カリン                    2005.9.11
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庭にあるカリンの木は、植えて10年は過ぎているであろうか。昨年は実をつけなかったが、今年は多い。隔年豊作が続いている。カリンは、「借りん」と言って縁起のいい木だと、昔、親から聞いた。

カリンの実は、硬く包丁がなかなか入らない。バナナ色に熟すと蜜が皮の表面からも分泌するので、べとつく感じである。香りも良い。

カリン酒にすると、さわやかで美味しい。風邪やのどに効くという。霜が降りるころまで、木につけたままにすると、葉が落ちた後に、残るバナナ色のカリンの実は、冬景色で目立つ存在となる。