マルバクス(丸葉楠)
2012.01.22 TOPへ
◇雨の筑波山神社、日曜だが参拝者はぱらぱらと見える程度。写真は筑波山神社拝殿とその右にあるマルバクスの木である。この木は、つくば市指定天然記念物、クスノキの変種で写真左下のように葉の巾に対する葉の長さが短く、まるい葉である。牧野富太郎博士はこの木をもとにマルバクスと命名し、昭和15年に書籍で発表した。普通のクスノキの葉の長さは葉の巾の2〜2.5倍であるのに対し、マルバクスは1.3〜1.6倍であると掲示板で紹介している。写真の葉は1.2倍でより丸い。
◇樹齢150年のこのマルバクス、クスノキは葉の主脈と側脈の交り部にダニ室ができるというが、この葉の写真では判断しにくい。
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