雲竜渓谷     1月28日


駐車場位置

  

   日立中央IC(4:00)=林道手前路肩(6:40着)  


林道ゲート

林道歩き始め
動画

林道ゲート手前路肩(7:15発)

林道ゲート(7:20)

稲荷川展望台(8:10−8:20)

洞門岩(8:50−9:00)

渓谷入口(9:40−9:50)

友知らず(10:10)

雲竜瀑滝壷(10:50−11:40)

友知らず(12:15)

洞門岩(12:55)

日向砂防ダム(13:35)

稲荷川第10上流砂防堰堤(14:05)

林道ゲート(14:15着)

  

 昨年と同じ日の雲竜渓谷行きである。最近人気のスポットなので、昨年より1時間早く日立を出発したので林道ゲート手前徒歩5分程度の路肩に駐車できた。
 林道の雪も圧雪されていたため、スタートからアイゼンを装着した者もいた。
 周りは、すでに明るくはなっていたが、この日の日光市の日の出は、6時46分である。


稲荷川展望台

稲荷川展望台からの女峰山と日向砂防ダム
  朝日を背中に浴びながら林道を歩き続け、稲荷川展望台で最初の休憩をとる。 ここからは、北西方向に女峰山、赤薙山が望めるそして眼下には、広大な河原作っている日向砂防ダムを見ることができる。
 稲荷川展望台から30分程度林道を歩くと広場があり洞門岩の立て看板がある。日が差して、温かくなってきた。 すでに多くの登山客が休憩していた。

 洞門岩から沢に下りるので、一旦小休止してアイゼンを装着する。
 河原に下りるとすぐに巨大な砂防堤が目に入る。砂防堤を過ぎてから2回渡渉し、高巻きして再び林道まで登ると渓谷入口広場に着く。
 渓谷入口広場には大勢が休憩や食事をしていた。 上流には友知らずと氷瀑が見える。小休止をとる。手すりのついた階段を下りる。今年も階段は完全に雪に埋まっており、傾斜が急なためゆっくりと降りる。

洞門岩

友知らず 
 雪の積もった河原を少し歩くと、両岸から流れ落ちる水が凍り付き、氷柱の集合体が氷の滝のように迫ってくる場所に出る。友知らずが見えてきた。
 谷幅が広くなってくると、岩場を伝う沢水が厚く凍り付き氷柱を形作っていた。氷柱が裏から見上げられる場所もあったが、天気・気温ともに良かったためか、大きな氷塊が「ドーン」と崩れ落ちるところを目撃し安易に近づくのは危険だと感じた。氷塊は青白く、光があたってきらきらと輝いていた
  1段目の滝壺までは左岸を高巻きして登る。山の端から流れ落ちる水がそのまま凍り付き圧巻である。
 気温や天候により、毎年氷瀑の表情が変わるようだ。滝壺では大勢の登山客が休憩していた。
 集合写真を撮った後、滝の右岸の高台に上り、滝を真横から眺めながら昼食をとった。景色が開け、凍った渓谷や遠方には町並みが見える。
 帰りは元来た道を戻る。午前中は日が差していたが、昼を過ぎるとやや冷え込んできた。
 洞門岩から再び舗装林道を歩く。
 

雲竜瀑

日向砂防ダム

下から見上げる日向砂防ダム
  

 帰路は、日向砂防ダム展望台に下る。 ここには日向砂防ダム工事説明用看板がある。
 さらに階段を下り広大な河原を左岸に渡る。堰堤を越え急傾斜の斜面を稲荷川まで下る。下りきると林道に出る。振りかえると、高さ46m、長さ173mのコンクリートの壁がそびえている。
 この日向砂防ダムは、昭和3年に高さ13.6mで完成し、昭和27年に6mの嵩上げ、昭和49年から昭和57年にかけ2回目の嵩上げをして現在の高さになっている。
 稲荷川の土石流の多さを感じることができる。

      
 左岸を下って行くと、往路の林道がかなりの高さに見上げることができる。
 途中の林道でハートの形のコケを発見。稲荷川第10上流砂防堰堤(橋)を渡り右岸に渡り数分で林道ゲートに着く。
 帰路は、日光温泉に立ち寄る、ここは地域の方のサロンのような場所だった。地元の方から、温泉の入り方のレクチャーを受けた。温泉の温度は高めで体の芯まで温まった。


     
          ハート型のコケ

稲荷川第10上流砂防堰堤
 
林道ゲート手前路肩(14:30発) =入浴・食事= 日立中央IC(19:00着)

  




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