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いいたびの本

読むと旅に出たくなる! そんな本をあつめてみました。


[ 千マイルブルース ]
 ●本体1,500円+税 ●山田深夜 ●寿郎社 ●ISBN4-902269-13-9
 
 見てくれの怖い? 山田深夜さんが主に「アウトライダー」に掲載したバイク旅中心の短編
 小説集。有りそうで無い、無さそうで有る、そんなバイク乗りの想像をかきたてる話である。
 表紙のイメージとは裏腹?に、感動もんの話もあり、通勤電車の中でうるうる来てしまった。
 もう一冊、「横須賀Dブルース」という本もあり。
 [本の内容]
  ・ 30数編の短編小説と3編の紀行文
 
 
[ 放浪レディ ]
 ●本体1,400円+税 ●国井律子 ●求龍堂 ●ISBN4-7630-0213-9

 スポスタ乗りの国井さんの旅&フォトエッセイ。この人の文章の言い回しは独特で面白
 い。バイク旅だけでなく、スポスタのとの出会いや国井さんの思い出話なんてのもあり。
 個人的には、P.23〜24の写真がお気に入りだったりする。
 「続・放浪レディ」(こっちは主に南の島編)もあり、近々「続々」も発売されるとか。
 [本の内容]
  ・ ツーレポ、旅レポ
  ・ 国井さんがホムペで書いていていたエッセイの加筆、続編版などなど
 
[ ボンジョルノ! 放浪レディ3
 ●本体1,400円+税 ●国井律子 ●求龍堂 ●ISBN4-7630-0613-4

 「続・放浪レディ」に続く、第三弾はイタリア紀行。
 俺的には「続・放浪レディ」が波長が合わなかったのか? イマイチの感があったので、
 「これが面白くなかったら次は無いぜ、国井さん・・・」、と思いつつ会計をすませた一冊。

 しかし、そんな思いは杞憂だった。
 いやー、面白いのなんのって、出張帰りの電車の中で最終ページまで、さらさらと完読。
 日本スタッフ&現地の日伊アカデミーのスタッフみんなでのイタリアツアーに始まり、
 途中からはシチリア島一人旅し、最後は、オーストリアの国境付近まで。
 ヨーロッパも一度走ってみたいなぁ。
 [本の内容]
  ・ ツーレポ、旅レポなど13編

[ アタシはバイクで旅に出る。]
 ●本体600円+税 ●国井律子 ●竢o版 ●ISBN4-87099-763-0

 クラブハーレーという雑誌で隔月で連載されていた「お湯・酒・鉄馬 三拍子紀行」を再構
 成した一冊。
 この本の影響は結構大きく、伊豆の宿、宇都宮のギョーザ、静岡のおでんなどなど、旅
 のルートをトレースさせてもらっている。どのネタもナカナカの味だった。
 [本の内容]
  ・ ツーレポ7編


[ アタシはバイクで旅に出る。2 ]
 ●本体600円+税 ●国井律子 ●竢o版 ●ISBN4-87099-824-6

 はい、アタバイの2巻です。
 北海道、四国、九州、伊豆に北陸。んでもってハワイも旅しちゃってます。
 この巻の北陸ツーに登場するランプの宿、何回か予約を試みたんだけどいつも一杯
 なんだよな〜、あぁ泊まってみたい。
 [本の内容]
  ・ ツーレポ7編

  
[ アタシはバイクで旅に出る。3 ]
 ●本体600円+税 ●国井律子 ●竢o版 ●ISBN4-87099-980-3

 ホイ、アタバイの3巻。完結編です。
 この巻の第三章で訪れている奥鬼怒。舗装道路の終点からてくてくと歩いていくのだけ
 ど、温泉までの風景、そりゃーもう、がっかりな風景です。一度行ってみると無駄な公共
 事業の一端が垣間見えますよ。でも話の中で紹介されている温泉は絶品! ホテルの
 宿泊者はバスで迎えに来てくれるのでそっちの方がお奨めかも。
 おっと話がそれてしまいました。
 実はクラブハーレーでの連載終了前に発売されたので、最終話が載ってなかったりする
 のです・・・(^−^;)
 [本の内容]
  ・ ツーレポ7編
  
[ 旅々オートバイ ]
 ●本体590円+税 ●素樹文生 ●新潮文庫 ●ISBN4-10-127422-3

 国井さんがホムペで絶賛していた(?様な気がする)のを読んで、買ってみたら
 コリャ面白い。
 タイトルの通り、日本国内のバイク旅の話です。
 会社を辞めて、彼女と別れてまで旅に出ちゃうすごいヤツ。

[ 上海の西、デリーの東 ]
 ●本体667円+税 ●素樹文生 ●新潮文庫 ●ISBN4-10-127421-5

 旅々オートバイが面白かったので、これはどうだろ?と買ってみた一冊。
 発売は旅々より先だが、話の内容(時期)は旅々の後に当たる。
 これまたタイトルの通り、「アジアの上海より西、デリーより東のエリア」を旅した筆者の話
 である(バイクは出てこない)。
 途中に筆者の空想の旅なんかも入っていて面白い。

[ がむしゃら1500キロ(全) ]
 ●本体560円+税 ●浮谷東次郎 ●ちくま文庫 ●ISBN4-480-02457-3

 なんでも、筆者は天才レーサーだったとか。
 しかし、そんなことはつゆしらず、タイトルと表紙だけで買ってみた一冊。
 まだ一国(国道1号線)が砂利道だったころに50ccバイクで東京〜大阪を往復した
 時の日記が中心のこの本。単なるツーレポではない・・・と思う。
 読んでみるべし。
  
[ 日本百名道 ]
 ●本体1300円+税 ●須藤英一 ●大泉書店 ●ISBN4-278-04107-1

 綺麗な日本の道100選。
 そりゃもー走ってみたくなる道がずらずらっと紹介されているのだが・・・。
 なんか写真の印刷の質?紙の質?がイマイチなのが非常にもったえない!
 そんな問題点が改善された次版が発売されたとかされないとか。
 できればそっちが見てみたい。

[ 北海道絶景ロードセレクション ]
 ●本体933円+税 ●小原信好 ●ネコ・パブリッシング ●ISBN4-7770-0347-7

 ツーリング雑誌アウトライダーなんかに写真を提供しているカメラマンの写真集。
 これを読んでいると、会社サボってすぐにでも北海道に行きたくなる逸品。
 撮影ポイントマップが付いているのもうれしい。

 しかし、北海道の公園にモアイが、ずらっずらっと並んでいるとは知らなかった。
 φ(.. )m ふむふむ、今度行ってみよっと。
  
[ 保存版 そうだ京都、行こう。 ]
 ●本体1600円+税 ●− ●淡交社 ●ISBN4-473-02093-2

 JR東海のCMでおなじみのキャッチフレーズがタイトルのこの本。 その名の通り、
 CMに起用されたお寺が写真入りで紹介されています。
 読むと、新幹線にバイクを載せて(出来ねぇって)、ピュ〜っと京都まで行きたくなる
 一冊。

 そういえば、ツーリングトレインって無くなっちゃいましたよね。
 一度乗ってみたかったんだけどなぁ・・・ m(゜−゜ )m ( 遠い目 )