安祥寺のカヤ
2011.08.27 TOPへ
◇写真は鉾田市安祥寺の山門である。写真左は、カヤの大木である。鉾田市指定の天然記念物カヤで樹齢300年以上、幹回り3.7メートルもある。山門の前はカヤの木の並木になっている。カヤの並木には幹回り3メートル以上が3本、樹齢300年以上とその他のカヤも含め並んでいる。何といってもカヤの木の多いお寺さんである。お寺は丁度法要中だったのでご住職から、何故、カヤが多い?が聞けなかった。
◇写真の山門の正面には佐竹氏の「赤い月丸印のある五本骨軍扇」紋が付いている。この家紋は棟にもついているというが、確認をしていなかった。天正19年(1591)佐竹義宣が南進し、安祥寺は佐竹軍の本陣となり、ここから鹿島氏の鉾田域や烟田域を攻撃したという。このため、安祥寺は文禄年間(1592〜1596)には佐竹氏の庇護を受けた。
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