2002年・7月のメッセージ
社員の皆さんへ 2002・7・8
日立精錬・煙山弘
今月の一言 「目的意識を持とう」
会社を経営するときに、一番大切なことは何でしょう?
社会にとってこの会社がどうあるべきなのか?という存在意義。
世の中に必要とされる仕事をしていると言う自負がなければ労働意欲が湧いては
こないと思います。
私が日高工場で鉛の溶解をしたときには、明確な目的意識がなかったので、
毎日の高温多湿の労働が苦痛でした。
ある日、当時の営業部長(O氏)が鉛の用途について説明をしてくれました。
朝の4時から労働して作る合金鉛が、何処の国でどんな風に生活に役立っている
のかを教えてもらい、自分の仕事へのやりがいを見出したのを覚えています。
世界観を持って仕事をするのが当たり前になってきましたので、家族のために働き
ながらも、同時に世界の人々のために働いている。
世界と競争をしている親会社と同じスタンスで、世界の人々に奉仕していることを
自覚しなければいけないと思うのです。
私の意志を伝える役目の鈴木部長を通して、皆さんに伝えたいのはこういうこと。
・共通の目的を持つために、よく話し合おう。
・意識をお客さんに向けて、奉仕しよう。
・求められる幸せを感じよう。
朝礼やグループ活動を通して会社の意思を感じ、意見を述べて自分の目的意識を
明確にして行き、そして常に、みんなでその意識を共有してもらいたいのです。
身の回りはめまぐるしく変化していきます。
どんな変化にも対応できる人間に、進化していきましょう!
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