風神山

 風神山は、日立市と常陸太田市の境にある241mの山です。
 頂上は自然公園になっていて、「風の広場」からは、日立市と東海村,そして太平洋を一望できる
 景色の良いところです。
 また、そこから高鈴山方面に約4.2kmのハイキングコースを行くと、真弓神社があります。
 この真弓神社には、巨木に囲まれており中でも爺杉は茨城県指定文化財となっています。
 この爺杉がある場所を示す立て札など無く、私は2度目にて見つける事ができました。
 ここでは、爺杉までの道のりを案内します。 

 写真の上にカーソルおいてカーソルが指になる写真は拡大写真が見れます。

 
 写真は、久慈川河川敷(東海村側)から風神山を撮影したものです。

       
 国道6号、日立研究所入り口より
 少し日立側に行った所に風神山
 の上り口があります。
 研究所縁沿いの急な坂を上がっ
 ていきます。

 研究所を過ぎて、更に風神山に
 登る道。風神山自然公園までは
 車で登る事も可能です。

 

 これより、自然公園。
 ここは風が強く、汗も一瞬で
 ひいてしまいます。

 

 
 写真の左には多賀の河原子海岸、右には久慈の日立港、更に奥には東海の原子力や那珂港が見えます。
 天気が良ければ太平洋の水平線も見えて、とても景色が良い所です。

 

 広場より更に奥に5分程歩いたところに、二つの石碑が立っている。
 風神と雷神の碑である。そこには
説明版があり次のように書いてある。


                 「説明版」

風神山〜真弓神社

          

 ここから真弓神社まではハイキング
 コースとなっており約4.2kmあります
 約1.5時間かかります。

 

 歩きだして10分くらいすると、
 なぜかイスが2個あります。
 イスが向いている方向を見ると
 太田と東海が一望できるポイント
 でした。

 その後もこのような、なだらかな
 コースが続きます。

 

40〜50分くらい歩くと、こんな看板があります。      
ここから少々の登り坂となり、登山ぽくなります。
普段歩いていない人は、ここが結構キツイ
       

          
 更に30分くらい歩くと道路に出
 ます。左に行くと鉱山(採石場?)
 があり、更に下ると真弓にでます。
 右に行くと高鈴方面です。ここで
 は右に行きます。

 すぐにまた別れ道があります。
 右に行くと金沢です。直進方向が
 高鈴方面です。ここでは直進しま
 す。

 

 またすぐに分かれ道となり、直進
 方向が高鈴、左の山道が真弓神社
 方面です。

 

 左上の写真の場所で、自分は一度、この道を左に行き真弓経由で自宅に帰った事があります。
 真弓までは約1時間くらいかかったと思います。更に真弓から自宅まで約1時間かかりました。
 真弓に出たところは県道156号で、そこには「真弓神社入り口」とかかれた石碑があります。しかし、採石場近くの道路に
 一般車通行禁止のトラロープが張られていたので、この石碑の道からは車では、真弓神社にはいけないようです。

真弓神社

        
 高鈴方面との分かれ道から歩
 いて5分程で鳥居が見えます。
 その後すぐに門が見えます。ここらは
 薄暗く、夜は絶対に来たくありません
 真弓神社に到着です。高い場所に
 ありますが、周りは木で覆われて
 いるので景色は良くありません。

 ここまで来る途中には茨城県指定文化財「爺杉」などの看板は無く、辺りを1時間くらい探すがみつからず。
 帰ろうと思ったときに、山林管理をされている感じの人と出会い、爺杉の場所を聞いたところ親切に教えてくれたので行ってみた。

       
 場所は、鳥居を過ぎて門が見えて
 来たくらいのところで、分岐があり
 ます。ここでは正面に門が見える
 ので、分岐の道がある事に気が
 つきません。

 ここを右に行くのですが、人があまり
 いかないようで、草や木がおい茂って
 います。

 

 また、谷に下りていくのでぬかるんで
 おり足元に注意が必要です。
 ちなみに私は転びました。

 

爺杉

 

谷に下りて、左方向に歩いて行くと そこには今まで
の杉とは全然ちがう巨大な爺杉が見えてきます。 

  

いくら見上げても、木のてっぺんは見えない。
この杉にふれて、耳を当てると900年生き抜
いた爺杉の鼓動が聞こえるようです。

爺杉は県の天然記念物に指定されており、根まわり
12.8m、目通り9.6m、樹高 45m、枝張り15mで
県内でも有数の巨杉です。樹齢は約900年と推定さ
れている 

       

以前は婆杉もあったが、明治17年に焼失している
そうです。
婆杉の根元の穴に入ったうさぎをいぶり出そうと
したところ、火がつき燃えてしまったと言う話がある
そうです。