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第3回 フロントフォークのダストシール清掃


 第3回は、フロントフォークのダストシール清掃です。
 以前から気になっていたダストシールの下。
 きっかけは、名西カワサキさんのHPメンテに関するページでした。
 (メンテのページは新HPになったときに、無くなっていたのですが、(T−T)復活してました〜)

 フロントフォークをダストシールをめくると、その下にはサビサビのスナップリングが・・・。
 雨天走行を何度かしていたので、ちょっと心配になっていたですが、ダストシールをめくる工具がなかった
 ので踏み切れずにいました。今日、ホームセンターでスクレイパーを買ってきたので、早速やってみます。


[難易度]
 ★☆☆ ( ^-^ ) 簡単!
[根気度]

 ★☆☆( ^-^ )よゆー
[準備するもの]

 スクレイパー、細めのマイナスドライバー、ウェス、綿棒、シリコングリス、圧縮空気、シリコンオイル
         
          スクレイパー。ホーマック(ホームセンター)で¥380で購入。
          先端が薄くなっているものと、そうでないものがあったので、薄い方にしました。


[メンテの手順]
 名西カワサキさんのHPにある「Service」にとてもわかりやすく書いてあるのでそちらを見てください。
 (メンテのページは新HPになったときに、無くなってしまいました。)
 (゜−。)☆○=(−−#)こら
 あ、すみません。ちゃんと書いときます。でも、名西さんの方がわかりやすいような・・・。

  1.スクレイバーの先端を、ダストシールとフロントフォークの隙間に差込み、少し上へ持ち上げます。
    円周の数ヶ所にわけて、同じことをやるとダストシールが浮いてきます。
    一箇所だけで、無理に上にあげないように注意してください。
    

  2.ダストシールが外れたら、中にあるスナップリングが錆びていないかチェック。
    錆びていなければ、グリスを補充して。元に戻します。
    今回は錆びてました〜。(>−<)
    
    フロントフォークの後ろ側に水がたまって錆びてしまったようです。
   
  3.スナップリングの曲がっている部分に、マイナスドライバーを引っ掛けて、スナップリングを
    外します。外すときは、フロントフォークに傷をつけないように注意。

  4.取り外したスナップリングのサビと汚れを落とします。
    サビがひどい時は、新品に交換した方が良いでしょう。
    

 5.オイルシール側に残ったサビや汚れは、圧縮空気・・・、は無いので、パソコン用のエアーを使って
   みたのですがあまり効果が無く。
   仕方がないので、シリコンオイルを吹きかけて、ウェスと綿棒でふき取りました。

   ここで、手を抜くと飛び散ったサビがフォークを傷つけてしまいそうなので、念入りに。
   仕上げはウェスの糸くずが残っていないかチェック。もし残っていたらきちんと取り除いておきます。。

 6.スナップリングにグリスを塗って、元の位置に戻します。
   このとき、オイルシール側のスプリングが外れていたら、これもきちんと元の位置に戻しておきます。

 7.スナップリングが正しく固定されているのを確認して、ダストシールを元の位置にはめ込みます。
   はめ込む前に、ダストシールにも薄くグリスを塗るか、シリコンオイルを軽く拭いておくと水の浸入
   防止になるかと思います。
   最後にフォークブーツをかぶせて完了です。

[メンテの効果]
 これで、フォークのオイルシールを傷つける原因が減って、フォークオイル漏れの防止になったはず。