越の名だたる山々が望める。
山頂を後にして下山を始める。意外に早く登山口に着くことができた。 |

浅間隠山頂 |
浅間隠山登山口(13:30発)=はまゆう山荘(13:40入浴14:30)=前橋IC(15:50)=
太田桐生IC(16:10)― 50号 ― 佐野藤岡IC(16:40)=佐野SA (16:45−17:00)=
真岡IC(17:20)― 二ノ宮町 ― 桜川筑西IC(17:50)=日立中央IC(18:30)
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苗場山の湿原

苗場山の湿原
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ETC徹底利用 ⇔は、IC出入り
日立中央(3:55)⇒ (早朝割引)⇒ 谷和原(4:47)⇔谷和原⇒(早朝割引)⇒ 三郷⇒
外環⇒ (早朝割引)⇒関越道・練馬⇒ (早朝割引)⇒ 駒寄席SM(6:10)⇔
駒寄席SM (通勤割引)⇒ 湯沢(7:33)
往路全線割引適用=割引額:3,650円
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湯沢(8:20)⇒ (通勤割引)⇒ 月夜野(8:40)前橋(15:50)⇒ (休日割引)⇒
太田桐生(16:10)佐野藤岡(16:40)⇒(休日割引)⇒ 真岡(17:20)桜川築西(17:50)⇒
(通勤割引) ⇒ 日立中央(18:20)
復路=割引額:2,900円
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