霧ヶ峰・車山   (1925m)

              
   
7月14日(日)


駐車場位置

   岡谷IC(7:25)=八島ビジターセンター(7:55-8:05)=車山高原(8:30-8:45)=リフト・・・
車山(9:05-9:10)・・・車山肩(9:40)・・・蝶々深山(10:30-10:45)・・・物見岩(11:10)・・・
八島湿原入口(11:50)・・・八島ビジターセンター(12:30)


八島ビジターセンター(13:11)=バス=車山高原(13:35-13:45)=浅科温泉(14:30-15:05)
=佐久南IC(15:10)=太田強戸PA(16:45=日立中央(18:20)

動画 

八島湿原
 本日は、恵那山登山を計画していたが、昨夜からの雨が降り止まず。行動時間が10時間に及ぶこなどから恵那山登山を中止し、行動時間の短い霧ヶ峰ハイキングに変更した。
 4時に起床していたので5時30分には萬岳荘(長野県下伊那郡阿智村)を出発できた。往路を岡谷ICまで戻り国道142号を和田峠に向かい、和田トンネルの手前を左折し旧道を進み2001年に無料化となったビーナスラインに合流し霧ヶ峰方面に向かう。
 このビーナスライン建設に伴う環境問題を扱った小説が「霧の子孫たち」で新田次郎の作品である。
 車山から八島湿原までのハイキング予定であるため、八島ビジターセンターからは、乗り合いバスで車山高原まで戻るためバスの時刻表を確認する。そして13:11の車山高原行きのバスに乗れるように行動することにした。
 車山高原リフト乗場に車を駐車し、雨具を身に着け一番乗りで夏山リフト2つを乗り継ぎ、リフト降り場から数分で車山山頂に着く。
 山頂には、車山神社と気象レーダードームがあるが、深い霧のため山頂標識がすぐに見つけることができなかった。誰もいない山頂で記念写真を撮って車山肩に下る。
 登山道は広いが岩がゴロゴロしているため歩きにくい。車山肩に近づくとビーナスライン側の斜面にニッコウキスゲが咲いていた。
 車山肩からは、コロボックルヒュッテの前を横切って蝶々深山へ向かう。コロボックルヒュッテは、1956年に建てられた山小屋で昭和の登山愛好家にとって憧れの山小屋で、一日数組しか宿泊できず、エッセイシストの手塚宗求氏が営んでいた。平成8年に立て替えられ車を横付けできる食べログに載るような山小屋になっていた。カフェテラスが有名なようです。

蝶々深山へ

八島湿原入口

鎌ヶ池
 登山道が木道になると車山湿原に入る、所々にまだツツジが咲いていた。カッコウの鳴き声を聞きながら静かな山歩きができる。
 沢度分岐から緩い登りとなり蝶々深山に着く、山頂には二組しかいなかった。視界は、20m位か。ここで軽く昼食を摂る。 物見岩への道は草原の中を進むが水溜りが多く歩きにくかった。ガスの中、物が見えない「物見岩」を過ぎ、下りとなる。
 潅木帯を抜けると八島ヶ原湿原入口に着く。入口には、動物の侵入を防ぐフェンスと門扉があり、登山者は、鍵を外して入る。ここから木道となり、ニッコウキスゲが咲き乱れていた。左手に鎌ヶ池を見ながら進む、だんだん観光客の姿も増えてきた。八島ヶ原湿原周回コースから離れ木道終点が展望広場になっている。ここに「七島八島」の看板がある。
 ビーナスラインの下の隋道を通り抜けると八島ビジターセンターに着く。路線バスで車山高原に戻り、都心を避けて佐久南ICから高速道に乗り帰路に着く。途中佐久市甲にある「穂の香乃湯」で入浴し、昨年7月に供用開始した北関東自動車道太田強戸PAで給油休憩を取った。

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