野木神社
2013.05.18 TOPへ
◇野木神社は古河市の北側に位置する野木町にある。参道は500mもあって両脇にはケヤキの古木が並ぶ。写真のケヤキは樹齢1200年のイチョウの脇にある。このケヤキの看板に興味のある説明があった。
足利氏の執政の末に内乱にあい、社領を奪われ社殿も壊された。長禄3年(1459)に時の神官によって再興された。鎮守の森とするため社前には沢山の木を植えた。写真のケヤキはそれよりも古く、現在樹齢650年という。神社のお話しによると、社領を奪われた時、佐竹氏によって保護され水戸市元吉田町にある野木神社の地に身を置いたという。
◇野木神社に到着した時、カメラマン達がこのケヤキに向けてカメラを三脚に載せていた。望遠カメラが被写体にセットされている。覗いてもいいといわれ、見るとフクロウの顔が大きく見えた。神社によると3日ほど前に巣穴をカラスが襲い、フクロウの雛の一羽が地面に落されてしまった。それ以来、巣の中に残った雛は警戒心が強くなり、外にはなかなか現れないという。傷ついた雛は神社に保護され、今では鶏肉を食べるようになったそうだ。
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