つくば道
2008.3.4 TOPへ
◇昭和61年、建設省は日本の道百選を選定、その中に「つくば道」が選ばれた。つくば市北条から筑波山神社までの道路と石段である。参詣道は上から石段が続き、途中からは石段が外され自動車が一台通れる急な舗装道路に替わっている。写真のように上の家と下の家の土地は石垣で段差をつけ、道路脇も同じく石が道に沿って組まれている。写真前方の山は、左側に筑波山男体山、右がロープウェー駅が白く見える山、女体山である。こちらの方が高い。写真:3/3
◇つくば道の由来:筑波山は万葉の昔から神の山として仰がれてきた。近世には江戸城の鬼門を守る祈願所となった。歴代将軍の崇敬が厚かったこの道は、3代家光の時に筑波山参詣道として開放された。往時の信仰の道が今に伝えられている。このつくば道は歴史を語る道として建設省により日本の道百選に選ばれた。
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