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第4回 フロントブレーキスイッチ修理


 第4回は、接触が悪くなったフロントブレーキスイッチの修理です。
 ブレーキを握っても、ブレーキランプが付かない時には、スイッチ接点のさび付きの可能性もあります。
 ダブロク日記(7/31)に書いたものをまとめただけですが・・・(^−^;)


[難易度]
 ★☆☆ ( ^-^ ) 簡単!

[根気度]

 ★☆☆ ( ^-^ )よゆ〜

[準備するもの]

 適当な太さの針金(MOドライブのイジェクト用金具を使用)
 紙ヤスリ

 テスター

[メンテ前の確認]
 スイッチが原因か調べます。
 スイッチに接続されているコネクタを外し、テスターを両極に当てます。
 ブレーキを握って、電気が流れないならスイッチが壊れているか、接点がさび付いていると思われます。
 バイク屋に行くと部品交換となるので、ダメ元で修理してみましょう。


[メンテの手順]

 右ハンドルに付いているスイッチを取り外して分解し、接点を磨きます。

  1.ブレーキシリンダアッシに付いているブレーキスイッチ(部品番号:27010-1170)からコネクタを外し
    ボルト緩めて、取り外します。

  2.スイッチのふたを開けます。
    スイッチの裏側に3つ穴が開いています。ここにふたの柱?が圧入されています。
    この穴に、針金を交互に穴に押し込み、少しづつ押していくと、スイッチのふたが開きます。
    圧入式なので、無理すると壊れます。慎重に!
       
     [取り外したスイッチ]   [ふたを開けたところ]

  3.ふたが開いたら、接点にサビや汚れが付着していないか確認します。
    もし、錆びていたり、汚れていたらきれいに磨きます。
     
         ↑ここが接点。
    銀色じゃなかったら、紙やすりで磨いたあと、接点復活剤を塗りましょう。

  4.磨き終わったら、テスターをあて通電する(電気が流れる)ことを確認します。
    確認したら、ふたを閉めて、ハンドルに戻します。
    直らない、または壊してしまった(^−^;)ときは、あきらめて部品を注文しましょう。

  5.ハンドルに戻したら、ブレーキレバーを握って、ブレーキランプが点灯することを確認して、
    完了です。

[メンテの効果]
 無事、ブレーキランプが点くようになりました。
 スイッチ代(¥1,197−(税込))と工賃が浮いた〜(^−^)♪
 しかし、このスイッチの値段、高いなぁ・・・。
 これから、洗車のときはハンドルに水がかからないよう注意しよう・・・と思いましたとさ。