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ダブロクある日々 2005年 長月


09月03日(土) お台場〔 快楽のW650ミーティング 〕


 えー本日は晴天なり (^−^♪)  お台場で行われた快楽のW650ミーティングに行ってきました。

 平次郎さんやもとうじさんにお会いでき楽しいミーティングでした。
 全部で何台集まったのでしょうか? 結構な台数になっていました。
 その他にもいろんな方と話をしたのですが・・・お名前を伺って無かったですね(^−^ヾ)
 いろんなダブロクを見ることができて、勉強になりました。
「ゆりかもめ」の高架下に集まっ
たダブロク。
この左右にもずらずらっっと並
んでいます。
旭風防のチャンピオンバック
(ウィンカー&テールランプ付き)
タンデムもOKみたいです♪
タンクの形&カラーリングが
かっこいい。
「取り付けステーがなんかいい
感じだなー。」と思ったダブロク。
[ ライジング サン ] という
メーカーのものみたいです。
クラウザーとGIVIのケースを付
けたダブロク重装タイプ?
たくさん荷物が積めそうですね。
赤黒タンク、いいなぁ。
タンクに色を塗るとしたら・・・。
赤+黒か青+白か悩みますね。

 皆さんいろいろと工夫されているんですね。
 気になったカスタムをあげてみると、
  1.リアのサイドバック取り付け用に、ハーレー用のサイドステーを取り付けている
  2.フロントウィンカーのローダウンステーをツールボックスをぶら下げるのに使っている
  3.旭風防のサイドケース(ウィンカー付き)タイプ
  4.風防いろいろ & パニアケースいろいろ

 あっ、それから・・・。平次郎さんのフロントドラムブレーキ&機械式メーター&チョークレバーの現物を
 拝見できました。いやー、すごいっす、欲しいなぁ(^−^;)
平次郎さんのフロントドラムブレーキ。
ドーンと存在感アリマス。
こっちはチェーンケース。
ピカピカですね。

 バイクについてもいろいろ教えていただき、ちょっと博識度がアップした? かもです。
 ちなみにマイ ダブロクに対して一番多かった質問は「旭のサイドケース」についてでした。
 というわけで、旭風防さん。宣伝しておいたから広告費をスイス銀行のいつもの口座に振り
 込んでおいてね。アゥ(。-゜)☆○=(- - ;)コラ

09月08日(木) ホント?



 今晩は、いつもより早く帰宅したので、久々にいろいろネットを巡ってみました。
 バイクネタで気になった情報をあげてみたいと思います。

 1.ホンダがエアバック付きバイクを3年ぐらいを目処に開発するとか。
   おー、全車ABS装備に加えて、スクーター?にはエアバックも装備ですか。
   しかし、どんな風に膨らむんだろ?? 高速走行中に間違って膨らんだら、えらいこっちゃ。

 2.バイクの排ガス規制強化
   2,3日前に雑誌?で「バイクの排ガス規制強化 二酸化なんとかを現行の15%にまで減。世界一
   厳しい規制」と書いてあったよう気がして、気になって調べてみたけど、ネットには載ってない。
   見間違えたかな?

 3.カワサキがW400だかW900を発売するとかしないとか・・・。信憑性あるんだろうかこの情報。
   カワサキのラインナップは減る一方だったから、増えるのは良いとして。
   W900が発売されたらみんな大きい方を買うんですかねー? W400は売れるか心配・・・。
   でも足つき性とか取り回しとか良くなってたら意外に良いかも。

09月10日(土) 雄国沼 絶景ツー(その1)


 ホンダのエアバック、3年後どころか、来年ゴールドウィングに搭載されるらしいです。
 昨日の新聞に載ってました。(^−^ヾ)

 さてさて、今日は曇りの天気予報、しかし! 福島は晴れ。今日の行き先は福島に決定です。
 以前から気になっていた、磐梯山西麓にある「 雄国沼 」に行ってみることに。
 今日は歯医者に行ってからの出発だったのでツーリングにしては遅めの午前11時に出発。
 常磐道〜磐越道の両側は田んぼが黄色に近い黄緑色に染まり、頭を垂れはじめた稲の香りがほのかに
 漂ってきます。もうすぐ実りの秋だねぇ・・・。

 黄色く染まり始めた田んぼの風景がいくつか過ぎたころ、磐梯河東I.C.を降りて県道7号線を西へ。
 コンビニかスーパーでオムスビを買って、雄国沼でお昼♪ と思っていたのです
 が・・・、ありません。
 「コンビニどころか、店も全然ないよ。アルツ方面には何軒かあったんだけどなぁ」
 と思いつつ、「ま、いっか」 と県道337号「喜多方河東線」へと駒を進めます。
 とその道の入り口付近で見つけた風景、山から続く扇状地に段々田んぼが等間隔
 で降りてきていました。
 白い雲が浮かぶ青い空に緑色の田んぼ。とそれに続く砂利道・・・といい感じの風景
 でした。
 田んぼの所々に白いソバの花が咲く県道を進むこと5kmほど、「雄国沼」の看板が目立たなく? 立っています。
 「あわわ、通り過ぎちまった。」 とUターンして林道(全線舗装)に突入。車1台分の横幅しかない くねくね道を
 対向車に注意しつつ進みます。北海道で高速走行が身に染み付いてしまったせっきぃにとってはいい薬になる
 のでした。
 (注:目立たない看板を2km弱ほど北に行くと、雄国付近にわかりやすい入り口がありました。沼に続く道は2本ある
  のですが、路面や道幅、くねくね度など、どちらで行ってもあまり変わりなしです。)
 
 しばらく木立の中を進むと、つづら折の道となり、相変わらず道幅は車1台分程度しかないので、すれ違う車もおっかな
 びっくり、「車は大変そうだねー」 なんて、2速か3速でのんびり進むダブロクの振動がいい感じに伝わってきます♪
 つづら折を一つ一つクリアーしつつ、高度を上げていくとあるところを境に視界が「バーン」と効果音付き?
 で開けたかと思うと、登ってきたくねくね道や、盆地の田んぼや街が広がり、まさに気分は爽快。
 「磐梯の町は俺のもん」状態。昔の殿様が城から街を見下ろしたときもこんな気分になったのかなぁ?
 などと余計な考えが浮かんできたり・・・。
やっぱり、ツーリングは青空
が一番♪
望遠鏡で街の様子を覗いて
みました・・・というのは嘘です。
ここでも十分絶景なのに、上には
更なる絶景が待っていました。

 眼下に広がる街の様子を堪能し、もうしばらくくねくね道をトコトコと進んでいくと、林道の最高点に到着。
 尾根筋を割って進むここもすごい!
 今度は右手に蒼い色をたたえた雄国沼と緑の湿原、 左手には盆地の風景をバードビュー。
 ・・・とどちらを見たら良いのか迷ってしまう風景に。
 まさに絶景ロード。「いやぁ〜来て良かった」(T−T) と感嘆しきりのせっきぃでした。
 登ってきたのとは別の道を眼
 下に見下ろすのは、ハング
 グライダーの滑空台。
 ここから飛び出すらしい。
 ひぇぇ〜(X−X)
山頂付近の金澤峠駐車場から
の眺め


右手のくぼ地には雄国沼と湿原
の緑の絨毯が広がります。



 金澤峠の駐車場にダブロクを停めたせっきぃは、展望台横から伸びる雄国沼への遊歩道へ歩みを進めます。
 (その2へ続く)

09月10日(土) 雄国沼 絶景ツー(その2)


 雄国沼への遊歩道をカメラを持ってトコトコと降りていくと、遠くに桧原湖がちょこっと顔を覗かせていたり。
 本命の雄国沼はじらすように少しつづ近づいてきます。
 展望台から湿原まで1kmも歩かずに国の天然記念物にも指定されている雄国沼の目の前に到着♪
ミドリのトンネルを抜けて、
はやる気持ちを抑えつつ
雄国沼を目指します。
 湿原の遊歩道に到着。
 沼に突き出た岬が目にとまり
 ます。
遊歩道のベンチに腰掛け、しばし
ぼ〜〜〜っとしてみる。

 湿原を小さく一周する遊歩道トコトコ歩いてみると、あまり長くなく、運動不足のバイク乗りが見て回るに
 もちょうど良い長さ。
 休憩ポイントにはベンチもあって、風の音と鳥の唄を聞きながら、まったりモードに浸ることが出来ます。
 はぁ〜幸せ♪ 来て良かった。
 秋の花が咲く湿原。
 このほかにも黄色や白い花
 があちこちに咲いていました。
 遠くに雷鳴が聞こえたと思った
 ら、さっきまで晴れていた空か
 ら雨粒がぽつり。
 山の天気は変り易い。
 駐車場への階段をふぅふぅと登
 る途中で見つけた、木の実。
 枝が鮮やかな紅色で、珊瑚の
 ようでした。

 駐車場に着くと、もう3時過ぎに。おにぎりにありつけなかったので、かなりの腹ペコ&のどが渇いたよ。
 うっしゃ、喜多方の坂内食堂で腹ごしらえだ。
 (喜多方らーめんにつづく)

09月10日(土) 喜多方らーめん


 晴天モードのハイグリップタイヤを履いているダブロク(単に丸坊主のタイヤとも言う)をスリップさせない
 ように、山裾まで降りてくると、先刻、雄国沼から見た風景がズームアップ。
 惜しい、晴れていたらもっときれいかも。稲を刈入れる前にもう一度来てみたいね。
 雄国の扇状地に広がる
 段々田んぼ。
 そのまま右に折れて県道337を一路 喜多方市街へ。喜多方駅に着く頃には、雨も上がりカッパを着なくて
 済んだとほっと一安心。駅内にある観光案内所でラーメンマップをゲットして、坂内食堂へGo!
 マップのおかげで、迷うことなく坂内食堂に到着です。
 暖簾をくぐって、ネギチャーシューとライスを注文、¥1,150也。

 程なく運ばれてきた、ネギチャーシューはどんぶりから溢れそうなチャーシューの上にネギの乗っかった
 もの。「これで大盛りにしたらどうなる?」と思いつつ塩味風のラーメンをいただく。
 空きっ腹に染み渡るスープとトロトロのちゃーしゅぅ。(T−T)ライスにおまけのきゅうりの漬物も旨いっす。
 (^−^)まいうー♪×2。
 別に大盛りにしたわけでは
 ないのだけど・・・(^−^ヾ)
 麺が見えないぐらいどっさり
 盛り付けられたチャーシュー。
 空き瓶を再利用した唐辛子&
 コショウ入れ。
 良いかも。
 φ(.. )m メモメモ
 坂内メニュー。
 肉そば = チャーシュー麺。
 次回は中華そばかな?
 
 
 ラーメンを食べ終わってしばしまったり・・・。この後時間があったら大内宿に行こうかと思っていたのです
 が、もう暗くなってきそうなので次回の楽しみということにして帰ることに。

 帰り道で見つけた酒屋と三万石(ままどおるを作ってる菓子屋)で、地酒とまんじゅうをゲット。
 サイドケースにお土産を放り込んで、キックペダルに力を込めてエンジンを始動。家の近くの温泉が閉まる
 前に帰れるかな? なんて考えながら家路につくのでした。 

09月13日(火) 今月号のバイク雑誌


1.アウトライダー
  相変わらず巻末のナチュラルツーリングが面白い。オフ車欲しいな、KSRでもいいぞ。
  なになに、大阪〜宮崎間のフェリー、カワサキ車はバイクの船賃無料ですか、いいなぁ。行きたいな九州。

2.ジパツー
  あれれ、バイク旅ノススメに週末に行った雄国沼が出てるじゃないの。
  プロが取ると写真もかっこいいねぇ・・・。

3.L*Bike
  へぇ〜、女性向けのバイク雑誌ですか。興味津々で立ち読みしてみる。女性ライダーが増えてきた証拠なんです
  かね? バイクメンテナンスでは、ここまでやれるの?という内容まで書いてある。
  あ、でも、バイクをメンテしちゃう女の子って憧れちゃうかも(^−^;)

09月17日(土) 会津のんびりツー その0〜 再び会津


 2週連続、会津にツーリングです(^−^ヾ) しかも泊まり
 先週の雄国沼(オグニヌマ)絶景ツーで、すっかりお気に入りになってしまった会津。
 今日の最初の目的地は、アウトライダーのVol.2に載っていた「白孔雀(シロクジャク)食堂」。
 今回も出発時間が遅かったので、会津若松市内のお店に到着したのは午後3時ちょうど。
 しかし、無常にも入り口には「本日の営業は終了しました」の札が・・・(T−T)はらへったよー
 営業時間は11時〜16時と書いてあったのですが、地元の人情報によると売り切れたら店終いとのこと。
 ぅぅ、こりゃさっさとキャンプ場に行ってご飯にしようと、後ろ髪惹かれる思いで白孔雀食堂を後にします。
 途中、スーパーで食材をゲット。パニアに晩御飯を満載したダブロクで今回の旅のベースキャンプ、「桧原湖」湖畔の
 とあるキャンプ場へ向かいます。
 途中、先週立ち寄った雄国の田園地帯を通るのですが、今回は青空が広がっていい天気です
 日本晴れの空に黄金色に輝く田園風景は、なんともいえない秋の雰囲気が漂っていて良い感じでした。
 今回の雄国は青空です♪

 バイクを止めて、しばし佇んで
 みました。
 今回はキャンプセットで荷物
 満載のダブロク。
 さて、雄国でちょっとのんびりした後は、R459を経由して桧原湖へ。北塩原村を抜けるこの道は、適度な
 ワインディングで、へなちょこバイク乗りのせっきぃでも楽しめるちょうどよい、くねくね道。
 ペースも上がって思ったより早く桧原湖に到着です。
 以前泊まったことのある人お奨めのキャンプサイトへ荷物を一輪車で運んでいくと、桧原湖と磐梯山が
 お出迎え。
 「おぉ〜、さすがお奨めなだけはある!!」
 とりあえずテントを張る場所を決めたら、荷物を放っぽりだして写真をバシャバシャ撮るせっきぃ(^−^ヾ)
 キャンプサイトから望む、
 磐梯山と桧原湖。
テントを張っていたら、東の空
から月が昇ってきました。

 写真を撮っている間に、辺りは次第に暗くなってゆく気配。
 「やばっ、まだ周りが見えるうちに、テント建てちゃわなきゃ」と設営準備。
 昔の自分では考えられない? ほどさっさっとテント設営完了。隣でテント設営中のゼファー乗りさんを追い抜いて、荷物
 をポイポイっとテントの中に放り込み、続いて晩御飯の準備です。
 今日の晩御飯は・・・、
久々に炊いた割には、ふっくら
おいしく炊けました。


メインディッシュの
「きりたんぽ鍋」
秋田じゃないけど、今日の
晩御飯はきりたんぽです。
それから、今日は寒そうだった
のでビールじゃなく、ワインにし
てみました♪

 十五夜には一日前だけど、ほぼまん丸のお月様を眺めつつ鍋をいただきま〜す(*^−^*)
 昼間の会津若松市内はあんなに暑かったのに、桧原湖の夜はフリース一枚では肌寒いほど。
 温かな鍋と旨いお酒で体が温まります。
 鍋をほぼ平らげた後は、残ったご飯を鍋に入れて「おじや」にします。これもまいうー。
 満月の横を時々ジェット機が飛行機雲を引きながら飛んでいくのを眺めつつ、秋の夜長が更けていくのでした・・・。
 (ほぼ)十五夜のお月さん♪

 月明かりで照らされたテント
 と飛行機雲(見えるかな?)

09月18日(日) 会津のんびりツー その1 〜 「朝の雄国沼」


 前日、今朝の日の出は5:20と「ヤン坊マー坊天気予報」(笑)で事前調査しておいたせっきぃは、AM4:00起床。
 タンクバックにヘルメット、カメラの入ったかばんを持って出発準備をしていると、なにやら遠くから人の話し声が・・・。
 ついで、ぼんやりと光る光がいくつもこちらへ近づいてきます。
 「げげっ、こんな夜も明けないうちから何??」(−−;;;)ひぇ
 と思っていたら、カメラを持った団体さん御一行。
 騒ぎで、目を覚ましてきた管理人さんは「私有地なのに断りもなく入って・・・、テントで寝ている人がいるのに。」
 とご立腹でした。なんでも夜明けの桧原湖の写真スポットとして有名らしく、マナーの悪い写真家さんもいるみたい。
 バイクをちょっと離れたところまで押して、そそっと出発です。これもあるからマフラーは換えられないよな・・・。
 
 ログハウスの上に沈み行く赤銅色の月を見上げつつ夜明けのR459をひた走り、目指すは雄国沼。
 県道337から林道へと進み、山頂に近づくにつれて空も明るくなってきます。
 「まずい、あと30分早くくるべきだったか?」と思いつつ、こんなところでスピード出したら谷底へダイブしそうなので
 あせる気持ちをぐぐっぅっと抑えて、先を急ぎます。
 展望台のある金澤峠に着いたのはAM5:00過ぎ、(^−^;)「ふぅ、間に合った。」
 展望台からは、朝日を浴びる前の雄国沼がひっそりとたたずんでいました。
 こんな朝も早よからここへ来る物好きも他にはいないようで、絶景を独り占めです(^−^♪)
 朝焼けの中、まだ昇らない
 太陽の光を浴びて輝く飛行機
 雲。飛行機に乗っている人も
 まさか写真を撮られていると
 は思っていないでしょう。
 朝もやの立ち込める雄国沼。
 湖面を渡る僅かな風が、
 もやの形を次々に変えてい
 きます。
 
 湖面に突き出た岬。
 湖面にもその姿が映っていまし
 た。


 誰もいなかったので、展望台
 にダブルを上げてみました。
 (^−^ヾ)
AM5:31 雄国沼の夜明け。


早起きして来た甲斐がありま
した♪ 桧原湖の朝日とどっち
がきれいなのかな??

 この辺で、「今度は湿原へ降りてみるかと」、展望台横の遊歩道を降りていきます。
 階段を降りて辿り着いた湿原でも、息を呑む風景が広がっていました♪
 湿原に架かる木道。

「はぁ・・・。」
思わず溜息が出てしまいます。
雄国沼に突き出た岬の木々。

 木道の上で休憩中の
 イナゴ君。


 木道の上で休憩中の
 バイク乗り君。
 コンロで沸かしたお茶が
 美味しい・・・。
実はこれ、花のつぼみです。
一つのつぼみは米粒より小さい。
こんな写真が撮れるのもデジカメ
の良いところ。

 木道をぐるっと半周した辺りで持参したコンロでお茶を沸かして一服。
 うーん幸せ♪ まだ朝の7時前だけど、なんかもう十分満足という感じ。 しばし、まったりモードです。

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09月18日(日) 会津のんびりツー その2 「盆地の秋」


 「雄国沼でまったりした後は、どこかの温泉でひとっ風呂浴びて・・・って、あっ、着替えと風呂セット忘れた〜。」
 というわけで、いったんテントへ戻り、お茶セットを置いて、代わりに風呂セットをバイクに積み込み。
 時間はちょうど10時を回った頃。「今から、白孔雀食堂に向かったらちょうど良いかも?」と一路会津若松へと
 向かいます。
 会津若松の市街に着くまでにもいい景色が沢山あって、沢山道草(^−^ヾ) 到着するのは、お昼ちょい前に
 なってしまうのでした。
 では、道草ポイントをご紹介?してみましょう。
 まずは、桧原湖〜県道337あたり。
道の駅「裏磐梯」で咲いていた
ひまわり。青空をバックにした姿
があまりに鮮やかだったので、
思わず一枚撮りました。
 県道喜多方河東線沿いの
 田んぼ道にて・・・。
 雲ひとつない天気だねー。
 
 北塩原村、北山付近の風景。
 もう稲刈りが始まっています。



 次は、磐梯町で道草。
 田んぼに沿って伸びる一本道。
 遠くに扇ヶ峰とぽつんと木が
 立っているのが見えます。
 左の道を森の近くまで登って
 いくと、白い花が咲き乱れる
 ソバ畑に到着。
 一面の白い花は、なかなか
 のもんでした♪


 こんなことしてると、今日も白孔雀食堂が閉店してしまいそうなので、強い意志?で会津まで向かわなけ
 れば!
 << 次へ続くのです >>

09月18日(日) 会津のんびりツー その3 「白孔雀食堂のソースカツ丼」


 ・・・というわけで、会津若松へやって来ました。
 R49から県道64に入り、更に県道325へ進むとすぐ、お目当ての白孔雀食堂に到着です。
 県道64から白孔雀食堂へ向か
 うなら、ここで「市街地」の方へ
 曲がります。
 しかし、「市街地」ってなんとも
 アバウトな標識ですね。
 県道325に入ってすぐ。
 「宝積通り」とのT字路に
 「白孔雀食堂がありました。

 
 「こんなんじゃ、気づかねぇよ」
 と思っていたら、お店の正面
 は90°向こう側でした。
 (^−^ヾ)でもやっぱり気づか
 ないかも・・・

 店内に入ると、お昼時ということもあり、満員状態。ちょうど俺の分で席が無くなりました。
 その後の人たちは、ちょっと待たないといけなかったのでラッキーだったかも。
 ソースカツ丼(¥1,000‐)を注文、程なく銀色のお盆に載せられて、ソースカツ丼がやって来ました。
 カツがでかすぎて、ソースがテーブルにポタポタと垂れてしまっています(^−^;)。
 カツが思いっきり、どんぶりから
 はみ出してます。
 注:大盛りではありません。
 
 このままでは、食べずらいので、
 2枚あるカツのうち、1枚はどん
 ぶりの蓋に移すのが正しい食べ
 方とか・・・。
 店内は、有名人の写真とプロ
 レスのポスターがいっぱい。
 石塚さんの色紙&写真もあり
 ました(^−^)まいうー。

 大きさに圧倒されつつも、写真を撮ろうとすると、対面のおばちゃんが「写真撮るならきれいに撮らなきゃ」
 とこぼれたソースを吹いてくれます。(^−^;)お手数かけます。
 夫婦で来ていたおばちゃん・・・もとい奥さん達は会津に来ると必ず食べに来るらしく、一方のカツを蓋に乗せて
 ソースがこぼれないように二つ折りにし、どんぶりの方に挑戦するせっきぃに「お兄さんは何回目?」と声をかけ
 てきます(食べ方は、アウトライダーVol.2に載っていたのさ〜)。初めてですと答えると、食べ方良く知ってるね
 〜とちょっと感心したよう。
 事前調査の甲斐?あってか、スムーズに食べ続けるおいら。カツは柔らかで衣はサクサク。名古屋のソース
 カツ丼より甘辛のソースとご飯の上に載ったシャキシャキ キャベツ(お新香と中華風のスープも付いてきます)。
 ぱくぱく食べるせっきぃは、2枚目のカツを蓋からどんぶりに移し、更に食べ進みます。
 ご飯はもうちょっと固めが良いかななんて思いつつ・・・食べ始めて数分。あっという間に完食でした〜。
 食後のお茶を楽しみつつ、さてそろそろ行こうかと立ち上がっり、入り口付近に移動すると店員さんが
 「いらっしゃいま・・、おっと、ありがとうございますだね。」とボケをかましてくれたので、「じゃ、カツ丼もうひとつ」
 と軽く突っ込み?を入れてから代金を払ってお店の外へ。うーん、しばらく運転したくないかも・・・。

 ちなみにカツ丼、食べきれない場合は、お持ち帰りもOKとか。
 << まだまだ、続くとです >>

09月18日(日) 会津のんびりツー その4〜「五色沼」


 さて、ソースカツ丼で体重UP?のせっきぃは、「痩せなきゃー」と裏磐梯の五色沼ハイキングコースへと向かいます。
 河東町からぐるっと反時計回りに磐梯山を半周、山の1/3を吹っ飛ばした噴火はすごかったんだろうなぁと、見る方
 向によって姿を変える磐梯山を眺めつつ、県道7 -> R459経由で裏磐梯の五色沼へ到着です。
 「たまには、観光地もいいかも?」と思っていたのですが、3連休の中日。五色沼の東側入り口にあるビジターセンター
 は「人多すぎー」。( X_ X )うーん。 お茶を買って、そそくさとハイキングコースへ移動です。

 西側の桧原湖まで続く全長約4kmの自然探勝路を前に、食べた分のカロリー消費するぜ、と意気込んで出発する
 せっきぃ。五色沼は、名前の通り天候や時間帯で水面の色が変化するという神秘的な湖沼群。散策路沿いには大小
 様々な沼が点在しています。
 まず、最初に姿を現したのは、毘沙門沼。
 ボートに乗れるらしく、乗っている人が「うわっ、ここすごい青いよー」と歓声を上げています。
 写真スポットを過ぎてしばし歩き、林の中の散策路から見え隠れする沼が印象的でした。
 まず目の前に現れたのは、
 毘沙門沼。
 林の木々の隙間から、瑠璃色
 の水面が顔を覗かせていまし
 た。
 何沼だか忘れたけど(^−^;)
 沼の底には水草がびっしりと
 水草が張り付いていました。
 泳いでみたいかも。

 
 るり沼からはちょこっと頭を出し
 た磐梯山が見えます。



 赤沼、みどろ沼、竜沼と通り過ぎ、「ちょっと飽きてきたかな」と思っていた頃に水の流れる音が聞こえて
 きます。
 しばらく行くと、結構急な流れになった川が流れ落ちていて、水の音が気持ち良い。
 ここからちょっと行くと、木の根が作った段々を(うまく表現できない(T−T)写真も失敗)川が流れて行く
 ところがあって、靴を脱いで水遊びをしている人もいたりして・・・。
 なんともいい感じで思わず足を止めて休憩モードに入っている人もちらほら。
 竜沼(タツヌマ)を過ぎた辺りは
 川になっていて冷たい水が
 気持ち良い。
 
 弁天沼の周りには糸トンボが
 沢山いました。
 久しぶりに見たなぁ〜。
 >糸トンボ
 散策路の道端に咲いていた
 花。
 うーん、花の名前がわからない。
 ちょっと勉強しようかな?

 更に、るり沼、青沼(展望台があってなかなか良い眺め)、柳沼と巡って西側の自然探勝路終点に到着。
 ここからバイクの置いてある弁天沼のビジターセンターへはバスかタクシーで。
 待つこと30分、やっとやってきたバスはスシ詰めのぎゅうぎゅう。これに乗るの??? と思っていたら、自分の前
 数人が乗ったところで、「後の方はこちらの臨時バスにどうぞ〜」とバス停裏の駐車場に停車していた臨時バスに
 ご案内♪ いや〜残り物には福があるとはこのことだね(^−^)V
 しかし、シャツが汗でべたべたして気持ち悪い。次は温泉に行くぞー。

09月18日(日) 会津のんびりツー その5 〜 「中秋の名月」


 バイクに戻ったせっきぃは、五色沼のすぐ近く、川上温泉の露天風呂へ。
 温泉でさっぱりまったり、風呂上りにはお約束のコーヒー牛乳を腰に手を当てて? 一気に飲み干した後は、
 キャンプ場で夕食です。
裏磐梯のペンション街にあるコンビニで晩御飯の素を購入し、桧原湖を左回りに回っ
てベースキャンプを目指します。
このころ、さっきまでの青空に見る見るうちに雲が立ち込めてあっという間に曇り空に。
今日は中秋の名月なのにー。せっかく湖の近くにテント移動したのに〜(T−T)
満月&桧原湖の写真を撮る気まんまんでいたのに、やることがなくなってしまった
せっきぃ。「そうだ、昨日焚き火してた人達がいたから俺もやってみよう。」
 キャンプ場の管理人さんから薪とついでに巨峰もゲット。直火は禁止なので台になる石を集めます。
 しかし良く考えてみると、着火剤も何もありません。うーん困った。薪も結構太そうだし。
 考えることしばし・・・、ひらめきました(^−^!)
 白孔雀食堂の場所を印刷してきた紙3枚&昨日の晩に買った割り箸の束を着火剤に使えば、楽に火が点けられそう。
 細い薪を選んでくみ上げ、周りには太い薪を風除けに積み上げます。こうしておけば細い薪が燃える熱で太い薪が乾
 いて、火の勢いが付いた頃に、放り込めばちょっと燃えやすくなるはず。
 コピー用紙と割り箸の着火剤は予想以上の火力で、思ったより簡単に薪に火がつきました。
 しかし、薪と格闘している間に、横の鍋からなにやら香ばしいにおいが・・・、
 「しまった、ご飯、ずっと強火のままだった」
 とき既に遅く、ご飯は下半分が真っ黒カリカリになっちゃいました(T−T;)。
 その後も、台がないので、直接フライパンで肉や野菜を焼いたのですが、火力が強力ですぐ焼けてしまい、
 食べるのが大変でした。あんまり近づくと熱いし。でもでも、久しぶりの焚き火。満喫でした〜。
炎と格闘する? せっきぃ。



 
 寒かった昨日の夜とは打って
 変わって、火の近くにいると
 汗ばむほどの熱。
 でも、炎の揺らめきを眺めて
 いると、いつまでも飽きません。
  「じゃがりこマッシュポテト」
 by シェルパ斉藤の簡単
   ワンバーナークッキング
  簡単お奨めです!!

 ご飯も済んで管理人さんからゲットした巨峰をつまみつつ、ゆらゆら揺れる炎と、時折雲間から姿を見せて
 は消える満月を眺めつつ、二日目のキャンプの夜は更けていくのでした。
 
 <<明日は最終日、奥会津へ向かう予定 >>

09月19日(月) 会津のんびりツー その6 〜 「朝の集中豪雨」


 今日は3連休の最終日。朝の7時にセットした携帯の目覚ましなど全く関係のない、4:00 AM に叩き起こされます。
 「なんだよ〜俺は寝起きが悪いんだよ〜」とちょっと寝ぼけてみても、テントのフライシートを叩く大雨粒の音はは増々
 大きくなるばかり。
 「うわ〜、テントの下にはブルーシート敷いてあるけど、浸水してこないかな・・・」とちょっと心配そうにテントの外に顔を
 出してみるとかなりの雨が降っています。
 「あちゃ〜、今日はどこにも寄らず直帰かな?」と頭を引っ込め、二度寝を決め込もうとしますが、雨音がうるさすぎて、
 寝れません(T−T)。
 お茶をわかして、しばしくつろいで見るもすることがないのでとりあえず荷物整理。
 テント以外の荷物は全部カバンにしまって、撤収準備完了です。
 7時ごろ、雨が止んだタイミングを見計らってバイクへ荷物を運び、代わりに雨合羽を持ってテントへ。
 雨が止んでいる間に、テントのフライシートをタオルで拭いてささっと、分解。インナーと一緒にクルクルと丸めて、収納
 袋に入れて片付け完了。雨が止んでる間に出発だー。と思っていたらまた降りが激しくなってきました。
 ダブロクに火をいれ、管理人のご夫妻に挨拶をしたら、今日はもう帰ろうとR459を通って猪苗代町のI.C.を目指し
 ます。途中五色沼付近を走っていると、この雨の中、
 カッパを着ないで走っているライダーを発見。
 「うわぁ、かわいそうに・・・(>_<)」
 晴れの天気予報(出発日時点では、今日まで晴れの予報だった)でもロンツーにカッパは必需品だねと思いつつ、上川
 温泉を抜け、県道2号線に入る頃には雨が急速にあがってきます。
 あれれ・・・、と思っていると道路も段々濡れていなくなってきて、
 「ひょっとして降っていたのは、裏磐梯だけ??」
 という衝撃の事実? が発覚。
 猪苗代方面と会津若松方面に分岐する交差点が目の前に迫って来た時、一瞬迷ったものの、ダブロクのハンドルを
 会津若松へと向けるバイク乗り君。
 今日の天気予報、会津地方は雨の降る確立40%だけど何とかなるかも? ちょっぴり不安を抱きつつ、しかし、今まで
 雨の家まで帰らなきゃいけないという陰鬱とした気持ちか吹き飛び、ヘルメットの中でニコニコ顔のせっきぃを乗せつ
 つ、奥会津へと向かうダブロクなのでした。

09月19日(月) 会津のんびりツー その7 〜 「大内宿」


 というわけで、大内宿に到着です(速っ)。
 県道64(会津若松の市街地をパス)〜R121(芦ノ牧温泉は川の断崖、スゴイ処にホテルが建ってます)〜県道
 329(小野川との並走が心地よい)とやってきました。
 入り口付近では、駐車場待ちの車で渋滞していましたが、こっちはバイクなのでさ〜〜っと擦り抜け、駐車場に
 到着です。駐車料金¥100円なり。
 駐車場をちょっと先に行くと、バイク用?の無料の駐車スペースもありましたが、大内宿の端から端まで歩くには、
 駐車場からの方が都合が良いのでこっちに駐車。
 
 宿場町へと続く道へ歩みを進めます。
 緩やかな右カーブを抜けて宿場町へ入ると街道筋の左右に、寄棟造りで統一された茅葺屋根の家々がきれい
 に並んでいて、白川郷の合掌造りとはまた違った雰囲気。
 「うわ〜、予想以上に良い所かも♪」
 雨でそのまま帰らなくて良かった、と素直に思いつつ、通りの左右に流れる小川に手を入れるときれいに澄んだ水
 がびっくりするほど冷たい。バイクのグローブに入れていた手を洗うと何とも言えない爽快感。

 宿屋兼お土産屋や食事処になっている家々を眺めつつ街道の突き当たり、大内宿の裏山へ続くと石段をふぅふぅと
 登って、神社横の山道に到着。木々の隙間から宿場界隈を一望できて、そりゃ〜もういい眺め。
 絶景かな♪ 絶景かな♪
 大内宿の入り口付近に建つ
 三沢屋(だったかな?)

宿場の通りの左右には、きれい
な水の流れる用水路が通ってい
ます。 
 売り子さんの服の色も、茅葺
 屋根とマッチしています。

 宿場裏山からの眺め。
 街道筋にきれいに並んだ
 寄棟造りの家々を一望
 出来ます。
 
 裏山の石段を登った上にある
 神社ももちろん茅葺の反り切り
 屋根。
 秋桜と茅葺屋根。
 きれいな景色を満喫したら、次はおいしいものをいただきます!  
 ソバ打ちを見ながら、
 ソバをいただきます。


 ソバ打ちのおばあちゃんが
 うちは半端な物は出さないよ。
 言う通り、腰があって旨い
 ソバでした。
 囲炉裏の上にぶら下げられた
 岩魚の干物。
 骨酒やソバに入れられます。
 せんべいを目の前で醤油
 ダレに漬けて焼いてくれま
 す。香ばしくてパリパリ。


 うちは火が命だ〜、と言って
 いた山本屋のおばちゃん。
 味噌が旨いこのお店、
 「じゅうねん味噌味の焼き
 だんご」が旨かった〜。
用水路の冷たい水にキンキンに
冷やされたビール&ラムネ。
飲みてー。

 最後はやっぱり? お土産です。
目に鮮やかな、民芸品。布で
作られたほおずき、とうがらし、
柿の実がきれいにぶら下がっ
ています。
お土産にとうがらしの家?を買っ
たら、袋に右の絵を描いてくれ
ました。
なかなか上手いですね〜♪
旅の記念に良い物、頂きました。
o(^−^)o

 駐車場へ戻って片方が空っぽのサイドケースにお土産 [ せんべい(会社用)、じゅうねん味噌&三年味噌
 (自宅用)、笑い栗、民芸品など ]を入れると、ちょうどぴったり収まりました。我ながら見事な、大きさ配分。
 
 ここから更に只見、桧枝岐方面に向かいたいところだったのですが、もう昼過ぎ。行ってしまうと暗くなる前
 に帰れなそうです。早くも眠くなってきたこともあり、今日はここで引き返そうと、R118へと向かいます。
 途中、羽鳥湖から県道白河羽鳥線へ折れ、白河の街をぬけてR289をひた東へと進み棚倉町でR118を
 南下し始めると茨城まであと少し。
 R349を自宅へと向かうのでした。今度は紅葉の頃に行きたいね〜。

 旅の最後に見つけた温泉(鉱泉)旅館。茨城にもまだ茅葺屋根があったんだ。
 旧里美村で見つけた茅葺屋根
 の「巴屋旅館」
 店番のおばあちゃんのノンビリ
 っぷりがいい感じでした


 鉱泉のお風呂は元々は16℃。
 加熱している以外はかけ流しの温泉と同じなのです。
 すごいあったまる湯で、風呂から出た後も火照った
 体からなかなか熱が引きません。風呂上りの冷えた
 ジュースがうまい!
 
 半露天風呂で旅の疲れを癒したせっきぃは、のどかな山村のつづく3桁国道をダブロクでラストスパート。

 家に帰ってから食べた笑い栗は、天津甘栗とちがって控えめな甘さ。俺はこっちの方が好みかも。
 きゅうりにお土産の味噌をつけてかじると、これまた絶品!
 今回も良い旅でした〜。