茨城県経営者協会・青年経営研究会 2月例会

      「東海第二発電所・総合研修センター視察」

1.開催日程   平成16年2月13日(金)
2.企画内容   身近にありながら見学チャンスが少なく「知っているようで知らない」
           原子力発電施設の現場見学を行ない、原子力の正しい知識を身につける。
3.講  師    日本原子力発電(株)担当者 殿  
           日本原子力発電株式会社 東海事務所の協力をいただきました。
           http://www.japc.co.jp
4.日程概略

          13:00 発電所「テラパーク」集合・受付

          13:30 ガイダンスセミナー
                 1) 放射線等の基礎知識
                 2) 原子力発電のしくみ
                 3) 東海第二発電所の施設概要説明
                 4) 東海発電所廃止措置の概要説明
          15:00 発電所施設視察
                 1) 発電所外周
                 2) 質疑応答
          16:00 総合研修センター視察

5.報告

 春もそこまで来たかと思われる澄みきった日の午後、研究会メンバーは東海第二発電所の
敷地内にある展示施設「テラパーク」に集合したのです。

        

 はじめに日本原子力発電株式会社の東海事業所長さんからご挨拶を戴き、続いて担当の
方から概要の説明をいただきました。
     
                      地球の自転を証明する大振り子

  

 館内を案内係の解説をいただきながら巡ったあとで見学バスに乗り込み、施設の外周を見学
することが出来ました。

  
      発電を支えるタービンの羽根                東海第二発電所の雄姿

 発電施設は改修中のため、設備修理の業者がたくさん出入りをしており、テロなどの危険を
回避する意味でも、しっかり警備されていました。
 テラパークに戻ると質疑応答が始まり、4年まえの「放射線漏れ事故」の原因と実態について
質問がなされ、丁寧にお答えをいただきました。

          

 移動をして、総合研修センターの見学になりました。
           
                常時、数々の研修を行っている、頭脳の拠点!?





 発電所を操業するのには必ず必要とされる訓練や、そこでで想定される数々の危険回避のための
シュミレーションを、すべてこのセンターで行うことが出来るそうです。

  

 質疑応答が行われて、会長からの謝辞を申し述べて視察は終了となりました。

文責・担当副会長  煙山 弘