3年目は実力を問われる年  
 
 皆さん、明けましておめでとうございます。
 2年間の日立理科クラブの活動を振り返りましてうれしいことは、多くの子どもたちの感想文に「理科が楽しくなった」と書かれていることです。教育現場の先生方の理科クラブに対する関心もかなり強く感ずるようになりました。大変ありがたいことであります。
 今、私は科学技術振興機構(JST)の理科教育に関する「人材育成ワーキンググループ」の委員を担当していますが、全国各地の進んだ理科教育活動を知り、強い刺激を受けました。

 「今年は、実力を問われる年だ」が私の実感です。 
 理科室のおじさんも科学大好きエキスパートも、外に学び自らを研鑽しなければなりません。

未来の科学者の卵を育てるため、子供たちに愛され、先生に信頼され、市民に期待されるクラブにならなければなりません。

 使命感に燃え、教材開発や教育内容の充実に更に頑張ってまいりましょう。

最後に、協賛いただいております方々に、高所からのご指導とご支援をお願いし、新年のご挨拶といたします。

                     平成23年 元旦

             NPO法人日立理科クラブ代表理事  佐 藤 一 男