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第9回 エアクリーナ清掃


 第9回は、エアクリーナエレメントの清掃と点検です。
 前回、走行距離8,000kmぐらいで清掃。今回は20,000kmで清掃です。
 取説には何キロで清掃という目安が特に書いてありませんが、どれぐらいでするのがベストなんでしょうかね?


[難易度]
 ★☆☆ ( ^-^ ) 簡単!

[根気度]

 ★☆☆ ( ^-^ )よゆ〜

[準備するもの]

 プラス ドライバー(サイドカバー取り外しに使用)
 洗浄油(灯油を使いました)
 オイルパン(洗浄油を溜めるのに使用、実は調理用の角型トレー(^−^ヾ))
 ワコーズのエアフィルター用オイル(SAE30のエンジンオイルでもOK)


[メンテの手順]

 エアクリーナエレメントを外して洗浄。オイルを塗って元に戻します。
 エレメントが破けていた場合には、新品に交換します。

  1.左右のサイドカバーを外します。
    右が3本、左は2本のボルトを外します。

  2.エアクリーナーボックスからエレメントを引き出します。
   
    右エアクリーナエレメントを
    引き出したところ。
 左エアクリーナーエレメントを
 外したところ。

  3.洗浄油で古いオイル&ゴミを洗い流します。
    しかし、灯油で良いんだろうか・・・?
    (ちなみに取説には「ガソリンなどの燃えやすい洗浄油は使うなよ〜」と書いてあります)
   
    エレメントの上(キャブ)側
    金網にいなってます。
 エレメントの下(吸気口)側
 繊維状になっています。
 洗浄油の底にたまったゴミ。
 意外と汚れているものですね。

  4.きれいに洗ったら、エレメントを傷つけないように洗浄油をしぼり、圧搾空気で吹き飛ばしまたは、
    ウェスで吸い取って乾かします。

  5.エレメントの上面/下面の両方にエアクリーナー用のオイルを塗ります。
    このオイル(ワコーズ)はピンクに着色されているのでムラ無く塗れて使いやすいです。
   
    塗り残しが無いように均一に
    オイルを塗布

  6.余分なオイルをウェスで吸い取り、出来るだけ乾かします。

  7. 1.と2.の逆の手順でエレメントとサイドカバーを取り付けます。
    エレメントを正しく取り付けないと隙間からゴミが流入し、キャブが詰まったり、エンジン不調の原因に
    なることがあるので注意しましょう。

[メンテの効果]
 なんか、スロットルのレスポンスがよくなったような気がします。
 ホントのところはどうなんでしょ?


[ 2005.10.23 追記 ]
 舞浜へミーティングへ行ってきたのですが、スロットルの開閉に対するエンジンのレスポンスがやっぱり良
 くなった感じが♪
 僅かなスロットルの開閉にもエンジンが滑らかに反応するので、渋滞のノロノロ運転や擦り抜けも楽チン
 でした。ちょっと前に走ったときは、もっとギクシャクしていたのにね。
 ダブロクのエンジンの調子がイマイチのような・・・と感じられている方がいましたら、エンジン本体?それ
 ともキャブ?と難しく考えるより、一度エアクリを清掃してみるというのはどうでしょうか?
 意外と、フィルターが詰まっていて、エンジンが酸欠になっているだけだったりするかもしれませんよ。
 (^−^)