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渋滞にはまるとクラッチ操作で疲れるのさ
[アジャスト付きクラッチレバーに交換]

[型式とか]
 ・カワサキ純正 エストレア用クラッチレバー、アッシーなど一式
 ・エストレアのクラッチホルダーに合う3極コネクタ


 

[ 取り付けた理由とか ]

 エストレア用のアジャスター付きクラッチレバーを加工すると、ダブロクに付けられるという情報をキャッチ。

 渋滞に巻き込まれると、ダブロクのクラッチは意外と疲れる?ので少しは楽チンになるかなと?

[ 取り付け方法とか ]
 ブレーキの方は、レバーを交換するだけで簡単でしたが、こっちはアッシごと交換しなければいけません。

 エストレアのハンドル径はハンドル径は22.5mm( 7/8インチ )。ダブロクのハンドル径はクラッチのステー

 を取り付ける位置では25.4mm( 1インチ )。

 なので電気ドリルに直径25mmの円柱形のヤスリを取り付け、ステーをゴリゴリと3ミリほど削ったあとで、

 ハンドルに装着。

 それから、クラッチに接続されているスイッチがエストレアは3極なのに対して、ダブロクは2極。

 なので、コネクタを加工します。
    
   [ W650 コネクタ ]   [ エストレア コネクタ ]      [ 横から見たところ ]

 加工自体は簡単で、ダブロクの2極コネクターから端子を取り外し、エストレア用クラッチの3極コネクター

 の左右に差し込みます(真ん中の端子用のスペースは空けておく)。

 端子にはかえしが付いていて引っ張っても外れないようになっています。針金などを差し込んで、かえしを

 押し込んで外します。このとき強く押しすぎて、コネクタを壊さないように。

 加工が終わったら、コネクターをクラッチに差し込んで完成です。

 最後に、スイッチが正しく動作しているか確認します。
 [ 確認方法 ]
  1.エンジンをサイドスタンドを出した状態かけます。
  2.サイドスタンドはそのままに、クラッチを握ったまま1速に入れて、エンジンが止まらないことを確認。
  3.クラッチをそーっと放すとエンジンが停まることを確認(ガックンとならないようにブレーキを踏んで
    おくのを忘れずに)。
  4.サイドスタンドを払ってエンジンをかけ、普通に発進できることを確認。

 これでOKなら、スイッチの加工も成功でしょう。
 

[取り付け効果とか]

    
    ダイヤル1[ 最遠 ]    ダイヤル5[ 最近 ]

 左側がダイヤル1で一番遠い位置にレバーがある設定。右側がダイヤル5で一番近い設定。

 実際に握ってみるとかなり指を伸ばす度合いが違う。これなら腕の疲労も少なくなりそうだ♪

 ただ、ちょっとハンドル周りがゴツくなったような気も・・・(^−^;;)

[その他いろいろ]
 エストレアのクラッチレバーは年式によりアジャスト付きと無しがあります。

 部品注文の際には、注意してください。

 また、エストレアのアジャスト付きクラッチレバーとゼファーのそれは部品番号が同じ。なのでどちらで注文

 してもたぶん同じでしょう。

 ちなみに、レットバロンに注文しに行ったときには、

  「 エストレアはアジャスト付きのクラッチレバーじゃ無いですよ 」と言われました。(^-^;)

 加工に自信が無い、または面倒という方には、「tama shop」というバイク屋さんが加工済みのクラッチ

 レバー
を販売されているので、こちらを利用する手も。

 ただし、クラッチスイッチのコネクター加工は自分でやるか、お店に依頼しないといけません。

 (バイクの部品にしては珍しく (f ^−^;) 丁寧で分かり易い取説が付いてるので、おそらく自分でやっても
  大丈夫。)

[ 2007/07/21追記 ]

 ・・・というか、レバーアッシの径を拡げる工具を買うことを考えると、エストレヤ用のコネクタをどうやって

 入手するかとこと、などなど。コスト・手間隙含めて、加工済み品の方がお得かと・・・(^−^;)

 最近では、他のバイク屋さんでも、加工済みクラッチレバーを作ってるみたいです。

 ガッツカワサキ(名南カワサキ、プレジャー、トーカイオート、今西マシーンテクノ)