雲巖寺のケヤキ
2013.09.21 TOPへ
◇大田原市の雲巖寺は天正18年(1590)と弘化4年(1847)の2度火災にあっているという。今から166年まえの時の火災で写真のケヤキは火を受けた。それでも元気に成長を続け、焼痕を覆うように表皮が伸びている。
◇松尾芭蕉は奥の細道で雲巖寺を訪ねている。交流のあった仏頂和尚の修行跡を訪れるのも目的の一つであった。仏頂和尚は今の鉾田市の出、鹿島神宮近くの根本寺の住職、それから鉾田市の大儀寺の住職をしていた。雲巖寺を芭蕉が訪れた時、仏頂和尚は芭蕉に逢うため雲巖寺に行ったが、逢えなかったといわれている。
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