願船寺
2007.11.24 TOPへ
遠くから黄葉した大きな樹が見える。昨日もそれが気になっていたので、本日、寄ってみた。近づくと楼門(中門)が見えたのでお寺とわかった。坂道を登ると住職が庭仕事をしていた。歴史に詳しい住職だったのでいろいろお話を聞くことが出来た。村指定天然記念物のこのイチョウ、樹齢300年とあるがもっとたっている。烈公の頃、このお寺は全焼してしまった。その時、このイチョウも焼けたが生き延びた。現在も本殿側の幹が深く食い込みがあり、中は炭状である。それを皮が覆いかぶさってきている。願船寺をインターネットで調べると、江戸初期までは願泉寺だったが、光圀が願船寺に変えさせたという。
           【上の写真をピックしてカレンダー表示のサムネールに戻る】