妙行寺のイチョウ
2012.12.18 TOPへ
◇千葉県と利根川を県境にした河内町がある。河内町生板(まないた)の妙行寺には町指定天然記念物のイチョウ(雌木)が境内のほぼ中央に背高く立っている。樹高38.5メートル、樹齢300年、幹回4.1メートルで立派な木である。イチョウの葉は落ちてしまっているが、少し前の黄葉の時に訪問したかった。
◇このイチョウの脇に3義人の供養塔がある。文化14年(1817)に3人の農民は続く凶作にも関わらず重い年貢を課せられ、江戸の代官さらには勘定奉行所に願い出て犠牲となったことの供養である。
◇江戸時代、妙行寺は上野寛永寺の末寺14のうちの一寺であった。
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