八ヶ岳・赤岳  (2899m)

  八ヶ岳     6月18日(土)

   
         やまのこ村駐車場位置        

  日立中央IC(4:30発)=諏訪南IC(9:00)=やまのこ村駐車場(9:40着)


駐車場からの赤岳
  やまのこ村駐車場(10:00発)

行者小屋(12:45-13:30)

赤岳(15:20-16:00)

赤岳展望荘(16:30着)


動画
 やまのこ村駐車場に到着。事前に予約していたので、駐車することができたが、すでに駐車場は満車状態。もし手前の美濃戸口駐車場に駐車した場合はさらに1時間多くかかるので、予約は必須のようだ。
 各自準備を整え、最初の目的地である行者小屋をめざし出発する。周辺はまだ新緑の時期であり、若葉が生茂るなかを進むのは気持ちが良い。

行者小屋と大同心

文三郎尾根の鋼製階段
 行者小屋に到着。赤岳をはじめとする山々が目前に広がる光景に思わず声を上げる。小屋付近では多くの登山者が昼食をとり、テント場には色とりどりのテントが張られていた。ここは水場もトイレもあり、景色も良いので休憩や宿泊に適している。
 ここで昼食を摂る。行者小屋から見える文三郎尾根の登山道は、傾斜がきつく、驚くような角度で設置された鋼製階段をみると、正直ゾッとした。
 行者小屋を後にし、文三郎尾根へ向かう。中腹に差し掛かると、谷に鹿の親子の姿が見えた。急な斜面をあっさりと登っていく姿に、驚く。阿弥陀岳方面との分岐に差し掛かり、滑りやすいガレ場を登り、最後の岩場に取り付く。ここを超えれば山頂である。標高が高くなるほど風は冷たくなり、人の姿もまばらになっていく。岩場は鎖が整備されていて登りやすい。
硫黄岳と横岳
 
ガンバレ・レリーフ
 キレット・権現岳との分岐を通過し、「頂上はあと少しガンバレ」のレリーフを見て、元気がでる。一歩一歩、岩を超え、大きな岩にかかる梯子を超えると、看板と、笑顔で写真を撮り合う登山者の姿が見えた。赤岳山頂である。
 周囲はガスがかかっているが、その間から阿弥陀岳や中岳、明日登る横岳、そして諏訪湖や街並みが見えた。山頂を後にして、今夜の宿の赤岳展望荘に向かう。
6月19(日)  

赤岳展望荘(6:15発)

横岳(7:30) 

硫黄岳山荘(8:10-8:40)

硫黄岳山頂(9:05-9:25)

赤岳鉱泉(10:45-11:30)

やまのこ村駐車場(13:20着)


動画
 南アルプス遠望  4:00頃に起床。ご来光を拝もうと屋外に出るが、曇り空、ぼんやりと東の空が赤く染まっている程度だった。しかし、昨日は見えなかった富士山や日本アルプスが良く見えた。雲海に美しい姿が浮かび、山頂付近にはうっすらと残雪が見える。
 4:30頃には雲の合間から朝日が差し込んできた。今日は風がある。
  横岳山頂では、東からの雲が山を越えて、谷へと流れていく滝雲を見ることができた。うっすらとベールのように頭上を流れていく様子は、とても幻想的だった。
 硫黄岳山荘に到着。寒さで身体が冷えていたこともあり、各自温かい飲み物を注文し休憩をとった。
 硫黄岳山頂に到着した。山頂の近くはかつての噴火で大きく抉れている。また、赤岳や横岳など登ってきた山々が一望できた。

滝雲
 
硫黄岳山頂
 硫黄岳からは赤岳鉱泉へ向かい、下山する。最初は滑りやすいガレが続き、登山道の一部には雪が残っている。しばらく下ると、樹林帯に入り歩きやすくなってきた。
 赤岳鉱泉に到着。きれいに整備された山小屋だ。ここで昼食をとる。
 今日の昼食は、赤岳展望荘で注文したお弁当だ。これがとても美味しい。北沢を下りやまのこ村駐車場に向かう。

やまのこ村駐車場(13:30発)=鹿の湯(13:50-14:30)=
清里・清泉寮(15:20-15:40)=佐久IC(16:50)=日立(19:30着)


北アルプス


中央アルプス


北岳でございます

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