綾小路きみまろのほんねとーく
去る、2002年 2月26日に、華々しく開催されました。
昨年の「林家ライス・カレー子」に続いて、新春に送るお笑いのひと時でした。
動員にも心配をしておりましたが、きみまろさんの根強いファンの口コミもあってか
200名に届くかと言う多数のお客様が、ホテル天地閣の席を埋めてくださいました。
氏は、普通20分程度の熱演で精一杯のところ、持っている引き出しを全部開けてくださる
熱演のオンパレードで60分間の長丁場を乗り切ってくださいました。
客をいじるのも、会場をけなすのも彼の話術ですから、知っていながらもお客さんは大笑い。
自分をいじられて憮然とする男の方の反応を見て、お客は更に大笑いなのです。
お笑いの中に、伝えたいメッセージを交えたり、お客様をちょっとセンチにさせたりしながら
彼のペースで60分間が終わりました。
主催をした法人会青年部員は、この後に懇親会を催して、氏と共に楽しいお酒を飲みました。
素の彼は、とても真面目な方でした。
数々の経験と積み重ねた苦労が実って、今の彼がいるわけです。
ぼくは隣で話を聞きながら「僕も将来、話で喰えるようにネタを温存しておこうかな?」
そんな事をちょっとだけ考えた、楽しくて愉快な夜でした。