平ヶ岳(2141m)

              
   
8月12日(土)


中ノ岐林道駐車場位置

8月11日(金) 
日立南IC(7:00)=沼田IC(9:25)=玉原高原P(10:05湿原散策11:20)=三国峠=
湯沢IC(13:40)=小出IC(14:05)=銀山平(14:55)
 

銀山平(4:00発)=中ノ岐登山口(5:20-5:40)・・・五葉松尾根(6:10)・・・
玉子石分岐(8:10)・・・姫ノ池分岐(8:35-9:00)・・・平ヶ岳(9:20-9:35)・・・
姫ノ池(10:00-10:10)・・・玉子石分岐(10:30 玉子石往復 10:50)・・・中ノ岐登山口(12:25着)
 

動画


平ヶ岳沢渡渉箇所
  宿の送迎車に乗り銀山平を出発する。車は、奥只見湖沿いの国道352号を桧枝岐方向に15km程進み雨池橋ゲートから中ノ岐阜林道に入る一部舗装されている箇所もある、14km程進むと登山口駐車場に着く。
 ここには、ベンチや簡易トイレや靴洗い場がある。ここで朝食を摂る。
 駐車場を出発して5分ほどで平ヶ岳沢の渡渉地点に出て木橋を渡るが上流には、非常用の籠渡しのワイヤーが張られている。
  五葉松尾根の急登が始まる。
「バスから40分の地点少しひと休み」の案内札があるところで視界が開け剱ガ倉山と雪渓が望める。
 木々から落ちる前夜の雨のしずくと汗で全身が濡れてしまう。
 登山道の傾斜が緩くなり針林帯を抜けるとキンコウカの咲き乱れている湿原にでる、道は木道となり程なく玉子石の分岐に着く。

劔ヶ倉山の雪渓

玉子石へ続く木道
  玉子石のある小山は、ガスの中なので帰路に寄ることにした。 途中にあった池塘の縁には鮮やかな色のモウセンゴケがあった。
       
 姫ノ池分岐の木道の一部は、まだ雪渓に埋もれている。ここから平ヶ岳に向かう少し下ると水場と旧テント場ありテントを張るスノコは、朽ちはじめている。
 登り返して姫ノ池からの木道と合流する。
 さらに木道を辿って行くと、やがて湿原保護の注意看板と板敷の広場が整備された平ケ岳山頂(三角点)に到着する。ガスの中の平ヶ岳山頂で記念写真を撮り姫ノ池に向かう

 池ノ岳山頂・姫ノ池の傍らの板敷広場に到着する。姫ノ池のほとりで小休止しする。ここで鷹ノ巣方面からの登山者数名とすれ違う。

平ヶ岳山頂

姫ノ池
 玉子石方面への分岐点に戻り、右折して水場・玉子石への木道に入る。玉子石分岐から昨年更新された真新しい木道を玉子石方面へ進む。緩く鞍部へ下り、階段木道を登り返すと花崗岩の大きな岩があり、そのすぐ先に平ケ岳のシンボル『玉子石』が現れる。
 背景には、数々の池塘が望める、帰路に立寄って正解であった。
 
 分岐点から下山を開始する。湿原はすぐに終わり、ハイマツ、トドマツ、ダケカンバ、ナナカマドなどの低木帯に入って行く。
 五葉松尾根に付けられた道を急下降していく。樹林の湿度は高く、下りでも大量に汗をかく。ヒカリゴケ生息地入口を過ぎるとようやく平ヶ岳沢の河原に出る。
 木橋を渡って対岸に渡り、土手を登ると駐車場の広場に出る。 
 車中で宿のオーナーから、かつて深田久弥が平ケ岳に登った際に遡上した『二岐沢』(ふたまたさわ)がナメ滝のような形で合流するの場所を教えて頂いた。銀山平の民宿に戻り、「白金の湯」に立ち寄り帰路に着く。
 

中ノ岐駐車場

中ノ岐駐車場(12:45発)=銀山平(14:15着-15:10発)=小出IC(15:40)=日立南IC(18:55)


平ヶ岳(姫ノ池分岐より)


平ヶ岳(玉子石分岐より)


玉子石

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