国税モニターとしてのお仕事をしてきました 2004・3・5
税というものを理解していくために、モニター自身も申告会場に行って、その様子を
見学することになっています。
日立税務署管内では、一日に数百人が申告にこられるのですが、税務署だけで
受け付けて処理するには、あっという間にキャパシティー不足になってしまいます。
まずは受付からはじめましょう
確定申告の時期にあわせて、特設会場を借りて受け付けるのですが
これが効率よく出来ていてGOOD!
まずは、申告書を書いてきた人のために、受付があります。
自分で書ける人は郵送してしまうので利用者は少ない
中央に座っている3名が税務官
各自が自分のペースで書き込める、二十人分くらいの記入台が大きく取ってあり、
悩んだときのために税務署の職員の方が常駐して、書き方の指導をしています。
税理士会の協力により、相談所が開かれています
根本的な相談のためには税理士さんも常駐しており、相談に乗ってくれるのです。
おまけに……
自動計算のタッチパネル形式の申告書作成用パソコンも並んでいます。
申告者に教える親切な指導員さん 判りやすいタッチパネル
僕もデモンストレーションでやってみましたが、手元に基本的な数字さえ控えてあれば
それを画面の支持に沿って順番に入れていくだけ。
あっという間に税額の計算までしてくれるので、これは優れものです。
そして、自分で記入したものや、パソコンから印字されたものを持って受付に行きます。
記入事項をよく確認してから受理します 申告される人は続きます
申告納税の基本から行けば合理的な窓口として、しっかりと機能している印象を受けました。
郵送による申告も受け付けており、さらには「
国税電子申告・納税システム e-Tax」があり
こちらからも手軽に申告が出来る仕組みが作られているそうなのです。
4月1日から「開始届出書」を受け付けて認識番号の設定や暗証番号に登録をしておいて
6月1日からは全国から電子申告を受け付けることが出来るようになるそうです。
これはとても便利なもので、税理士さんが登録をすることで、かなり効率よく運営されるだろうと
日立税務署の署長さんもおっしゃっていました。
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