河村瑞賢
2012.04.26 TOPへ
◇写真の銅像は山形県酒田市日和山公園にある河村瑞賢(ずいけん)である。満開の桜を眺める銅像の河村瑞賢は、1618年伊勢生まれの江戸屈指の豪商だった。1672年幕府の命によって出羽の幕府米を酒田港から江戸に回漕する西回り航路を開発した。東回り航路のほか、この西回り航路により米穀や紅花の流通と海運の向上をはかることができた。ここ日和山には北前船の道標として常夜燈が設置され、夜毎に灯りがともされたという。今は日和山公園となって中にある池には北前船の1/2スケールで再現されて浮かべられ、周りのソメイヨシノは満開であった。
◇ソメイヨシノの名は茨城県高萩市出身の松村任三(じんぞう)が名づけたが、日露戦争勝利を記念して全国にソメイヨシノが植えられるようになったのだと、29日朝日新聞天声人語記事に掲載されている。
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