黒斑山 & 小浅間山 (2404m)       (1655m)

   
10月10日(土)


駐車場位置

日立南IC(5:35)=佐野SA(6:45−7:12)=佐野藤岡IC(7:15)=R50=太田桐生IC(7:52)=小諸IC(9:25)=
車坂峠(10:15着)
車坂峠(10:45発) ⇒ 槍ヶ鞘(11:40−12:00)⇒ 黒斑山頂(12:20−13:00)⇒車坂峠(13:50-14:35発)
=地蔵峠 =応徳温泉・くつろぎの湯(15:35−16:10)= 野反湖キャンプ場(16:50着):泊


野反湖キャンプ場

動画 浅間山


 四阿山
 車坂峠からは、稜線上を登る表コースと谷間を進む中コースがあるが、展望の良い表コースを登ることにする。   庭石風の石が並ぶ砂礫の歩きやすい道を進む。しばらく落葉松や白檜曽(しらびそ)等の樹林の中を登り行く。やがて道は平坦になり車坂山を越えて行く。谷間へ少し下って登り返し、その先の広く見晴しが良いガレ場で休憩する。  再び樹林帯に入り、浅間山の外輪山を形成する稜線に向かって進む。やがて徐々に急登となり槍ヶ鞘と呼ばれる外輪山の南端を成すピークに取り付く。
 やがて徐々に急登となり槍ヶ鞘と呼ばれる外輪山の南端を成すピークに取り付く。間もなく大きな蒲鉾形の避雷(避難)小屋が立つ槍ヶ鞘を過ぎ、赤ゾレの頭に到る。
 ここで始めて浅間山本峰が美しい雄姿を現す。当初はガスが掛かり全容を確認できなかったがしばらくしてガスが上がり、山頂部まで望めるようになる。
 赤ゾレの頭からトーミの頭との鞍部へ下ると、同じ車坂峠からの中コースと合流する。外輪山カルデラ壁の上を辿る。カルデラ壁のガレた急登を10分ほど進めば、熔岩峰のトーミの頭に到る

浅間山

湯ノ平
 トーミの頭は東側がほぼ垂直に切り立ち、その頂上に熔岩塊が積み重なっている。 トーミの頭を過ぎて間もなく右手に湯ノ平への道を分ける。
 分岐点を過ぎるとカルデラ壁から少し離れた樹林の中の道を登り行く。高い避雷針が立った無人の火山観測所(地震計)を過ぎて行けば、間もなく黒斑山の山頂へ到着する。
 カルデラ底の湯ノ平を隔てた正面には浅間山が大きく聳え立ち、美しく雄大な姿に感動する。
 昼食後、下山を開始する。帰りは中コース下る。 中コースに入ると、最初は薄暗い白檜曽の樹林帯を進むが、徐々に樹林が開けて明るくなる。しばらく進むと樹りとなる。
 車坂峠を隔てた先に、アサマ2000パークスキー場や水ノ塔山、東西の篭ノ登山が良く望める。
 再び明るい落葉松林の中に入り、やや急な下り道を進んで行く。往路で通過した車坂山は北側山裾を巻いて進む。トーミの頭から通して一切登り返しのない下山道であった。

篭ノ登山



野反湖キャンプ場
 今日の宿泊地となる野反湖キャンプ場へ湯ノ丸高峰林道から地蔵峠経由で向かう。
 途中六合村小雨(くにむらこざめ)の「道の駅六合」の裏手にある応徳温泉「くつろぎの湯」に立ち寄り今日の汗を流す。
 道の駅から1q足らずで国道291号から国道405号に右折し野反湖へ向かう。利根川及び吾妻川支流の白砂川に沿って北上する。白砂川沿いに湧き出す花敷・尻焼温泉を左に見送り、最後の集落となる和光原を過ぎると、ほとんど人の気配がない国道を野反峠まで登り行く。
 やがて眼前には野反湖の広い湖面が広がり、峠の左側には休憩舎が立つ。東岸の高い位置に付けられたワインディング・ロードを約3km進むと、白砂山登山口を兼ねた国道終点の駐車場に到る。
 さらに先の狭い道に進み、野反ダムの堰堤を対岸へ渡って目的地の野反湖キャンプ場に到着する。

 
10月11日(日)

駐車場位置

野反湖キャンプ場(7:05発)=万座温泉 ホテル聚楽入口(8:35)=
峰の茶屋浅間山登山(9:30−9:50)⇒小浅間東峰(10:25−10:45)⇒小浅間山西峰(10:55)⇒浅間山登山口(11:15着)

動画 小浅間山

 草津白根山を目指し出発するが、白根山頂の駐車場付近は、深いガス・濃霧に呑み込まれ、ほとんど視界が利かなくなる。
 外気温1℃の白根レストハウス駐車場・白根火山バス停を通過して、万座温泉へ下る。車中で協議し、浅間山東側にある小浅間山に向かうことにした。
 浅間-白根火山ルートの万座ハイウェーから鬼押ハイウェーを走行し国道146号に面する峰の茶屋登山口駐車場を目指す。

小浅間山東峰

浅間隠山

 東京大学火山観測所の裏から西北西に向かって伸びる林道を進む。新しい轍が残る樹林の中の林道である。最初は平坦であるが徐々に勾配を増してくる。
  樹林から飛び出て広い砂礫地となる。間もなく浅間山と小浅間山の間の鞍部に到る。
 
ここで浅間山本峰に続く幅広の急な道を左手に見送り、右折して小浅間山の斜面に取り付く。少し急ではあるが登り続けると間もなく小高い頂が間近になり、あと一登りで小浅間山東峰の南峰に到着する。

 山頂から眺望が広く開ける。北軽井沢のゴルフ場の緑を隔てた北東には昨年登頂した浅間隠山、東の手前に鼻曲山、榛名山、遠くに赤城山、南には荒船山から遠く奥秩父の山並み、南西方には更に遠くの南アルプスから八ヶ岳の峰々が指呼の間に確認できる
 足元の鬼押出しから北西に四阿山、北に草津白根山を望むが、ともに今日の山頂は雲の中である。
少し滞在して、火山礫が積み重なる道のない南斜面を下り、元の登山道に復帰する。間もなく樹林帯に入り、駐車場へと引き返して行く。


小浅間山西峰からの浅間山
 
碓氷第3橋梁
 峰の茶屋から国道146号を南下するし、碓氷峠の鉄道廃線にあるレンガ製のアーチ橋:碓氷第3橋梁を目指す。  100箇所以上のカーブを通過して標高を下げ碓氷第3橋梁(通称:めがね橋)に到着する。橋に上り、下手(東側)のトンネルに設けられた遊歩道を散策する。

              
               駐車場位置
 横川駅前で名物の「峠の釜めし」を味わうべく車に乗り込む。10分弱でおぎのや(荻野屋)に着き、昼食を摂る。
 その後霧積温泉に向かう。、霧積ダム上流までは比較的広い道であるが、その先はかなり道が狭く容易にすれ違いできない。ようやくの思いで霧積温泉のきりづみ館に着く。  入浴料は1人800円であった。


              
               駐車場位置

霧積温泉

浅間山登山口(11:30発)= 碓氷第3橋梁(12:25−13:00)=おぎのや(13:05−13:50)
霧積温泉(14:20−14:55)=高崎IC(16:25)=太田桐生IC(17:05)=R50=

佐野藤岡IC(17:55)=日立南太田IC(19:20着)

動画 碓井第3橋梁(めがね橋)


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