軽量バッテリー交換

経 緯
新車納車から2年6ヶ月、一身上の都合から今年4月からSWに乗る機会がめっきり減った。タイヤを注文して、いよいよタイヤ交換に行こうという時にバッテリーがあがっていることに気づいた。確かにエンジンかけたのも1ヶ月ぶりだったかも。電圧計は6Vを指していた。セルは回るはずもない。バッテリー液はFULLレベルだった。きっとブースターケーブルで元気な車のバッテリーとつないでチャージすればエンジンかかって充電できただろうと思う。しかし、年数も経っているしバッテリー交換をした方が安心できるだろうということでバッテリー交換作業へ。

競技車両なんかではバッテリーを軽量化するのがセオリーとなっているらしい(ですよね?)。エアコンもコンポも無いような競技車両ではめっちゃ小さいバッテリーでもいけるらしいが、エアコンやコンポといった快適部品は車の運転には必要不可欠だと自分では考えているのでそれらが使える最低限の容量を確保したい。

購 入
Webで検索した結果、ALPHAのWebサイトにバッテリーについての記述があった。ついでにバッテリーとステーがキット化されていた。早速、問い合わせてみると在庫もあるということなので、何も考えずに発注。

アルファ軽量バッテリーフルセットBTS-Bタイプセット
バイク用バッテリーGTX12BS、端子アダプター、取り付けステーがセットとなっている。
(SW用のキットではない)


取り付け作業

通常のバッテリー交換作業はフロントトランク内のテンパータイヤを取り外していくと比較的簡単にできる。
 

取り外した純正バッテリーとバイク用バッテリーを比較すると大きさの違いに驚く。
重さもかなり違う。約10kgくらい軽い計算だ(ホントかな?)。
ここまで小さくて軽いとエンジンかかるんだろうか?と不安になってくる。

さてボディへの取り付けだが、アルファのセットに含まれているステーを使おうとすると何らかの加工が必要となるようだ。
SWの場合だとテンパータイヤ固定用のステーとバッテリー固定用ステーが共用となっているので通常車種のようにはいかない。

とりあえずバッテリーが納まっているトレイを取り外して固定方法を考えることにした。
結果、セットに含まれる取り付けステーを使用するのはあきらめ、フック付きのラバーバンドで固定することにした。サイズが小さくなったことによるトレイ内スペースを埋めるスペーサーは発泡スチロールのブロックを使うことにした。ラバーバンドと発泡スチロールのブロックは近所のDIYストアで購入した。
ラバーバンド 250円
ブロック    350円

 トレイにバッテリーと発泡スチロールブロックをラバーバンドで固定したところ。
この状態でかなり強めに揺すってみたりしたが、人間の力ではバッテリーがずれたりすることは無かった。

裏面は、こんな感じっす。
ボルト穴にラバーバンドのフックを引っ掛けたりしているのでトレイをボディに固定するボルトが1本使えなくなってたりする。

この状態でボディに固定する。


バッテリー端子に結線したので早速電圧計を確認してみると十分な電圧があるのを確認できた。


もちろん、セルも問題なく回り、無事にエンジンに火が入った。
エンジンがかかれば、オルタネーターが発電するので14.5Vくらいで安定している。アイドリング状態でブレーキを踏んだり(ブレーキランプ点灯)、ライト、フォグライトを点灯、さらにエアコンをONしてみたが、14Vを割ることは無かった。近所を走行後、バッテリー取り付け部を再確認したが問題は無いようにみえる。


今回の無駄になったパーツ
アルファの軽量バッテリー取り付けステー。バイク用バッテリーも近所でも売ってるしね。端子アダプターも売ってるかな?
参考までに今回使用したGSのバッテリーの型式と互換性のあるバッテリーをリストする。

メーカー GS YUASA FB
型 式 GTX12-BS YTX12-BS
YTH12-12BS
FTH12-12B