ヤマザクラの実

2006.07.01 前へ トップへ 次へ
 日立市には桜の木が多い。これは日立鉱山の煙害に強い木として大島桜が選ばれ、鉱山から煙害の届く範囲に会社を上げて植えた。そのお陰で、山桜やソメイヨシノが大事にされてきた。ソメイヨシノは実をつけないが、ヤマザクラは沢山の実をつける。
 いつも歩いている道路上に桜の実がおちている。この木はヤマザクラである。実は青→白→赤→黒と色が変わり、熟しの進行を示す。この写真は青色はないが、そのほかの色はある。
 昨夜は久し振りの酒が入る会議があった。帰った家の玄関ポーチに後二つという踏み石の上に大きな蛙が居た。その前の晩に帰った者が、蛙がいるというのでライトを持って確認したその蛙であった。大きい蛙を思い切り踏んでしまった。踏んでから力を抜くなどできなく、全体重を載せてしまった。
今日早朝、その蛙は踏み石付近に居なかったので、生きていると思った。そして、暗くなった今、玄関から出て探すと、昨夜の石に少し身を載せている蛙がいた。その蛙に昨夜は申し訳なかったと声をかけて、立ち上がるとピョンピョンと素早く逃げてしまった。どうやら、無事のようだ。