韓国岳(1700m)・開聞岳(924m)

 韓国岳                               10月4日(日)


駐車場位置

  日立南IC(4:00) = 常磐道・圏央道 = 新空港IC(5:25) = 成田空港第2P  = 
成田空港第3ターミナル(5:55-7:40発)=鹿児島空港(9:45-9:55レンタカー店発)=
えびの高原・硫黄岳登山口(11:15着)

動画 韓国岳登山

えびの高原・硫黄山登山口(11:30発)・・・ えびの高原分岐(11:45)・・・ 5合目(12:15−12:30)
・・・ 韓国岳(12:55−13:50)・・・ 硫黄山登山口(14:55着)


硫黄岳登山口

鹿児島空港に着陸し、レンタカーの手続きを終え、セブンイレブンで食糧を求め、霧島山へ向かう。大浪池登山口を通過し宮崎県に入り硫黄山の北側、不動池東側の路肩に駐車し支度を整え出発する。
 今年4月末まで立入制限されていた硫黄山の荒々しい噴気地帯を通過し、エコミュージアムセンターからの道を合わせ、間もなく1合目の標柱を見る。以後、ほぼ等間隔で2〜4合目の標柱を確認しながら灌木帯を進む。4合目付近からは周囲の展望が徐々に開けてくる。

 

 

 5合目の広場で小休止する。西方から北方への視界が広がる。6合目を過ぎて森林限界を出る。低木と草原、火山礫の斜面を斜めに登って行く。8合目から爆裂火口縁の少し下手に付けられた道を進む。9合目の上手で大浪池からの登山道を合わせ、間もなく山頂に到着する。
 韓国岳山頂は、固結した溶岩が広がった明るい斜面である。昼食・休憩を取る登山客で賑わう。


不動池と硫黄岳

高千穂峰と新燃岳
 山頂は円形の爆裂火口の南縁に位置し、直下は絶壁で切れ落ちる。360度の大展望が広がる。南東方向の間近に獅子戸岳と新燃岳、その先に秀麗な高千穂峰が続く。南方には桜島を望む。
 北方には熊本県の白髪岳、遠く九州中央山地の明瞭な三角錐の市房山、さらには国見岳や平家落人伝説が残る五家荘周辺の山々が望める。近くにはプリンのような甑岳や複数の火口湖、南方には大きな火口湖の大浪池を望む。しばらく暖かい山頂で過ごす。

頂をあとに来た道を戻る。
 意外と早い時間で5合目の広場を通過する。5合目から灌木帯を下って行く。火山らしく砂礫混じりの玉石が多い道を進む。
 エコミュージアムセンターなどが近くに望めるようになり、灌木帯を出るとススキの荒野の中で、エコミュージアムセンターへの分岐点に到着する。分岐を過ぎた先で少し登り返し、その尾根上で写真休憩を取る。間もなく登山口の道路が見え火口湖の不動池に面する駐車地点に戻る。

 

エコミュージアム分岐からの韓国
 
硫黄岳登山口の道祖神


大浪池と桜島


韓国岳山頂からの高千穂峰と新燃岳
 えびの高原・硫黄山登山口(11:30発)= エコミューウジアムセンター 鹿児島空港IC(16:10)
= 鹿児島IC(16:35)= 鹿児島市内ホテル(16:45着)

開聞岳            10月5日(月)


駐車場位置

 鹿児島市内ホテル(7:00発)=開聞山麓ふれあい公園P(8:50着)

開聞山麓ふれあい公園P(9:05発)・・・2合目登山口(9:20)・・・五合目(10:10−10:20)・・・
 仙人洞(11:05)・・・開聞岳(11:30−12:50)・・・開聞山麓ふれあい公園P (14:55着)

 動画 開聞岳登山


登山口に向かって公園内を行く
 

開聞山麓ふれあい公園に駐車し歩きだす。
 公園の外周道路を廻って2合目登山口に到る。薄暗い樹林帯の火山礫質の道を登り始める。山道は、ぬかるみもなくしっかりしているが、湿度が高く蒸し暑い。4合目、5合目で休憩をしながら徐々に高度を稼いで行く。

 

5合目には木製ステージの展望台がある。
 東の川尻集落や山川港方面の視界が開ける。傍らにヘリによる「救助第4ポイント」の標柱が立つ。
 7合目の先、「7.1合目」標識地点からは南方の展望が開ける。案内板があって、竹島、硫黄島、黒島の薩摩三島のほか、視界が良ければ屋久島、種子島なども望めるらしい。当日の視界は良くなかった。続いて、「仙人洞」と呼ばれる噴火口跡の洞穴を乗り越え、さらに登り行く。


五合目からの長崎鼻

開聞岳山頂より
 

最後の急登を過ぎ、「山頂51m」の標識を見て、山頂の一角に立つ。
 山頂部は直径約150mの平地で全面を照葉樹が覆う。その北東部の固結溶岩が重なった一角が山頂となっている。
 南側は少し窪んでいる。薄曇りの空で遠方の視界は利かないが、登山口駐車場のクルマやJR指宿枕崎線を走る気動車などを確認できる。暖かい日差しの中で昼食を取り、しばらくの間休憩する。 1時間以上滞在して下山する

シイ、カシ、タブなどの照葉樹が生い茂る岩の斜面を反時計回りに来た道を下って行く。
 登山口を後にする。JR線最南端の駅『西大山駅』に立ち寄って、指宿市営『たまて箱温泉』に入る。
 海岸沿いの露天風呂から間近に溶岩柱の『竹山』が聳え、西方に開聞岳の三角錐が美しく望める。

 


西大山駅

開聞ふれあい公園P (15:10発) =  西大山駅(15:20−15:30) =たまて箱温泉(15:40−16:20) =
指宿スカイライン頴娃IC(17:20)=鹿児島IC(18:00) =鹿児島空港IC(18:25)=レンタカー店=
鹿児島空港(18:45−20:30発) = 成田空港(22:10)=成田空港第2P(22:40)=
新空港IC= 日立南IC (20:05着)


開聞岳


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