日立理科クラブでは身近な材料を使って楽しめる水ロケット教室を開いて、科学の楽しさや不思議さに触れて頂いています。 水ロケット飛ばしも3年目を迎え、“作って飛ばす”楽しみから、さらに“もっと遠くへ飛ばす”感動に挑戦する人が増えて来ました。
 今回、平成23年7月10日(日)「作って飛ばそう水ロケット教室」(参加人員15名・場所会瀬グラウンド)で、最長飛距離189mを達成しました。ひょっとしたら、このタイプの水ロケットの日本一かもと関係者が喜んでいます。

 
記録: 最長飛距離 189メートル

1.発射条件
  (1)圧力タンク容量 1500ml、 水量 500ml
  (2)空気圧 700kPa (圧力計付 空気ポンプ)、(虫ゴム付なので実際のペットボトルの内圧は
     600kPa程度と予想されます。)
  (3)追風(2〜3m/s)
2.水ロケット(H−2型)
  (1)ペットボトルの曲線部に直接尾翼を取付けることにより後流の乱れを少なくする構造を採用。
  (2) 治具を使って先端のノーズおよび尾翼を、正確に取り付けられる様、工夫した。
3.発射装置
  (1)水ロケットガイド:乗鞍型でФ16×1.8mX2本で飛行姿勢を安定させる、懸垂型で
     水ロケットのガイド取付位置の懸念をなくした。
  (2)加圧ルートにはバイパスラインを設け、水もれ等によるリカバリーショットを可能とした。