ひろば67-3

未来へ向けて事業の試み

 今年度は11の公民館の地位気の特性を生かした事業や、市民の学習活動のサポート、館長の運営方針などを取材し紹介してきました。
 16年度からは11の公民館がすべて自主運営になり、住民が知恵を出し合いながら特色ある活動が進められ、住民の日常生活にもっと身近な生涯学習施設としての役割にきたいがかかります。

  青少年対象の映画会、絵画・将棋教室などが活発に行われています。特に小学生の企画で開く「お楽しみ会」はテレビゲームとは一味違って、お化け屋敷、椅子とりゲームに金魚すくいなど楽しい内容がいっぱい。140名の参加で盛り上がりました。
 ホタルの里づくりはホタルの幼虫、カワニナの飼育、川の清掃などのホタル少年団が活躍。この春の幼虫の放流を楽しみにしています。
 また花いっぱい運動が盛んで、人々の花を介しての和やかな会話も弾みます。水庭浩館長は「次世代を視野に入れた潤いのある地域環境を創造するため、地域住民の積極的参加が大切。公民館運営のモデルとして利用しやすい明るい地域づくりに少しでも貢献したい」と話します。
 人口も増えており、会報「ひまわり」の毎月各世帯への配布は情報の敏速化と隣近所の話題提供にも一役買っています。
ホタルの住みやすい環境に
ホタルの住みやすい環境に
 特徴は「ゴルフ教室」「歴史講座」「久慈長寿大学」のロングセラーといえます。ゴルフ教室と歴史講座は、6〜7回のシリーズ開催ですが、受付開始と同時に事務所の電話は鳴りっぱなし。あっという間に定員オーバーの人気ぶりです。
 子どもたちとの交流にも力を入れており、土曜日には「親子そば打ち」や「自然観察」などを開催、いずれも地域の人材がボランティアで講師役を務めています。
 「革のミニバッグ作り」「ケーキ教室」などの新企画も大好評。作品を持ち帰る参加者の嬉しそうな表情が楽しみで励みにもなるそうです。
 4月からは事務所が久慈コミュニティセンターに移転。「新たな気持ちで更に久慈地区の皆さんのニーズに応えられるよう、諸団体と連携を図りながら、潤滑油としての役割を担っていきたい」と、上野雄市館長をはじめ全職員が話してくれました。
地域の自然観察はこどもも楽しい
地域の自然観察はこどもも楽しい
 日高公民館は戦後まもなく小学校を間借りして発足。校舎は廃校となりましたが、跡地を利用しているだけに、残された桜の木や石碑などに長い歴史を感じさせます。
 この地区には乳幼児を持つお母さんが多く、母と子が一緒の「家教育学級」事業が好評です。年間の参加者数は約2,000人という盛況ぶりでした。
 母親の役割や子どもへの心の対応、集団生活の場を通してわが子を見つめることを学びながら、家庭と母親が教育の基本であることを認識する場としています。
 高齢者対象の事業に「日高教養大学」があり、「ウミ鵜と共生」「日立のサクラ」や、健康・環境問題など身近なテーマで多彩な講座が開かれています。
 小室昭次館長は「地域と住民のニーズをいかに取り入れるか。生涯学習の場にふさわしい事業を心がけています」と話します。
うれしいなお母さんと一緒
うれしいなお母さんと一緒


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