日出ヶ岳

東大台ケ原　　　　　５月２０日（金）駐車場位置日立中央ＩＣ（2：50発）＝常磐・東名・伊勢湾岸道＝亀山ＩＣ（9：25）＝針IC（10：05）＝道の駅・宇陀路大宇陀　＝大台ケ原駐車場（12：20着）
牛ヶ原の「牛石」	大台ケ原駐車場（12：50発） ↓ 尾鷲辻（13：30） ↓ 牛石ヶ原（13：40－13：45） ↓ 大蛇嵓（14：00－14：15） ↓ シオカラ吊橋（14：40） ↓ 大台ケ原駐車場（15：15着）
今夜の宿(心･湯治館)の東側から整備された遊歩道に入り､美しい原生林の中を散策する。様々なコケ類が育つ。　牛石ケ原には初代『神武天皇』の像が立つ。途中､大台ケ原の名所『大蛇嵓谷底までの深さ約１千メートルという大岩壁の頭に恐る恐る立つ。谷底は見えないが、周囲は険しい岩壁が切れ落ちた深い谷間である。	大蛇嵓
シオカラ吊橋	大蛇嵓からは、日本百名瀑の『中の滝』が望める。　大蛇嵓を後に周回路へ戻り、石楠花が多く咲く坂を下る。谷底のシオカラ谷に架かる吊橋で、撮影休憩を取る。樹林の中の急坂を登り、休業中の大台山の家の傍らを過ぎて駐車場に戻る｡
中の滝	石楠花のトンネル
木霊牛石ヶ原
日出ヶ岳山５月２１日（土）
御来光	大台ケ原駐車場（4：10発） ↓ 牛日出ヶ岳（4：40－5：05） ↓ 大台ケ原駐車場（5：35着）
大台ケ原山の最高点・日出ケ岳山頂でご来光を望むべく、暗いうちに出発する。遊歩道を東へ進み、正木ケ原北側の正木峰との鞍部へ出る。ここから木の階段を登り、大きな木製の展望台が立つ山頂に到着する。　一等三角点の立つ山頂は、さすがに遮るもののない大展望である。ご来光は４時48分。	山頂展望台
山頂直下の階段	東の眼下に尾鷲湾など熊野灘(太平洋)、西には紀伊半島の脊梁･大峰山脈が一望の下である。さすがに富士山は望めないが、年間降水量５千ミリの山頂にしては、幸運にも稀な快晴が続き美しい一刻であった。　朝日を浴びながら往路を戻る。
夜明けを待つ山並み
八経ヶ岳５月２１日（土）駐車場位置大台ケ原駐車場（6：35発）＝行者還トンネル西口駐車場（7：40着）
登山口	行者還トンネル西口駐車場（7：55発） ↓ 大峰奥駈道出合（8：40-8：55） ↓ 聖宝ノ宿跡（9：40－9：45） ↓ 弥山小屋・弥山（10：35－11：05） ↓ 八経ヶ岳（11：40-11：50） ↓ 弥山小屋（12：15－12：45）行者還トンネル西口駐車場（15：10着）
有料の西口駐車場に車を止める。ここは、小坪谷から川迫川(こうせがわ)､天ノ川(てんのかわ)､十津川(とつかわ)と名を変えて熊野灘へ注ぐ大河『熊野川』本流の最上流部である。上の方に弥山へと続く大峰主稜線を望む小坪谷を少し遡り､右手の急な尾根に取り付く｡木の根や岩塊を乗り越えて急登を進むが石楠花の花が目を休ませてくれる。　稜線の奥駈道との合流点で休憩する。青空と新緑のなかシロヤシオが満開でであった　ここから主稜線上のなだらかな道となる。	大峰奥駈道出合のシロヤシオ
弥山	弁天の森を通過すると視界が開ける場所に出る、ここからは弥山と弥山小屋の三角屋根が見える。　聖宝ノ宿で小休止した後、『聖宝八丁』という急坂の行場に取り掛かる。急斜面をジグザグに登り行く。(以前は急斜面を直登したらしい｡)やっとの思いで、弥山小屋の南側に出る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　弥山小屋の三角屋根
弥山小屋は比較的新しい感じの小屋であった。小屋の西北に位置する弥山の山頂へ向かう。天河大弁財天社（弥山神社）の奥宮に参拝する。　ザックを置いて、八経ケ岳を往復する。鞍部を通過すると、鹿の食害防止の柵に入る。ここは天然記念物『オオヤマレンゲ』を保護しているらしい。柵の内外で植生が全く異なる。　やがて岩の露出した八経ケ岳に到着する。　大峰山脈、そして近畿地方の最高峰である、青空のもと、暖かい山頂で写真を撮り、弥山へ戻る。	八経ヶ岳からの弥山小屋
最後の沢を渡る	弥山小屋の前のベンチで昼食を取る。登山者が往来し、にぎやかな昼下がりとなる。　小屋を後にして聖宝八丁の下りに掛かる。要所に木の階段が整備され下りやすい。高度差300ｍを一気に下る。弥山小屋の今夜の宿泊者と思われる多くの登山者とすれ違う。聖宝ノ宿跡、弁天の森を順調に通過し、　下降点で最後の休憩をとる。木の根の多い急な下り道となる。石車や落石を起こさないよう慎重に下る。やがて沢音が大きくなり､登山口に到着する
行者還トンネル西口駐車場（15：30発）＝五條市須江（17：15着）（泊）
シロヤシオ聖宝の宿八経ヶ岳　　大峰山の木霊
伊吹山５月２２日（日）駐車場位置五條市須江（7：50発）＝明日香村散策＝郡山下ツ道JCT（11：10）＝天理市・伊賀市＝信楽IC（12：20）＝関ヶ原IC（12：30）＝伊吹山山頂駐車場（14：05着）
早朝の五條市散策
明日香村散策
中央遊歩道	伊吹山山頂駐車場（14：20発） ↓ 伊吹山（14：35－15：15） ↓ 伊吹山山頂駐車場（15：55着）
伊吹山ドライブウェイを走行し、約1000ｍの高度を稼ぐ。有料道路料金１台3090円はやや高い感があるが､下からの直登を考えれば安いかもしれない。　中央遊歩道の階段を登り､約20分で山頂の一等三角点に到達する。その近くのベンチで柿の葉ずしをみんなで分けて食べる。美味しい。山頂の中央西寄りには、売店兼山小屋が数軒固まって立っている。山頂に40分ほど滞在し、琵琶湖を望める西遊歩道から下る。

伊吹山山頂駐車場（14：20発）＝関ヶ原IC（16：30）＝足柄SA（19：45-20：25）＝東京IC（21：15）＝日立中央IC（23：35）