月面観察 と 星空散歩 の会
                                                         H23.10.07
  山部小学校 「天体望遠鏡を使った月面観察および星空の散歩の会」 

 現在、小学6年生が理科の授業で月と太陽について学んでいることから、6年生を中心に「天体望遠鏡を使った月面観察と星空の散歩の会」を実施しました。
 今回使用した天体望遠鏡の中には、当クラブ員が20年前から使用していた古いものも含まれています。
 当日は晴天に恵まれ、絶好の観測日和となりました。月面や星空の観測は、殆どの子供たちにとって初めての体験であり、感動的な思い出になったと思われました。

1.日 時   平成23年10月7日(金)   17:00〜18:30
2.場 所   日立市立山部小学校 校庭
3.参加者   山部小学校: 5・6年生 15名,  他児童(弟妹)6名  父母 3名
         学校側: 岩間校長先生以下 5名,  日立理科クラブ 4名,   合計33名
4.月 齢   9.7日
        【使用機材】

 天体望遠鏡: 
  ・口径28cmシュミットカセグレン型 1台
  ・口径6cm 屈折式           1台
 天体双眼鏡: 口径8cm 屈折式   1台
 月面図:    直径 55cm       1枚
  月の満ち欠け、星空の回転、北極星の見つけ方、
  夏の大三角形 について
  月面図による主な海やクレーターの説明
  
  天体望遠鏡の操作と月面観察(50倍、127倍)
  
  天体双眼鏡(24倍)による
  月面観察と星空の散歩
    【今回特に期待したこと】
(1)児童の手で望遠鏡の角度をリモコン操作させ、自分の意志で月面の色々な場所を望遠鏡で自由に
  探検することによって、月に対する理解と実感をより深めさせようと期待した。
(2)月が地球に一番近い天体で、巨大なものと認識させるとともに、月面の山々の荒涼とした情景と、
  空気や水、動植物に囲まれた豊かな地球を比較し、地球環境の大切さ、生命の大切さを強く感じ
  てもらいたいと願った。
(3)星空の散歩ではアンドロメダ座大星雲を期待したが、月明かりが強く観察にはあまり適していなかった。