阿漕ヶ浦桜
2006.03.18 前へ トップへ 次へ
東海村の阿漕ヶ浦公園の桜花を何度か、これまで見た。まだ、花は咲いていないが、本日、夜桜用の照明付け作業が行われていた。今年も、桜祭りではにぎわうのではないかと思う。写真の桜の並木も、花が咲くと見事である。
『さむらいウィリアム−三浦安針の生きた時代−』と云う本を読んだ。日本に初めて来たイギリス人で徳川家康に認められ、幕府と外国との架け橋となった。250石の旗本となり現在の日本橋に屋敷を持ち、横須賀市逸見に領地を貰っていた。このウィリアム・アダムズは日本名を「三浦安針」と名乗った。イギリスを出国してから大西洋、マザラン海峡を経て太平洋を渡って大分に漂流した。この期間2年を要しての渡来である。徳川家康が1616年に没し、その4年後に三浦安針は亡くなっている。