三浦杉
2008.3.12 TOPへ
◇国道293号を栃木県方面へ向う途中に吉田八幡神社がある。県指定の天然記念物の三浦杉は、樹齢800年で幹周り10mもある。真直ぐと上に伸び、空洞もなく元気がいい。樹高58mもある大杉は、枯枝もつける。そのため、カメラの位置から上へ、石段は昇らないように通行止めになっている。写真:3/8
◇三浦杉は鎌倉杉と呼称されていた。相模の住人三浦基安が勅命によって那須の悪狐を退治するため四人の供を連れてこの地に来た。吉田八幡神社に参詣し、悪狐征伐を祈願した。この時、社前に杉を植えたのが、この巨木の杉である。これを聞いた水戸光圀は、鎌倉杉の名を三浦杉に替えさせた。さらに吉田八幡神社は、もともと八幡神社だったが吉田神社への改名を勧めた。そのため、吉田八幡とした。
◇参拝者は参道のどこを歩くか、3/10鹿沼市で逢った宮司さんに聞いた。参拝者は参道の中央を歩かず、参道の左寄りをあるく。また拝殿に上がるとき、靴は上る姿勢のまま靴を抜く。帰りに靴を履く時、神殿に背を向けないためだそうだ。
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