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第1回 フロントフェンダー裏側のサビ止め


「第1回って普通はオイル交換とか、チェーンの調整とかやるもんじゃないか?」 というつっこみが入りそうですが、 たまたまこのコーナーを作ったときに、フェンダー裏のサビ止めをしていたのでこのまま行きます。
大事な愛車も錆びてくると急に愛着が薄れてしまうことも・・・。時々防錆処理をしてあげましょう。


[難易度]
 ★☆☆ ( ^-^ ) 簡単!
[根気度]

 ★★☆ ( -.- )まあまあ (ただしサビ具合によっては「★★★ 大変!」になるかも・・・)
[準備するもの]

 メガネレンチ、サビ取り剤、サビ止め剤、ハケ
          
        金属磨き    サビ止め
        (ネバー・ダル)(メタルコーティングワックス)
[メンテの手順]
 リアフェンダーと違い、フロントフェンダーはタイヤと密着しているので外して作業したほうが簡単です。
 ものの本には、
 
「フロントフェンダーを外すには、フロントタイヤを外さないといけない」
 みたいな事が書いてありますが、そんなことはありません。(^−^;)
 車載工具でやるとネジをなめる可能性がありますが、そこそこの精度があるメガネレンチがあれば、
 フロントフェンダーだけ外すことが可能です。
  1.メガネレンチでフロントフェンダーをフロントフォークに固定している4本のボルトを外します。
    ネジ止め剤が付いているので最初に外すのは結構大変。回す方向を間違えないように!
    ネジが回ってしまえば、あとはレンチでなく手回ししたほうが早く外れます。
  2.外したフェンダーの裏を良く洗ってから、サビ取り剤でサビを取ります。
    今回は、「ネバーダル」を使って磨きました。
    
         [磨く前]           [磨いた後]
    サビの根元?までは取れませんでしたが、だいぶきれいになりました。
    
  3.さびが取れたら、ハケでまんべんなくサビ止めを塗ります。
    磨き剤で磨いたままにすると、今は良いけど後でもっと酷いサビになります。
    「きれいになった〜!」とここで満足せず、必ずコーティングを施しましょう!
    今回は、「デイトナ製のメタルコーティングワックス」を使用しました。
  4.最後に、元の位置に固定して完了です。

[メンテの効果]
 これでしばらくは、サビないはず! という安心感?が得られます。

[その他いろいろ('2004.12.??追記)]
 えっと、サビ取りは程度にもよりますが、サビ取り剤を使ったほうが楽チンです。
 別の箇所のサビ取りに、花咲か爺のサビ取り剤を使ってみました。
 しばらく浸けておいた後、ふき取るだけでサビがかなり取れ、ついでに防錆皮膜も付くのでお奨めかも。
 ただ、結構値が張るのと、場所によっては塗った後白濁することがあるのが難点・・・。


 「デイトナ製のメタルコーティングワックス」は薄い茶色(松脂)みたいな色が付いているので、目に付く
 場所には使わない方がいいでしょう。目立つところは、ワックスがけかクリアーを吹くのが良いかと・・・。」


[ 2005/05/29追記 ]
 フェンダーフラップを取付けるのに、外したフロントフェンダー。

 サビ止めのおかげでサビは発生していませんでした。(^−^)♪

 

[ 2006/11/27追記 ]
 最近はもっぱら、塗装で使う普通の 「 クリアー 」 を1年に1回ぐらい、吹いています。
 メタルコーティングワックスはネバネバしていて、汚れが付着すると取れないので・・・。