谷川岳 ・ 茂倉新道 (1963m) 

 谷川岳     10月16日(日)

            
     谷川岳ロープ―ウェ駐車場             

  日立中央IC(3:30)=水上IC(6:00)=谷川岳ロープ―ウェ駐車場(6:45)

天神平(7:35発 )… 熊穴沢避難小屋(8:15)… 肩ノ小屋(9:25−9:40) …
トマノ耳(9:40−9:55) … オキノ耳(10:10 )… 富士浅間神社奥の院(10:25−10:35  )…
一ノ倉岳(11:25) … 茂倉岳(11:50) … 茂倉岳避難小屋(11:55−12:25)…
矢場ノ頭(13:10) … 林道終点(14:40) … 土樽駅(15:10着


動画 


 白毛門・笠ヶ岳・朝日岳

 谷川岳ロープーウェー天神駅に着くと双耳峰の谷川岳が尾根越しに見え、右に目を移すと白毛門、笠ヶ岳、朝日岳の雄姿が望める。
リフト乗場の横から天神尾根へのトラバース道を行く。この辺は、紅葉が色づき始めたころであった。木道もあり登山道は、整備されている。木々の隙間から西黒尾根とそれに続く谷川岳山頂が見える。

熊穴沢避難小屋を過ぎると本格的な登山道になり、灌木帯の中の傾斜の緩い岩場を進む。  やがて登山道に鎖やロープなどが現れてくる。
 ナナカマドの赤い実が青空に映えている。 そして肩ノ小屋に宿泊した登山者とすれ違い始めた。登山道は、潅木帯を抜け熊笹の道となる。視界が開け、谷川岳から左手に稜線が連なり、オジカ沢ノ頭から川棚ノ頭へ伸びるなだらかな俎嵒(マナイタグラ)稜線を見ながら登って行く。


俎嵒(マナイタグラ)稜線
 
トマノ耳
 天狗の腰掛岩で休憩をとる。ここから吾妻耶山越しに富士山を見ることができた。
 肩ノ小屋を経て、トマノ耳(1963m)に立つから望む西黒尾根。手前に落ち込んでいる深い沢はマチガ沢です。目を奥に転ずれば、上州武尊山・燧ケ岳・至仏山・皇海山・赤城山など山々が見渡せる。順番待ちの山頂での集合写真を撮って、オキノ耳(1977m)への稜線を進む。右手側を覗き込むと深く切れ落ちたマチガ沢が湯檜曽川へと続いている。

 一ノ倉岳へ向かう途中にある、富士浅間神社奥の院で休憩をとる。この先、一ノ倉上部の稜線歩きとなる。途中の「ノゾキ」から南稜に取りつく登攀者を見ることができた。
 風が強くなってきて一ノ倉岳の斜面の笹がザワザワと波打っていた。一ノ倉岳山頂には、かまぼこ型の小さな避難小屋がある


茂倉岳

谷川岳 

振りかえると新潟県側はなだらかなスロープを描く非対称山稜であることがよく分かる。熊笹の道をそのまま進むと茂倉岳に着く。
 巻機山が間近見えその奥に越後駒ケ岳、中ノ岳がある。そのほかに清水峠の避難小屋や終着点の土樽駅も望める。茂倉岳避難小屋で昼食を摂った。

 土樽駅15:24発の上り列車に間に合うように下る(コースタイムでは、間に合わない)。
 尾根上の下山道は、笹の緑色から潅木帯の紅葉と日差しを浴びてきれいであった。
 樹林帯に入り根っこ多いの尾根を急降下で下り登山口に着いた、車道歩きで土樽駅に向かう、振りかえると遥かかなたに茂倉岳に見える。
 
茂倉岳避難小屋

茂倉岳からの茂倉新道


茂倉岳と谷川岳


青い橋からの茂倉岳

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