韓国を旅して思ったことをすこしだけ。

僕たちを見送ってくれた、美しい富士山
藤田会長を先頭に、国際委員会の西海委員長をはじめとする精鋭たちは
ソウル市外に新しくオープンした仁川(インチョン)空港に降り立ちました。
成田空港よりもはるかに大きなものに仕上がっており、アジアのハブ空港
としての役割を、十分に果たせそうでした。
今はまだ余裕がありすぎる感じではありましたが……
片側四車線の空港直結高速道路をひた走ること1時間、我々はソウル市内に
入ることが出来ました。
旧市街地はまだ奥に行けばレンガ造りの民家が並んでおります。
オンドルを頼りに静かに生活している感じがします。
川を渡って新興のオフィス街に行くと、まっすぐな道路の両側にビルが立ち並び
車のネオンが続くその景観は、光の大河のようでとても綺麗でした。
新市街地にそびえる大型ホテルと、その地下に息づいている地下街を探索です。

新宿にもありそうな電飾の世界 ↑店員の解説を↑ガイドさんに通訳してもらう

↑藤田会長 ↑西海委員長 陽も暮れてお腹もすいて……

ひとりノリノリな西海委員長は「昔取った杵柄?」
夕食の「韓国風焼肉、骨付きカルビ」は画像に収まるまもなく、お腹の中へ。
「マッコリ」と呼ばれる濁酒が美味しくて、悪酔いしました……
翌日は「板門店(パンムンジャン)」の表敬訪問です。
「見学」などと言うほど生易しいものではなくて、いきなり
「皆さん一人一人の責任ある行動が無い限り、命の保障は出来ませんから!」と
バスガイドに脅かされて内外の観光客が行けるところまで行ってみると、まあまあ
のんびりとした雰囲気でした。
観光客が行ける最終地点も、韓国の兵隊さんが守っていました
非武装地帯の入り口にある国連軍のキャンプで「宣言書」を書かされました。
「1、 敵の行動よって危害を受け、または死亡する可能性があります。
事変、事件を予期することはできませんので、国連軍、アメリカ合衆国および
大韓民国は、訪問者の安全を保障することは出来ませんし、敵の行う行動に
対して、責任を負うことは出来ません。」
いきなりこういう文章から始まる「宣言書」にサインを求められて、ちょっとびっくり。

宣言書を書くともらえる、パスカード マイクと兵士を結ぶ線が「国境」でありまして
命を懸けて撮影した一枚とも言える これは北朝鮮側から撮影したものです
一時的に北に入国した僕の記念すべき画像!
命からがらソウル市内に戻ると、宮廷料理と言われる夕食の味もわからぬうちに終了。
気分直しに「ショーパブ」のような店で飲みながら数々のショーを見物しました。

韓国にもいたカンフーの達人たち 目隠しをしたまま美人の頭の上の
リンゴを打ち抜く達人もいました
このほかにもいろいろなショーがありましたが、撮影禁止のものばかりで(>。<)
韓国と言う国を始めて訪れた僕には、料理や風景、美しい韓国美人よりも
南北の悲しい歴史ばかりが、強く印象付けられました。
ツアーの現地ガイドが僕たちには言えなかった「日韓」の歴史についても
僕たちは目をつぶることなく直視して、これからの両国の新しい歴史のために
活かしていかなければならないと、強く思うのでした。
「次に皆さんとお会いするときには、韓国が統一されてみんなが幸せに暮らしている
ようになっていたいと祈りながら、皆さんとお別れすることにいたします」
現地ガイドの「申さん」が、目を潤ませながら言った言葉です。
この旅行を通じて矢面に立ってくれた藤田会長、企画から解散までリードしてくれた
西海委員長、そして僕たちの面倒を見てくれた近畿日本ツーリストの山崎さんにも
深く感謝いたします。
以下、おまけの画像です。

さすがの美声、西海さん 意外にいい声、佐藤さん やっぱり渋いよ、原さん
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