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ダブロクある日々 2005年 皐月


05月03日(火) 旅に出るダブロク


 連休♪、連休♪、連休だー。ということで、久々に旅に出ることに。
 休みが決定したのは、4月30日だったけど宿を探してみると意外とまだ空きがあるもの。
 宿も確保できたので安心して出発したのだが、このときはまだ、今までの旅で一番つらい道中になるとは知る由も
 無く・・・。

 苦手な首都高を無事突破。大した渋滞も無く、箱根を越えて東名高速を一路西に向う。順調♪順調♪
 静岡に入ると日もだいぶ高くなり暖かくなってきました。

 このあたりのサービスエリアで休憩中のところ、ヤマハの白いドラッグスターがやってきます。
 二人乗り解禁ということで、随分とタンデムライダーが多いのですが、この白いドラックスターのお二人さん。
 (当然、男性と女性ね)。ウェアも白だし、メットも白。しかもビシッときまってます。
 結構、目で追ってる人もいたりして。なかなかかっこいい。やっぱバイク乗りもお洒落じゃなくっちゃ。

 ・・・とちょうどそのころ鼻がムズムズ、目が痛ような・・・。
 大分直ってきたと思っていた花粉症が、走り出すと一気に炸裂(よりによって高速道路走行中だよ)。
 ヘルメットの中で鼻水だら〜んだは、目は充血して真っ赤っかだは、フルフェイスの中でくしゃみだはで、もう大変。
 まあ、ダブロクの巡航速度は100km+?kmなんで、その分大量の花粉と衝突しながら走ることを考えれば至極
 当然のことかなんですが・・・。(^−^ゞ)
 サービスエリアで休憩のたびに、トイレに駆け込んで花をかむ始末。 一応、花粉を考えて北方は避けたんだけど
 あまり意味なかったみたい。

 しかし、悲劇はこれだけでは・・・。富士川を越えたあたりから東名高速が断続的に渋滞。
 今年は何でこんなに混むんだ〜と思っていると、そういや愛知で万博やってるんじゃん。←来る前に気づいとけよ、俺。
 しかも、名古屋近辺、やたらと東名から分岐する高速道路(万博会場行き?)が増えてんじゃねーか。
 「こんなことに税金使うんじゃね〜」と思いつつも、気温はどんどん上がって27℃を突破してます。こんなときに、空冷
 エンジンでまじめに渋滞に並んでいたら自分が倒れるか、ダブロクが熱暴走しちまいます。

 車の皆さんすんませんと思いつつ、すり抜け。「
おぉ、流れが良くなった」と思うとまたすり抜け。これの繰り返し。
 結局、10時間以上もかかって京都到着。m(__ )m うーん、つかれたよー。

 そんなわけで、もう宿にチェックインしちゃおうか・・・という気持ちを抑え、最初の目的地六波羅密寺に到着。
 六波羅? 密寺? なんか怪しげな名前の寺ですが、着いてみるといたって庶民的なお寺です。
 昔、教科書で見たお坊さんが口から仏像を出してる(念仏を唱えているイメージなのだそうです)空也上人の像を見に
 きてみたのですが。いや〜ホントにありました。口からちっちゃい仏像がれれれ〜と数体続いています(^−^)
 あとは、目つきが怪しい?平清盛さんの像があったりもします。
 
 
 (仏像は撮影禁止でした・・・)     六波羅密寺の御朱印(京都版スランプラリーみたいなもんです)

 次は永観堂近くにある「日の出うどん」へカレーうどんを食べに。
 (一応今回の旅は、「美味しい物を食べる」というのがコンセプト)

 お昼時も過ぎ、ちょうど空いてるタイミングで店内へ。
 カレーうどんにも、わかめ、肉、鳥、きざみ、特(肉+油揚げの刻み+ねぎ)など色々種類があり、辛さも中辛、辛、
 大辛から選べるようです。
 鳥を注文してしばし待ち・・・。出てきたカレーうどん。おなかが空いてきいたのもありますが。「むむむ!」とおいらの
 舌を唸らせる一品(と言っても大した舌じゃありませんが)。
 特にまろやかで、コクのあるカレースープが絶品。ほんのりカツオと昆布の味がしていていい感じなんです。
 
 うどんを食べ終わったあとに、残ったカレーの汁。
 もったえない・・・と思ったおいらはご飯を追加注文。
 美味しくカレーライスとしていただきました。(*^−^*)いやー、ホント旨かった。
 (日の出うどん。近くへ寄った時には、ぜひ食べてみて!)
 
 さて、カレーうどんに大満足した後は詩仙堂へ。
 おなかもまんぞくなので、庵の庭を眺めながら、ぼ〜っしてきました。
 
 

 このあと、ホテル(東横イン)にチェックイン。5000円弱で京都のど真ん中に泊まれるんだもの、安いよね。
 余計なお世話なんだけど、元取れてるの?と心配になってしまいます。(^−^;)
 しかし、ホテルに入ると、ますます花粉症が悪化・・・。
 部屋のティッシュ、全部使い切っても、滝のように流れる鼻水・・・。ぅぅ、明日大丈夫かな。
 

05月04日(水) 親子丼


 朝、目覚めると・・・げげっ、9時30分回ってる(チェックアウトは10時まで)。
 昨日の長距離走行がよっぽど効いたのか、体全身がダルぃ。
 というわけで、
  目&鼻:花粉症
  腕&肩&股:筋肉痛
 という、結構ぼろぼろ状態。チェックアウトしないで寝て過ごしたいよ、というのが本音なのです。

 以前は結構平気だったのになぁ・・・。もう無理が効かない体になってしまったのか(T−T)うぅ
 
 市営駐車場にあずけておいたメット&ダブロクを受け取り、御所のわきを通り抜けて、鴨川へ。
 川沿いの道をのんびりと「出町ふたば」へ向かいます。

 お客さんがずら〜っと並んでいるこの和菓子屋さんの看板は豆餅。
 ここでは、豆餅×1、よもぎだんご×1、ごまだんご×1をGET。

 そのままダブロクで、てけてけとさらに鴨川をさかのぼり、上賀茂神社に到着、うーん腹減った。
 更にここで「神馬堂」のやき餅をGET・・・の予定だったんだけど水曜は定休日。
 「GWなのに商売っ気ないねー」と思いつつも、「まっいいかー」と神社の境内へ。
 境内を流れる小川の岸辺に腰を下ろし、早速だんごをいただきます。
 まずは豆餅。やわらかい豆餅のなかにはあんこがぎっしり。隠し味の塩がいい感じです。
 更によもぎ団子、ゴマ団子もいただく。こりゃ、ま・い・うー。お茶を飲みながら、まったりモードに。

 このままでいるとまったりモードから復帰できなくなりそうなので、重い腰を上げお参りに行きます。
 なんでもここ上我茂神社は厄除けの神様として信仰があついそうで、社務所で見つけたお守りには、
 交通安全のほかにも「航空安全」「旅行守り」なんてものもあります。
 そういや、今年はお守り買ってないや。(^−^;)
 せっかくだから、旅行守りと交通安全のお守りをいただく。あとでダブロクにしまっておこう。 
 
ふじの花がきれいに咲いてました 今年も良い旅になるといいね♪
 
 さて次は、今日のメインイベント。西陣にある「鳥岩楼(とりいわろう)」の親子丼です。
 水炊き料理のお店なのですが、お昼時(12時〜14時)は親子丼を出してくれます。
 さてこの親子丼。
 ふわふわ卵+地鶏の(京都にしては)味が濃い目のジューシーな風味に仕上がってます。
 真ん中のぽんと載せられたうずら?の生卵と青海苔??がアクセント。いやーこれは昨日のカレーうどんを上回る
 旨さ! 鳥ガラスープが付いて¥800 は納得のお値段。
 メインの通りから1本路地に入ったところでちょっとわかりずらいけど、強力にお奨めです。

 さてさて、親子丼に大満足の後は、大徳寺搭頭の大仙寺へ。
 お寺の方丈をぐるっと囲む枯山水が見事な庭を眺め終わったら、三福茶(抹茶)をいただきしばし、ぼ〜っとする。
 このお寺、格言や宝物の説明が日本語&英語(しかも手書き)で書いてある。ふむふむ、親切なお寺と思っていると、
 他の観光寺院と違って、珍しくお坊さんがいて色々説明もしてくれる&受付の方も「よかったら、中を案内致しますよ」
 と言ってくれて実に良心的。ふむふむいい感じのお寺です。
 しかもこのお坊さん(住職さんなのかな?)英語がしゃべれて、外人の親子連れと英語で会話をしています。
 京都のお寺でお坊さんと外人さんの英会話・・・、なんとも不思議な感じがしてなかなか面白いものが見れました。

 坊さん英会話を堪能したあとは、嵐山へ。禅寺、天龍寺へ向かいます。
 ここの法堂には天井いっぱいにでっかい竜の絵があるのが有名。でも1997年に加山又造作の八方睨みの龍に替
 わってしまったそうな。古い方はどうなったんでしょうね?(そっちが見てみたいんだか・・・)。
 
 
禅寺なので入り口では達磨さんが
お出迎え
襖一杯に描かれた天龍図
嵯峨野の竹林の道も天龍寺の
裏手にあります

 もうひとつぐらいお寺を見て周れそうな時間帯なのだが、もうダウンしそう・・・。
 そんなわけで今日の宿、渡月橋近くの「らんざん」に向かいます。
 今日の晩飯は懐石だー♪
 着いてみると、宿の頭には「国民年金基金」の文字が・・・。むむむ、京都のこんな良い所に年金の積み立て
 使ってこんな立派な宿建てて良いのか?? と心に疑問がよぎるが、まあ空いてたおかげで泊まれるんだから
 文句は言うまい(あっ、フロントや食堂の対応もとても丁寧でしたよ)。
 懐石料理をいただいて、(人工だけど)温泉にも入って、うむ満足じゃ(^−^)
 寝よ寝よ。

05月05日(木) 鮑のステーキ


 今日もいい天気だす。
 朝ごはんに湯豆腐をいただき(普通、夜に出るんじゃないの?)、宿を後にします。
 
昨日までの暑さも和らぎ、朝の京都をダブロクに乗って走り出すとちょっとひんやりした風が過ぎていきます。
 ダブロクのヘッドライトとウィンカーにも青い空が映っていい感じ。さて今日は、伊勢志摩は賢島へ向かいます。
 
 京都を離れ名神高速→国道1号→伊勢自動車道→伊勢志摩スカイライン→パールロードで賢島に到着。
 まだ午後1時。あれれ意外と近いんだね。
 ちなみにパールロードは一部無料化されていて鳥羽市側に料金所は無く、磯部町にのみ料金所があります。
 志摩スペイン村の手前で県道16号に曲がってしまえば料金払わなくてもいいみたい。
 そのまままっすぐ行くと560円(^−^ゞ)
 
 時間もまだあるので、志摩半島を先っちょまで行ってみることに。
 いい感じにひなびた漁師町をいくつも抜け、先っちょの美浜に到着するのにもそんなに時間はかかりませんでした。
 きれいな砂浜が広がり、夏場に泳ぎにきたらさぞかし気持ちいいかも。しかし他には何にも無くちょっと期待はずれ。
 うぅ無駄足かぁ〜と思ってたけれど、登茂山展望台から眺めた夕日の沈む英虞湾がビューティフォーでした。
 展望台横の樹の根元にあったお稲荷さんもなんかいい感じ。
 
 今回の旅でダブロクを撮ったのは
 これ一枚、しかも出来も良くない。
 (T−T)
 真珠の養殖イカダが浮かぶ
 英虞湾

 そんなわけで、そろそろ夕飯の時間なので今日の宿(志摩観光ホテル)へ向かいます。
 チェックインすると、部屋からは英虞湾がいい感じに見えます。うーん、いい眺め。
 今日の宿は部屋代:¥14000 + 夕朝食:¥18000 と大?奮発なのです。
 しかしよー、俺、ライディング用のズボンでフランス料理食べていいのかなー。
 と、ちょっと心配しつつもレストランへ。別に嫌な顔もされなかったんで大丈夫だったんでしょう。

 前菜&ビール&そして伊勢海老スープでいい感じになってきているところに、出ました! 何時間も掛けて下ごしらえ
 したというアワビのステーキ。
 焼いたあわびとは思えないほどのスッとナイフが入るやわらかさ。「いやー旨いわ、こりゃ。」
 旅行先でアワビとか、ウニとか食べると、「不味い。頼むんじゃなかったー」ということが多いのですが(多いと言って
 も、頼んだこと自体あまりないんですけどね(^−^;))。
 家の目の前が海という環境で育った俺にも、「むむぅ、なかなかやるな」と思わせる。おいしい料理でした。
 いつもと違う雰囲気でおいしい料理を頂いたせっきぃは、この後の牛ステーキと一緒に調子に乗ってワインも追加で飲
 んだんで、部屋に戻ると猛烈な睡魔が襲ってきます。
 「明日は遅くなるほど大雨みたいだから早く出なくちゃ・・・」と思いつつも、深い眠りに沈んでいくのでした。

05月06日(金) 名古屋で雨宿り


 今日は雨、しかも処によっては大雨の予報。
 さっさと出発せねば。
 朝ごはんは、和・洋選べるので、うーん夕飯は洋食だったから、ここは和食だよね。
 
さて、いざ食べに行ってみると、量はそれぞれ、そこそこなんだけど種類が多い。
 ご飯も、白飯・おかゆ・餅麦ご飯から選べたりします。
 このふろふき大根うまっ、とか。このちりめんジャコもなかなか。と朝から満腹状態。
 早く出発するつもりが、がっつりと朝食をご馳走になってしまいました。

 そんなこんなで宿を出発してすぐ、道の駅「伊勢志摩」辺りでポツリ、ポツリと雨が落ちてきます。
 今日は結構降るみたいなので、そそくさとカッパッパを取り出し装着完了。
 伊勢自動車道に入るころにはもう豪雨状態。しかし今日は雨宿り用に名古屋の東横インを予約してあるのだ。
 そこまで百数十キロ、一時間ちょっとの辛抱さ。
 ダブロクは雨にもめげず快調だし、今回追加したポジションランプの回路も雨の影響はなさそう。
 
 東横インに着いたのは、午前11:00。レインウェアもしっかりと着たので、浸水無し。濡れていたはグローブだけ。
 チェックインは午後3:00なので、バイクと荷物を預けて名古屋観光へ。
 名古屋城に行ったものの、このころ雨は本降りに。
 お城の中を見て周ったものの、あまり感銘を受けるようなものも無く。雨なのでお城の周りの屋台にもお客さんは
 足を止めず閑散としています。屋根つきのテントでもあれば別なんだろうけどねー。
 ま、金のしゃちほこに触れたのはいい記念になったかな?
 金のシャチほこが無くてちょっと寂しげな名古屋城
  
  昼食は名古屋名物、味噌カツをいただき。味噌カツの味噌って甘口なんですね。
  名古屋の駅ビルでは本を2冊ゲット。
  まずは、「そうだ京都、行こう。」というJR東海の京都キャンペーンポスターを一冊にまとめた本。
  ぱらぱらとめくってみると、「へぇ〜まだ行ったことの無いところでもこんな良い所あるんだー」とまだ、帰って
  もいないのに、次の京都旅はどこに行こうかなと思案が始まってしまいます。
  もう一冊は、源氏物語を漫画で書いた「まろ、ん?」という本。
  源氏物語は読んだこと無いんだけど、絵のかわいさにつられて買ってしまいました。
  旅先で荷物増やしてどーすんだ俺ー。

  そんなところで豪雨の中、宿に戻り。
  夕食は、コンビニ弁当。昨日の夕食とえらい違い(^−^ゞ)でもなかなかうまかった。
  天気予報は明日の昼ごろから急速に天気回復とのこと。今日の名古屋で雨宿りは正解だったかな?

  明日は、今回の旅の隠れたメインイベント。
  「スクーデリア オクムラ」だ!
 

05月07日(土) スクーデリア オクムラ


 朝、6:00に目が覚める。やっと初日の疲れも抜けたみたい。
 でも、スクーデリアオクムラは10:00からだし、まだ外は雨なので二度寝。
 9:00に再度起床。おぉ雨止んでるー(^−^)雨のおかげか花粉症も治まってるし。

 朝ごはんのおにぎり&味噌汁をいただき、ダブロクに荷物を積み込んでいる頃にはすっかりいい天気。
 「スクーデリア オクムラ」さんへは、宿から30分程度。あっという間に到着です。
 お店の入り口。新店舗になったばかりとか。

 店に入るとすぐのフロアには、おそらくレース用のマシンが展示してあります。
 そして奥にはメンテを待つZXRやらドゥカティやらが売りもん? と間違えるかのようにきれいに陳列されています。
 そのままここで、サスの取り外しとかもやるようです。
 (言葉じゃわかりずらいっすね。店内も写真撮らせてもらえばよかった。)
 
 スタッフの皆さんは、なにやらミーティング中らしく、出てきたコーヒーを頂きつつしばらく待ち・・・。
 ミーティングが終わると、メンテについての説明をスタッフの方がしてくれました。
 今回は、フロントフォークスプリングとオイル交換をお願いしています。

 この店のフロントフォークのスプリングは、名西カワサキの店長さんが以前絶賛していたもの。期待大です。
 話が終わるとダブロクは店の中に引き入れられ、おいらがコーヒーを飲んでる横でフロントフォークがバラされて
 いきます。
 「ふむふむ、そうやって外すのか」と結構勉強になったり。
 「あっ、お兄さん、ラチェットをタンクにぶつけた。減点−1」とか(^−^;)、自分の見ている前で作業されるので、どんな
 ことをしているのか一目瞭然。安心です。
 
 外されたフロントフォークは、隣の作業室に運ばれます。ここで、サスペンションの分解・清掃・組み立てをするよう
 です。
 この部屋、フロア側がガラス張りになっているので中の様子が見えたりもします。
  サスを分解→インナーチューブなどを清掃→スプリング交換→組み立て&油面調整
 と、手際良く作業されていきます。
 
 組みあがったサスは再びダブロクに戻され作業完了。
 
 最後に作業後の説明があります。説明された内容は下記のとおりでした。
  ・交換したスプリングのスプリングレート説明。
  ・イニシャルの説明。自分のダブロクにはイニシャルアジャスターが付いているので、3目盛り目で、10mmの
   イニシャルがかかっている。
  ・それから交換したオイルの粘度とオイルレベルの説明。

 ついでに、フォークキャップにOリングが付いていなかったので、店にあったヤツを付けておきましたとのこと。
 どうもすみません。しかし、なんで付いてなかったんだろ? レッドバロンでイニシャルアジャスター付けたからかな??

 それから、片側のサスがストロークしたときにスプリングがねじれたまましばらく元に戻らないことがあるそうな。
 そして戻るときに「カシャン」と音がするらしい。もう片方では起きないのだけど、気になるようなら連絡してくださいとの
 こと (帰り道ではまったく気にならなかった。鈍感なのかなぁ・・・)。

 ところで、気になる費用は、
  スプリング代    :¥17,000−
  Fフォークオイル代 :¥10,000−
  Fフォーク着脱代  :¥ 8,000−
 税込みで合計¥36,750−でした。お店の対応も親切でいい感じでした。

 さて、帰り道の乗り心地をインプレしてみましょう。
 まず乗り始めてすぐの一般道。ちょうど後ろに車がいなかったので、最初はやんわり。次は、結構急なブレーキを
 掛けてみました。
 すると、ぐぐぐっと、フロントフォークが沈んでいく感じが腕に伝わってきます。
 これまでのダブロクではこれがわかりずらかったのですが、今回のカスタムで明確に伝わってきます。
 ちょうど以前乗っていたイナズマでブレーキを掛けた感触が蘇ってきたよう。ちょっと感動です。
 おかげでフロントブレーキもかけやすくなりました。
 
 さてさて、お次は高速走行。
 まず、路面からフロントの振動が少なくなりました。まあ元々ほとんど無かったのですが更に無くなった感じ。
 次は、道路の継ぎ目などのギャップ走破。
 これまでの「WP Fサススプリング + クァンタム リアサス」では、
  小ギャップ:フロントで軽くと突き上げ、リアは滑らかに通過
  中ギャップ:フロントはガツンと突き上げ、リアは軽く突き上げ
 だったのですが、今回の改造で、
  小ギャップ:フロント、リアとも滑らかに通過
  中ギャップ:フロント、リアとも軽く突き上げ
 に変わりました。(^−^)

 フロントが良くなったというか、前後のバランスが取れたというか。とにかく、ダブロクが更に快適な乗り物になりました。
 (ちなみに自分はワインディングでステップを擦るような乗り方はしない(出来ない)のでそういう乗り方をすると、また別
  の感じがするかもしれません)
 こりゃ、代金分の価値は十分にありますね。
 前後のサス調整をもっとつめれば(今は、前後ともデフォルト状態)、更に乗り心地アップするかも。
 
 それから自宅までの帰り道およそ600km強。
 渋滞もほとんど無く、往路ではぐったりして京都に着いたのがうそのように、復路では楽々帰宅なのででした。

 しかし、ダブロク。伊勢志摩から自宅まで途中の給油が1回で済むとは・・・、相変わらず燃費良すぎだよ。
 

05月10日(火) ダブロク預金の残高


 ダブロク預金とは?
 ここの管理者こと「せっきぃ」が大型免許を取ってスズキのイナズマから何に乗り換えようかと悩んでいた頃・・・。
 最終的に、
  1.カワサキ W650
  2.ハーレー スポーツスター883
  3.トライアンフ ボンネビル
T100
 のどれにするか散々悩んだので、「どれでも買えるように」と、がんばって貯金していたのでした。
 結局、一番安いダブロクを買ったので大分余ったのですが・・・。せっかくバイク用にと貯めたお金なので、そのまま
 ダブロクのカスタム代に使われることに。
 ダブロクを買って3年。今日、気になって残金を計算してみると・・・。
 残金は、¥244,000−也。
 
 「随分使ったもんだ」 と思って、反省すべきなのか?
 「これだけカスタムしてもまだ24万もお釣りがきてる、ダブロク買って良かった」 と思うべきなのか?

 うーん(^−^;)
 

05月15日(日) ダブ ピカピカ


 今日は、雨が降ったり晴れたりと天気がめまぐるしく変わりました。
 そんななか、走りに行くのもなんなので洗車をすることに。
 丸一日かけて、かなり本気に洗車しました。
 ちなみに今回はこんな風に洗車。
 1.全体に水をかける。スイッチ類・マフラーの排気口には目張りをして、シートは外して水がかからないようにしない
   と・・・と思いつつ、今回も何もしないまま丸洗い(^−^;)
 2.チェーンクリーナーでチェーン&スプロケ洗浄。
   ついでにスプロケカバーを外して中を覗いてみると・・・、2年分のジャリまみれのオイル塊がビッシリ
   ( X_X )ひえぇ〜
   親指大の大きさの塊とかもあったりして。地道に取り除く。
 2.アーマオールのマルチクリーナーで全体を洗う。
 3.ワックスがけ:タンク、サイドカバー、フレーム、ミラー、フェンダー、ヘッドライトボックス、その他色々
 4.シリコンオイル磨き:エンジン、キャブ、エキパイ、マフラー、その他ゴム・プラスチックのパーツ
 5.シート用フクぴか:シート、ステップ、ハンドルグリップなど滑るとまずい部分
 6.チェーンオイル:チェーンに塗布
 7.サビが出ていた部分にサビ取り(花咲じい)を塗布:ウィンカー、サイドキャリア、ステダン。
   塗ってしばらく放ったらかしにしておけばサビが取れる。やっぱ楽チン、買って良かったサビ取り剤。

 8.途中で力尽き、前後のスポークは手付かずのまま (^−^ゞ)
   でも、おかげでかなりピカピカに (^−^)新車みたい♪
 
 

05月21日(土) タイヤキ ツー


 週末、ひょっとしたら助っ人出張かも・・・、との気配を察知したおいらは、そそくさと金曜日の会社を引き揚げ帰宅。
 TVでは12chで「でぶや」で宇都宮のギョーザをレポート中。「みんみんの餃子、いいねぇ。」心が揺らぐ俺。
 「しかし、あの(麻布十番の)タイヤキもいいね」なんて思いつつ、そういや保田にある「夢のカレー」も捨てがたい・・・。
 うーん、悩んだ結果。明日はタイヤキツーに行くことに決定。寝よ寝よ。
 
 と言うわけで、翌日。
 千葉や東京のバイクショップ&用品店巡りをしつつ、麻布十番を目指します。

 途中とある処で、エストレア用とSR用のダミーダンパーノブ(POSH製?)を見つけました。
 ダブロクにも付くかも・・・と欲しくなったのですが、良く考えてみるとダブロクのトップブリッジのボルトってハンドルの
 下に隠れちゃってるんですよね・・・。トップブリッジも換えないと付かないのかぁ・・・残念。と今回は購入を見送り。
 都内のMOMOデザインでいい感じのサングラスを発見。去年の能登で落として以来、二代目サングラスを購入。
 やっぱ目に優しいわ>サングラス
 色々寄り道をしつつ、麻布十番に着いたのは午後4時過ぎ。
 ここのタイヤキ屋を知ったのはそれそれは遥か昔、おいらが大学生だった頃。東京の麻布十番の新聞屋でバイトして
 いた友達においしいタイヤキ屋を教えてもらいました。それが麻布十番にある・・・あれ、なんて名前の店だっけ?
 (^−^ゞ)名前は忘れても場所は覚えてるのでOK(気になる人は、Webででも検索してみて)
 薄めの生地に尻尾まで詰まったアンコは、甘すぎることの無いなかなかいけてるツブアン。それ以来、甘いもの大好き
 なおいらは、時々買いきていたりするのです。
 タイヤキを10個注文すると待ち時間は50分ほどとのこと。
 すぐ近くの中華料理屋「萬力屋」でレタスラーメン&餅入りシュウマイをいただきつつ、時間つぶし。
 ここのラーメンもなかなか。おいらはレタスラーメンがお気に入り。シャキシャキのレタスが意外なほどラーメンにマッチ
 するんです。麻布十番におこしの際はぜひご賞味あれ。
 ラーメンを食べてちょいとその辺を散歩すると、タイヤキが出来上がり。その場で1匹いただき。
 (やっぱ出来たてはうまい!) 残りはお土産に。

 ここでふと、昨日読んだ「MOTO NAVI」に載っていた「ブリティッシュ ビート」と言う店の名が脳裏に浮かびます。
 確か「港区芝3丁目」って書いてあったな。・・・じゃあすぐ近く。
 そそくさと本屋で「MOTO NAVI」を見つけて住所確認。その住所を地図で確認。ふむふむ、やっぱりすぐ近く。
 そそくさと本屋を立ち去るおいら(本屋さんごめんよ〜)。
 
 麻布十番からほんの数分でブリティッシュビートに到着。
 名前の通り、トライアンフやら、BSA、ノートン(で名前合ってるのかな?)が並んでいます。
 とあるハーレー屋さんみたいに、ハーレー乗り以外お断りだったらどうしよう・・・、と思いつつ店内へ。
 店員のおねーさんとしばし話しをするとそんなことは無さそう。(^−^;)ホッ
 タンクキャリアやら風切りがダブロクにも合うかどうか試しに、付けさせてもらいます。
 タンクキャリア:付けられそうだけど随分シート寄りの位置になります。
           トラボンなどはダブロクよりタンクキャップが斜め前に付いているので大丈夫みたい。
           そっかぁ、タンクキャップの位置が違ったかぁ。
 風切り板   :黒いプレートのタイプ(¥4800−)と銀色のツバつき鋳造のタイプ(¥9800−)
           どっちにするか悩んだけど、銀色は色を塗らないといけなそうだったので、プレートタイプを購入。
 
 オマケにトライアンフのバンダナをいただきました♪
 
 日も暮れてきたので、ジャケットを取り出し。さて帰るとしますか。
 途中ちょっと清洲橋に寄り道して帰路に着くのでした。

 
清洲橋からの夜景 清洲橋

 

05月25日(水) ローダウン化計画


 今日は(も?)会社はほぼ定時退勤。しあわせ〜。
 バイク屋に部品注文に行ってみました。
   1.W650のローダウンなシート
   2.キジマの フェンダーフラップ(泥除け)

 1.はローシートモデルに着いている3cmローダウンしてくれるシート。値段は22470円(税込み)
 しかし、なんとシート裏に付いているスポンジ(なんでも防音用とか)は別売りらしい・・・。おぃおぃ。
 注文してから思ったのですが、レッドバロンって純正部品を買ったとき、取付けてもらうと部品代10%OFFなんですよ。
 シートをバイクに取付けてもらうのって、手数料いくらなんでしょうね。
 今あるシートを外して、ローダウンシートを着ける。うーん、いくらなんでも2000円はしないよな・・・。
 (^ー^)ひやかしで、聞いてみようかな?

 2.は快楽のW650さんとか、名西カワサキさんとかで時々話題になってるキジマのフェンダーフラップ。
 以前のもの(型番:#206−900)は生産終了で流通在庫も無い?みたいなのですが、今年のキジマカタログを見て
 いると(型番:#315−026)という良く似た形状の泥除け(リア用)が載っていました(去年のには載って無い)。
 「うーん、泥除けにフロントもリアもねーだろ」ということで取り合えず注文してみることに。
 興味のある方、部品が届いたらインプレできるので、もうちょっとお待ちを。 ちなみにお値段は1700円(税別)。

 んでもって、限定メッキモデルが展示してあったので、ちょっと跨がらせてもらいました。
 本革シートの按配は、うーんなんか硬くて座り心地悪いかも・・・というのが第一印象。革だから、しばらく乗っていれば
 なじむのかもしれませんね。あと、刺繍のロゴと革の縫い目の糸・・・うーん、かっこいいけど手入れが大変そう&糸が
 ほつれたら直すの大変そう、ということで購入は見送りです。
 
 でも・・・、今年の限定色に惹かれました! 去年、一昨年のより良いかも。うーんタンクだけ買っちゃおうかな。
 でも買ったら、ダブロク預金が一気に減るねー、どうしよーねー(と真剣に悩み中です)。

 さてさて、バイク屋で今年のW650カタログ&限定モデルのカタログもらってきました。
 今年のカタログの出来はなかなかです。
 その中でも下の写真はかなりいい感じです(勝手にスキャンして載せていいのか??)。
 というわけで、スキャナでスキャン。今日からしばらくマイPCの壁紙です。(^−^)♪
 
 カワサキさん、こんないい写真、カタログ&広告に載せるだけじゃもったえないよ。ホムペにも載せようよ。
 そしたら、W650の売り上げにちょっとは貢献するかも?

 

05月28日(土) くねくね道


 スクーデリアオクムラのフロントフォークスプリングの威力を検証すべく、くねくね道を走ってきました。

 ダブロクのステップも擦らないような、へなちょこライディングですが、まずは、オクムラの推奨値から

 イニシャルアジャスターを1回転半(1目盛り)締めこんで走ってみます。

 カーブでの車体の起き上がりや、ハンドルを切ったときに旋回していくのが実にいい感じ。ギャップに

 のっても適切に減衰されています。

 特に田舎の山道にあるカーブでわざと凸凹にしてある道(これ、危ないからやめてくんないかな>道路

 管理してるところ)。ここを通ると以前は「あわわわ・・・」とフロントがやたらぶれて、コントロール不能に

 なるのでは? と恐かったのですが、今回はそんなこともなく。

 なによりも、自分が苦手な下り坂のカーブがとても曲がり易い。以前KSRで転倒したせいか、下り坂

 は恐怖感があったのですが、今度のスプリングのおかげで楽に曲がれます。

 おぉ〜、イナズマより走りやすいかも♪ いや、こりゃ来週も走りに来ようかな? と調子に乗って自分の

 走りが上手くなったような錯覚を受けます。
 
 続いて、アジャスターを元に戻して走行。こちらの方がギャップにのった時の突き上げが少ない感じ。

 その代わりちょっと振動が多いような気が。

 総合的には、カーブの曲がりやすさなら1目盛り締め込み。乗り心地のよさならそのままと言ったところで

 しょうか? 今度はリアの調整にもチャレンジしようかな? そんな走りが楽しくなるツーリングでした。