日立村物語

さくらの町「日立」


オオシマサクラ(大島桜)
日立のさくらの始まりは、大正4年ごろより日立鉱山の煙害で枯死した山々の緑をらせるために、大煙突を中心として植えた約320万本のオオシマザクラです。

大正6年 日立鉱山がオオシマザクラに接木したソメイヨシノ1,200本を社宅周辺に植えたのが、市街地のさくらの始まりです。その後、日立製作所が、工場・社宅・施設の周辺にさくらを植え、昭和26年に平和通りに、昭和28年、かみね公園にさくらが植えられ、昭和38年「日立さくらまつり」が始まりました。

平成2年、「かみね公園・平和通り」のさくらが、「日本のさくら名所100選」に選ばれ、名実ともに「さくらの町日立」となりました。

平成13年、全国のさくら名所の首長による「さくらサミットin日立」が開かれ、「かみね公園・平和通りのさくら」が高く評価されました。
 
平成18年、小木津駅生まれの「さくら」が「日立紅寒桜(ヒタチベニカンザクラ)」と認定されました。

日立市の市街地のさくらは約14,000本と非常に多く、約60種のさくらがあります。


ソメイヨシノ(染井吉野)

ヒタチベニカンザクラ(日立紅寒桜)
参考ページ:財団法人 日本さくらの会