献血キャンペーン実施     2004.3.12〜3.15

日立法人会が毎年行っている献血キャンペーンが今年も3月12日から15日まで
日立献血ルーム・さくら」で行われました。

今回からは「血液提供者に過分な金品を付与してはならない」とのお達しもありまして
予算の使い途を思案した結果、献血ルームにお越しの方々にリラックスして頂こうと
足裏マッサージの器械をプレゼントすることになりました。

          
           献血ルーム・さくら の星野所長に目録を手渡しました

   
  3台とも、コンセプトが違うので、ぜひルームで体験してみてください。

     
  法人会事務局の谷井さんと(^^)    北茨城の石崎さんも駆けつけてくれました

今回は、花粉症の薬も飲んでいなかったので献血が出来ました。

看護婦さんに腕を見せると「うわぁ!」と、嬉しそうにのけぞっています???
すかさずお願いをされました。
両腕に針を刺す成分献血の方法があるのですが、協力していただけますか?
片腕に針を刺す方法だと、一度採血をして成分を分離して、また体内に赤血球などを
戻すということを繰り返し行う必要があるために、あまり効果的ではないらしいのです。
これに比べ、片腕から採血して成分を分離してもう片腕に戻す方法だと、いつも体内の
血液の量を一定に保てるので、献血者の体に対する影響はかなり少ないのです。
10人分の血液を混ぜると輸血を受けた人の体内では、10人分の違った白血球と戦う
必要が出てきます。
このために、術後には免疫の低下など、いろいろな危険が伴うらしいのです。
しかし、成分献血では一人分の白血球との戦いだけなので、リスクは低いとのこと。
僕は「どうせならばやっちゃってください!」まな板の上に横たわった気分になりました。

ここで、献血の種類と、その時間、効率を表にしました。

  全血献血 10分間  200ml  1 (10人分を混ぜて輸血する)
   同     20分間  400ml  2 (5人分を混ぜて輸血する)
  片腕成分 50分間  200ml 10 (1回の輸血に使える)
  両腕成分 60分間  250ml 20 (大量に必要とされる人に)


 
 両腕の成分献血は快適です!  石崎さんは片腕だけの成分献血にチャレンジ!

献血は自分のためにするものではありませんが、世界の誰かのために役立つという
意味では、納税行為や社会保険のシステムを支えることと同じように思えるのです。
世界中が、善意にあふれた人の輪で結ばれたなら、どんな病気や怪我だって治せる
のではないかしら?

そんなことを考えながら、60分間を過ごしていたのです。
両腕が動かせないので、鼻が痒かったのにかけなかったのが辛かったけどね。


                      法人会の活動に戻る