青年経営研究会・六本木ヒルズ視察交流会
と き
2003・7・2(水)
ところ
東京都港区・六本木:六本木ヒルズ
担当
会員交流委員会・関委員長
一家副委員長・磯崎副委員長
小林会長の初めての大きな企画である視察交流会が、梅雨には珍しくさわやかに
晴れた東京の真ん中「六本木」で、西海副会長を初めとする会員交流委員会が企画。
卒業して間もない先輩3名を含めた、総勢23名者参加を得て行われました。
事務局から送られてきた地図を頼りに、地下鉄日比谷線・六本木のホームに降り
立ったときに、何やら懐かしい気配がしましたので振り返ると、昨年お世話になった
相澤さんが近づいてくるではありませんか!?

ハリウッド化粧品の看板があでやか! 異次元空間に入っていくようで……
スーツを着たおじさん二人が連れだってコンコースを進むと「六本木ヒルズ出口」と言う
改札があって、そこを抜けると巨大なエスカレーターが目の前に現れました。
六本木ヒルズがお客さんの為にお金を出して作った近道だそうで、電車を降りた瞬間に
「気分は六本木ヒルズ!」になれるところが、仕掛けの凄いところです。

待ち合わせの蜘蛛のオブジェ「ママン」の下には、事務局の方々と一家副委員長
が僕たちを待っていてくれました。
全員が揃うまでに、僕たちを案内してくれる六本木ヒルズ運営本部ツアー運営室
の渡辺さんと名刺の交換をしたり、付近を散策したりしておりました。
首から白い名札をかけて、メインとなる森タワーに入り、ツアーの開始です。

まず、3Fのシアターで開発コンセプトから今日までの歩みを映像で紹介してもらい
ましたが、まだ核心は闇の中のような感じです。
ここで森タワーを出て、隣に鎮座している新しいテレビ朝日の本社を視察するため
移動しましたが、白いテレビ朝日の隣に広がる「毛利庭園」の緑がとても綺麗です。

総務部の方々の案内で、首からは赤い名札をかけてもらい、未だ半分程度しか
機能していない「テレビ朝日探索の旅」が始まったのです。
渡辺さん(左)と総務の方 う〜む…いい天気ですねぇ
庭に出ると、目の前には巨大な森タワーと少し離れたところに聳える東京タワー。
放送機器やテレビスタジオと言うところを見たことがなかったので、僕は興味津々。
参加者も熱心に説明を聞きながら、デジカメを取り出していました。
テレビ朝日の画像集は
をご覧ください
ドラえもんに別れを告げて森タワーに戻り、
六本木ヒルズツアーが始まりました。
森タワーの目玉と言うべき、52階のスカイデッキを案内してもらうことになりました。
スカイデッキはこちら
都市展はこちら
ガイドさんに案内されて見下ろす都会の街は、まるでミニチュアセットのようで綺麗。
続いて世界の都市をミニチュアサイズで再現した都市展を見せていただきましたが
さきほどの東京の風景と同じものが目の前に広がったときには、感動さえしました。
次に、森ビル株式会社の坂本常務さんからお話を伺う時間になりました。
題目:
「六本木ヒルズ誕生の経緯と再開発の概要」
挨拶をする小林会長 講師の坂本好伸さん
坂本さんは34歳で六本木ヒルズの企画を任されて以来、17年間の長きに渡って
土地の住人たちとのコンセンサスを取ってこられました。
それはオーナー森 稔さんの深い思いが浸透されていたからこそ出来たことなの
だと、気づかされました。
坂本さんのお話には、この土地、住人に対する愛情が溢れていて、僕たちが何か
をするときにも見過ごすことが出来ないヒントに溢れていました。
実際に着工準備に入ってからは、街をどのように形成するのかが大きなテーマに
なってきたはずですが、ここにも森 稔さんの想いが形となって息づいています。
詳しくはこちらの
公式HPから、ヒストリーなどご覧ください。
今度は、ガイドさんに施設の中を紹介してもらえる「ウォーキングツアー」です。
2班に分かれての見学でしたが、僕たちの班には山本寛斎の娘さん「山本未来」にも
似たガイドさんと前出の渡辺さんが付いてくださいまして、商業施設や屋上庭園など
の案内をしていただき、気分爽快で交流会へと向かうことになりました。
ウォーキングツアーはこちら
僕たちが案内されたのは特別なレストランだそうで、料理のサービスも一流です。
ここには
テレビ朝日の小林雄高(ゆたか)プロデューサーと
佐々木正洋アナウンサー
が同席してくださいました。
小林さんは幣会の担当、関委員長の昔からの知り合いと言うことで、ご多用の中を
同席していただくことになったのです。
参加した会員はテレビ界の話題で盛り上がったり、各自の情報交換の時間として
有効な活用をしてくれていたようです。
交流会はこちら
もうひとりの副会長として、小生が中締めをしましたが、そこからが長くて終わらない
交流会でしたので、佐々木さんにお願いした本締めまでには、更にお酒が入って楽しい
雰囲気になっておりました。
僕は翌日も定点観測として六本木ヒルズに向かいました。
今度は一般の客としての視点で見ることにしたのです。
どんよりとした涼しい時間に、別の路線(南北線)で向かうことにしましたが、これまた
面白い発見でした。
ホテルの近くにあった後楽園遊園地を眺めながら、地下鉄の駅に向かったのですが
昨日も4時間以上歩いたので、朝から歩くことが苦になりません。
麻布十番と言う駅で降りたのですが、昨日、坂本さんが言った言葉を思い出しました。
「六本木ヒルズの影響で、麻布十番にも人の流れが戻ったのです」
これは確かだと実感しました。
麻布十番商店街と言うのは、小さなお店が続くのんびりとした道ですが、人がいます。
11時だと言うのに、小粋なカバン屋さんも賑わい、中華料理店も湯気を立てています。
麻布十番商店街のはずれから、六本木ヒルズを見上げてみました。
雑踏のビル群から見上げる この日は噴水が出ていました
地下鉄の乗り方ひとつとっても、僕は慣れていなくて戸惑ってしまいました……
この次の企画である「サマーフォーラム」の講師:泉田豊彦さんは、僕たちの行動に合わせ
例会の時間、六本木ヒルズにいらしていたのです。
サマーフォーラム担当の相澤委員長と増山副委員長は、ツアーを中座して泉田先生との
打ち合わせをしてきました。
「先生もここを見て、今回の企画に負けないような準備と美味しいネタを用意するらしい」
そんな情報が相澤委員長から届きましたので、次回の企画も楽しみです(^。^)
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