10月11日(金)

駐車場位置
東海SM(7:10発)=扇沢(13:00)
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黒部第四ダム |
扇沢駅(13:30発)=黒四ダム駅(13:46着)⇒新展望台(14:15)⇒カンパ谷の吊り橋(15:05)⇒ロッジくろよん(15:45)
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扇沢の無料駐車場に車を止めトロリーバスで黒四ダムに向かう。黒四ダム駅からは、観光しながら「ロッジくろよん」に向かうことにした。
バスを降りダム展望台に続く220段の地中階段を上っていく、ダム展望台に出ると放水音が耳に入ってくると共に見上げると立山連峰、眼下にはダム堰堤が見える。コンクリートの躯体に取り付けられ鋼製階段を下り新展望台に降りる。ここからは、放水口が間近に見ることが出来る。
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黒部別山南峰 |

黒部湖と針ノ木岳 |
ダム堰堤からは、黒部別山南峰さらにその奥に白馬岳を望むことができた。黒部湖駅からカンパ谷の吊り橋へは、トンネルの中を進む。つり橋を渡り紅葉の始まったブナの原生林の中の遊歩道を進み、湖岸の東屋のある展望休憩場を通過し、途中にある巨木「クロベ」でパワーをもらう。
キャンプサイトを抜けると「ロッジくろよん」に着く、宿泊客は、台風の影響で予約者86名が70名のキャンセルで16名のこと、夕食時に地酒「立山」をいただく。
宿の人が十字峡往復も可能であるの情報を得る。 |
10月12日(日)
十字峡へ
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放流前のダム |
ロッジくろよん(5:15発)
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黒四ダム出口(5:50)
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ダム下部(6:10)
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内蔵助谷出合(7:00)
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黒部別山谷出合(9:15)
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白竜峡資材置場(9:50)
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十字峡(10:40-11:15)
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黒部ダム出口(15:50)
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水平道路を行く |
部屋で朝食弁当を食べ、5時15分にヘッドランプを点け歩き出す。外は、風もなく静寂の中を舗装された遊歩道をダムまで進む。
快晴である。ダム堰堤からは、薄らと立山連峰、黒部湖の奥には、赤牛岳が望める。
トンネル通路に入りトロリーバス専用道路を左に折れ少し進むと登山道入口の看板がある。指示とおりに進むとトイレと手洗いがある。突き当りのカラ谷出口のドアを開け外に出ると雄山がモルゲンロートに染まっていた。 |
ここで、身支度を整えつづら折りの道を黒部川まで下る。ダムからの放水が始まっていないので川の水量は、まだ少ない。
黒部川に架かる仮橋を渡り左岸にで、登山道はいったん河原に下るがその先は、V字谷の水平道路始まりだ。
周りの風景を楽しみすぎたのか、内蔵助出合までは、少し時間がかかったようだ。ここで小休止をとるが、この日の先頭を進んでいた我がパーティーは、後続者に追いつかれる。 |

岸壁に造られた迂回路 |

十字峡の吊橋 |
鳴沢小沢銘板を過ぎると最初の雪渓の高巻きの丸木の階段と橋を渡る、新越沢合流点を過ぎ黒部別山谷出合の手前でさらなる高巻きの桟道を上り下りする。
水平道を進むが、黒部別山谷出合ではフィックスロープを使い沢に降りさらにフィックスロープを登り水平道にも戻る。
水平道路も岩をくり抜いた道になり岩に頭を何回かぶつかる様になり、ヘルメットが必需品となる。また、阿曽原温泉小屋からの対向者が現れるようになり、すれ違い時には、岩に体を張り付けて対向者をやり過ごす。 |
白竜峡銘板が現れここが白竜峡と認識する。白竜峡を抜けると白竜峡資材置き場の出た、黒部別山谷出合からここまで休憩できる場所はなかった。
ここでやっと体に日が当たる様になった。ここに荷物をデポし身軽にして出発する。
岸壁に吊られた桟道を渡りながら進むと剱沢に架かる吊橋に出る、橋を渡りフィックスロープ使い展望台に向かう。ここからは、黒部川本流、剱沢、棒小屋沢が交わり沢が十字形を形成している。ここで、昼食を摂り黒部ダムまでの11.8㎞を戻る。 |

白竜峡 |

赤沢岳 |
帰り道は、午前中と打って変わって谷底まで日が当たり紅葉が鮮やかだった。写真を撮るのが目的であれば、欅平からのコースがお勧めだ。
この日の十字峡往復は、想定1日で26㎞踏破した。 |
白竜峡 |

水平道路 |

白竜峡から黒部別山出合 |

右奥が黒部別山出合 |
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十字峡 |